”E-BIKE”

自転車好きに限らず、新聞や雑誌などの媒体のどこかに、

E-BIKE” (Eバイク)「イーバイク」という単語を、目にするようになった。

Eとは、”Electric”=電気であり、Bike=自転車。つまり、電気自転車のことである。

そう!な~んて事はない、私達の良く知っている、”電動アシスト自転車”なのです。

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良く見るものとしては、このような、一般自転車で、

毎日の、買い物などに使い易く、「坂道をラクに走れる」という魅力が詰まっている。

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特に、子供を育てている、お母さんには、大変喜ばれていて、

保育園への送迎も、お買い物も、快適に出来ちゃうのだな~!!(^^)!

軽くて、楽ちんで、快適で、気楽で、便利で、頼もしく、まさに夢のような乗り物。

ママの、今一番欲しい物ランキング」では、常に上位に君臨するのも、納得だ。

 さて、

そんな、便利で気楽な乗り物、電動アシスト自転車の世界に、

新たなカテゴリー(性質)が追加されたのだ。

それは一般車と異なり、スポーツに特化したタイプの、電動アシスト自転車。

通称=E-BIKE”である。

E-POWER

今までのような、「ラクで使い勝手の良い」という、実用の世界ではなく、

スポーツとして、楽しめるパワー感があり、往来品とは別物であるのだ。

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モーターユニットも、スポーツ自転車としての性格が組み込まれる=”専用品”が使われる。

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 そんな中で、注目を浴びている、モーターユニットは、

日本の”SHIMANO”。ドイツの”BOSCH”。

この2大メーカーである。

シマノと言えば、自転車のコンポ―ネントを作っている、世界的に有名な会社であり、

ボッシュは、電動工具や、クルマの電装部品などを作っている、これも有名な会社です。

どちらも共に、素晴らしいチューニングがされていて、また、完成度も高い。

実際に試乗してみたが・・・それはもう、素晴らしかったです。\(^o^)/

何が違うのか??? それは、

踏んだ瞬間からの、蹴飛ばされる加速が、劇的である」こと。

旧い表現をするならば、「ドッカンターボ」・・・、

いや、もっと大げさに言えば、「ロケットエンジン」である。

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電動アシスト自転車の概念でもある、 「モーターの力で助けてもらっている」という

意識は、どこにも無いし感じなかった。

むしろ、「モーターのパワーと格闘している」というか、

「モーターの力を引き出して走る事に専念する」という気持ちが強く出たほどだ。

 

アシストバイクは、負けた者、老いた者の乗り物なのか?

ここで、ハッキリ申し上げたいのは、

”E-BIKE”は、挑戦的なライダーが選択するマシンである。

それなりの乗車体力、判断力、テクニックが必要になる。・・・それは、

電動アシストという加速装置を、いかに効率よく、また賢く使えるか?

ここが全てになって来るのです。

マナーの悪い、チャラチャラした不良ライダーには、乗ってもらっては困るほど、

圧倒的なパワー感と、道路を走る喜びが、”E-BIKE”にはある。

少しばかり、皆様に対して、「挑戦的」な表現をさせていただき、

いささか、不愉快に思われている方もいると思われますが、

それだけ、極端に違う乗り物である事を、知っていただきたいのです。

以前にも、この場で話をしましたが、

”E・BIKE”=「新・新時代」の乗り物として、捉えていただきたいのです。

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反論もあると思う。「アシストでスポーツを語るのは筋違いではないのか?」

そう考える人は、それで良い。

ぜひ、人力にこだわって下さい。=^_^=

私自身、旧い人間ですから、E-BIKEなどの”新新時代”には戸惑いも、否定もある。

しかし、自転車に乗る楽しみは、様々な考え方が在って、良いはずです。

ロードレーサーとか、MTBとか、普通の”人力自転車(バイク)”の遊び方は、

・汗をかき、自分を追い込み、坂道を上ったり、距離を伸ばす、

アスリート的な事柄や、

・テクニックや、バランス、タイムなど、走行能力や体力を競いあう、

コンペティションな要素があったり、

・さらには、風を感じ、身体を動かす、気持ち良さが、あったりする。

それはそれで良い。そういうシンプルな事こそ、本来の運動(スポーツ)である。

そこには、”E・BIKE”には出来ない、オモシロさと愉しさがあるからだ。

 ロードレーサーやMTBに乗って、たくさんの汗をかき、脚をきしませ、

心臓を躍らせながら、高原まで走ることは、「挑戦」という喜びがある。

「もっと早く…、もっと力強く…」これを目標に持つ事が、モチベーションになり、

体を鍛え、減量し、そして、身体も、顔立ちも、シャープになって行く訳です。

これこそ、真のスポーツであり、電気モーターの助けなんて、どこにも必要無いのだ。

それらを、良く良く知った上で、

”E-BIKE”の可能性と静寂さを、お薦めしたいのです。

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クルマやオートバイではなく、自分の脚で漕いで、踏んで、高原まで行きたいのです。

林道の奥の奥、水がわき出ている秘密の場所に、行ってみたいのです。

そこはかつて、身体を鍛え上げた人達だけの、”聖地”であったかもしれませんが、

新・新時代の乗り物=”E-BIKE”を駆り、「少しの冒険心」を想うだけで、

その極上の地に、気軽に行く事が出来る訳です・・・。

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もっと楽しくもっと愉快に、”E-BIKE”の可能性を、試してまいりましょう!

 

今年、タカヤマサイクルは、”E-BIKE”を販売してまいります。

アフターフォローも、完璧にし、

皆様に、心配なく、お乗りになっていただけるように、日夜努力してまいります。