ザ・カスタム

自分の思い描いたように…、またアイデアを形にすることは、

とてつもなく、楽しいですよね。(#^.^#)

それが、ザ・カスタム…。

今回は、その一台をご紹介します。

使用したものは、700C純ロードレーサーのフレーム

ユーザー様(ご依頼者)より、「このフレームを使って〇〇にしたい~」とご相談とアイデアを頂きましたので、

この度、面白可笑しい自転車を作ってみました。

一見、普通のロードレーサー、またはグラベルのように思えますが、

実は、小径自転車=ミニベロなのです。

最も大きな特徴はここ。異径の小さいホイールを取り付けた事です。

使用したタイヤは24×13/8(WO)(ETRTO540)を装着。

これを700C用のロードレーサーフレームにドッキング🚀

実に相性が良く、気軽にふわっと乗れる自転車が出来上がりました。(*^^)v

さて、この自転車を作成するにあたり、少々問題もあった。

そもそも700C用(ETRTO622)のフレームを流用し、

無理やりミニベロ化するのですから、当然、色々ありますね…。

 

問題① 小さいタイヤを付けると、ペダルが地面に当たる。

なるべく小さい、例えば20インチのホイールを付けた方が、見た目も可愛くミニベロっぽくなるのだが、

車体が下がり過ぎて、ペダルが地面に当たってしまうという大きな問題が起こる。

それでは、極端に短いクランク(子供用)を使えば良いのか?というと、

これでは人が乗る自転車としては成立しなくなるのだな…。

どうしよう~困った。(-_-;)

そこで考えた結果、ギリギリの答えが24インチ(WO)でした。しか~し、

これでもホイール径から計算すると、約40mmも最低地上高が下がってしまうのだ…。

解決策としてクランクの長さを※152mmという少しだけ短いものをチョイス。※(一般車のサイズです)

普通は170mmだから、理論上18mmの確保が出来る。

そして、タイヤの厚さもプラスし、計算上約20㎜の下がりに止まった。

よし。これで一応、普通の走行は可能になったぞ。(*^^)v

問題② ブレーキ(キャリパー)が合わない

ホイールが小さいから、ブレーキ(アーチ)が届かないのです。

その対策として、BMX用の大型のブレーキキャリパー(75㎜)を使用するか、

または、ホイール軸(ハブ)に付けるか、どちらかになります。

普通に考えれば、大型キャリパーの選択の方がラクだし安価で良いのだけれど、

面白味が無いので、ハブに付けるタイプをチョイス!※(現在販売終了品)

これを取り付けるにあたり、専用部品を作成し、何とかクリアー!(^^)!

リアブレーキも同様に、ハブに取り付けるタイプで対応~。

シフターは、シマノ製のSTI。TOURNEY2×7変速。

ハンドルは、DIXNA/バンディ。ドロップ&リーチが小さく、末広がりのデザインが特徴で、握り易さが抜群に良いのです。

そして両エンド部を15㎜切断し、バランスと使い勝手を最優先。

ディレーラーはクラリスを使用し、それっぽさを演出!

コグは、ボスフリータイプ(14-34T)を使用…。

実はというか本来ならばHGタイプ(11-32T)を使用し、小径でも高速域を伸ばす計画のだったが、

昨今の諸事情により、部品(ハブ&ブレーキ)の入手が大幅に遅れる為、とりあえず写真のような仕様で一旦納車…。

入荷次第、改めて車輪を作り替え、きちんとしたマシンとして完成させる計画。

2度手間ですが、まずは一刻も早く乗ってただく事を最優先にしました。(^_-)-☆

ギヤはスギノ製。50×38T シルバークランクで高級感を演出。

ラクに乗れるように、補助ブレーキも装備。ここもシルバー色だぞ。

いかがでしょうか…。

実際に、この24カスタムバイクで走ってみました。

~~その感想です。~~~

まず、走り出してすぐに、「漕ぎだしが軽く、加速が早い~」と思えた。

タイヤの厚さも有ってか、クッション性も抜群に良いので、乗り心地もGOOD。

ソフトでクッションの効いた大きなイスも気持ちよく、ドカッと座って漕ぎ続けられました。

ハンドルは高めで、またDIXNAのハンドルとの相性が良く、とてもリラックスして走れましたし、肩も凝らないのもベリーグッド👍

この自転車は、立ち漕ぎして、ビュンビュン走るよりも、ゆったりと走行する方が似合いますね。(*^^)v

最も心配だった、ペダルと地面の干渉ですが、普通の走行では、全く問題はありませんでしたし、クランクの短さがデメリットになることは無く、逆に妙に軽さを感じるほどでしたので、全てがうまく調和したと思います。

ただし、極端なバンク(キャンバー走行)や、自転車を傾けて走れば、ペダルが地面に当たる事もあるかもしれませんね…。

まあ~これは、ユーザー様には注意をして乗っていただければ良いので、ここは問題無しとしましょう~。

※店長はBBハイトが低いフレームが好きな上に、180mmの長いクランクを使用してますから、コーナーで倒し込んだりすると、ペダルが路面に干渉する事もありますし、その怖さも知ってます。MTB(175mm)でもトレイルの盛土にぶつけてしまう事も多々あります…。そう考えれば、この24カスタムバイクに問題なんてありません。私は堂々と太鼓判を捺したいです。

カスタムは楽しいものですね…。

どんな小さなことでも、また考え描いたアイデアがございましたら、

ぜひお声をかけて下さいませ。

出来る、出来ないは別にして、まずは、その思いを伝えていただければ、

私は一生懸命に、ご提案したいと思っております…。

”愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長:高山真

自転車がある風景と生活を、応援致します。

使い易いもの へ

夏休みも終わり、なんとなく寂しくなりましたね…。

でも、空を見れば、まだまだ~夏🌞です。

今からでも遅くないですよ。この夏やり残した事を、欲張って楽しんでまいりましょう~!

話は変わって、最近ステキなCMを見た。

「人生には、飲食店がいる。」

人がいて、話をして、笑って、飲んで、食べて…、時には泣いて、怒って…。

だって、だもの。 「人生には、飲食店がいる。」

さあ、今日も元気にまいりましょう!(*^^)v

 

さて本題です。今日の話題はこれ。「使い易いもの へ」

恥ずかしながら、現在の店長は、手の親指に少々問題があり、動きも悪い…。

その為、瞬間的な(親指による)操作は、苦手です…。(>_<)

自転車は(特にMTBは)、親指操作のものが多く困ります。その為、個人的についついグリップシフター付きの自転車を選び乗ってしまうのだけれど、本職が自転車屋のメカニック=”問題解決人”としては、他の方法はないものかと探し、色々と考え、試行錯誤しております。

上の写真は、MTB用のDI.2(左)レバーを、逆に付け2本の指で操作する方法

これはこれで良かったのだが、ストロークが以外にも長く(大きく)、またスイッチの感触が重いのも難点…。さらに、走行中にブレーキレバーを引きながらの操作は出来ず、私の思う通りの走行(操作)は不可能だった…。

その改良版として、別のスイッチを付けたこともあった。

ストロークは短くなり、そこは改善され快適にはなったが、操作そのものはやり難く、上記と同じく、走行中にブレーキレバーを引きながらの操作は出来ません。

これでは以前のような、思い通りの山道走行は不可能です…。(>_<) 困った…。

その次の対策として、ロードレーサー用のブレーキレバー(STI DI.2)を付けてみた…。

レバー部に、シフトアップ&シフトダウンのスイッチがあるので、操作もラクになった。

今までの中では、最も使い易く、理想に近い…。

ただし、凸凹だらけの山道で、この操作が上手く行くのか??という課題も残る。

「これは慣れが必要だろう~」という安易な結論が出て、しばらく使いこんでみる事にしたのだった。

”慣れ”。そう「慣れれば、こっちものさっ!」という単純な発想(答え)が良いのだな。(良いのか?)

MTBは山道を走る機材。上手く走らせる為には、先を読む能力とテクニック(スキル)が必要。経験者の方ならすぐに判るだろうが、特に、ブレーキング時に、次の路面や勾配を考え、同時にギヤチェンジをしなければならない場面は沢山ある…。

それらを踏まえ考えると、

結論を言えば、やはり、このスイッチの位置では、どうしても無理があるのだった。そして今更だが、ず~っと親指を使わないでシフトする方法を考え、今までなんだかんだとやってみたが、実はこれ、見た目が違うだけで、結局は全く同じ事を繰り返しているだけだった事に気が付いた…。

個人的に力の入らない親指をハンドルに残したまま、人差し指、中指を使う事。そして凸凹道で上半身を支えるのは、今の店長には出来ない訳である…。下りも上りも、ハンドルをしっかり握る事は不可能。また素早いシフトは出来ず、結果、モタモタする事が多いならば、これを使う意味がないのである。

どーする?オレ…。(-_-;)

でも、あきらめない。超意地っ張りな店長です。

それで、次に考えたのが、レバーを逆様に付ける方法。

判るだろうか? 左右のレバーを入れ替え、スイッチが下向きに付いてます。

以前、シマノ社から販売されていたMTB用のSTIレバーを知っていますか?

とても使い易く、現在でも本気で欲しいと思うほど、素晴らしい仕組み(装置)でした。

これを、現在のSTI DI.2で再現したという訳。

このスイッチを、指の背中で押し上げます。

パッパッパっと、一瞬でギヤチェンジがOK! 時間にしたら0.3秒

ブレーキレバーも、しっかり握れます。

 

左手レバーのスイッチは、シフトアップ(速くしていく)の為だけ。

右手レバーのスイッチは、シフトダウン(軽くしていく)の為だけ。

誤操作を防ぐために、E-TUBE.PROJECTで、全てのスイッチを統一。

そして今日現在、このまま使っているが、今のところ問題はなく、気に入っている。

ハンドルの形状や、レバーの位置など、欲張りたいところは多々あるが、

まずは、これでしばらく様子を見て行こうと思う。

結果や感想は、また追々、お伝えしたいと思います。

私に限らず、誰もが身体には多少の問題を抱えていることがある。

それが欠点であるのなら、何かでカバーすれば良いだけだ…。

私は自転車屋であり、メカニックです。機材で助けられるなら、アイデア投入も改造も、どんどんやってあげたいと思うし、そうしたいと思う。

でも、それが正しい答えであるかは分からないし、中途半端な改造であったり、逆に使い難くなる事もある…。それは覚悟の上。

答え探しとしては、少しでも自転車遊びが楽しくなる方法と手段を見つける事。ただそれだけです。

私は一生懸命、ご提案申し上げたいと思います。

 

何かお悩みがございましたらご相談下さいませ。

愛の自転車伝道師 タカヤマサイクル店長:高山真

カスタム

寒い毎日ですが、いかがお過ごしですか。

2月も後半に突入ですね。という事は、もうすぐ春が来ます…。

春=springバネ(スプリング)のように、伸び上がる季節です。

大きく飛び立つ為にも、今は心のバネをギュッと縮め、踏ん張ってまいりましょう!

今日は、カスタムの話です。

自転車を、自分の好みに仕上げる事はオモシロいですよね。

特に、長く所有した物を、作り直すことは、実に愉快です。(^_-)-☆

ベースとなったのは、ブリヂストン・レイダック(約30年前)

これをクラシックな香りがする、スポルティーフに変身させました。

雰囲気が、大きく変わりましたね。

アルミ製のドロヨケが、カッコイイのです!

ブレーキレバーは、”ダイアコンペ204QC”

ケーブルはクラシックに、コイル形状が見えるタイプを使用。

 

元は白色(ペイント)のクランクでしたが、剥離し磨きあげた結果、新品のようになりました。(#^^#)

ヘッドパーツも交換。TANGEの輪行用をチョイス!

ブレーキ・キャリパーは、ロングアーチ(57mm)のダブルビボット型に交換し、制動能力をアップ!

 

現代のカセットに対応させるため、ハブも変えちゃいました。

エンド幅が異なるため、スペーサーで調整~。

旧いフレームですので、多少の狂いはあるものです…。

その為、ホイールのセンター出しは、実際にフレームに付けてから調整。

最後に、飛び出し過ぎたシャフトを切断し、ホイール作業は終了~。

軽い走りを望み、14-34Tの特別仕様の8段ギヤを作成~!。

9段変速をバラし、8速用の間座+TOP14T(8速用)をミックス。

クロスレシオとなり、脚の負担が軽減されるのだ。👍

さらに

・バーテープ、サドルは本革風(フェイク)で演出。

・Wレバーはダイアコンペの”ENE CICLO”

・ペダルは、MKS BM-7 横長タイプ

う~ん。カスタムは楽しいですね~。!(^^)!

さて、改造や、カスタムをする時、頭の中や、机の上では成立しても、

実際には、想像通りにいかない事があるものです…。

慣れている私でさえ、実際、作業を始めてから、「ダメだった」という事は、多々あります。(-_-;)

その時には、「切る、削る、穴を作る、溶接する」などの加工をしたり、

また、何かの部品を流用したり…と、アイデアと勘で仕上げて行きます。

 

カスタムは、本当に楽しい遊び(愉楽)です。

量産品ではない、自分だけの仕様車を作るのですから、とても感慨深く、嬉しいことだと思います。(^_-)-☆

作業している私でさえ、毎度ウキウキ💛しますし、ついつい熱中します。

皆さんの、”自分仕様” おしえてください。

一緒に、作成してまいりましょう!

プチ・カスタム

12月になり、気持ちの上では何かと忙しいですね。

「今年やり残した事を、また思っていた事を、急いで実現しなくちゃ!」

な~んて考えても、”急いては事を仕損じる”事も?多く、

落ち着いて進めたり、また地味に続けることが良いと思いますが、皆様いかがでしょうか?

脳内BGM♪ チムチムチェリー 「私は、えんとつ掃除屋さん」

煤で汚れても喜べる町一番の果報者。うん、いいじゃないか。

 

さて、自転車の紹介です。

ピナレロ(伊太利)の”GAN” エアロ・ロードレーサーです。

カタログモデルは、各部品の色がブラックですが、

展示品は、シルバー色に交換。(シマノ105 R7000)

PINARELLOの文字がシルバーだから、合わせてみました。

さらに、仕様変更として、フロントギヤ=52×36T

リアギヤ=11~34T。ディレーラーはロングゲージ(GS)に交換。

 

レーシングスタイルを好む方のは、この最大34Tの大きなギヤは不必要だろうが、

純粋にサイクリングを愉しむ方(店長のような)には、この歯数11~34Tワイドレシオが、とても重宝するのである。

またFギヤを大きくすることで、効率の良い伝達と、

低ケイデンスが可能となり、無駄にペダルを回すことが避けられる。

また下り坂でも、脚の疲れを取る手段として、ペダルを回したいから、

F52T×R11Tは、大歓迎というわけだ。

ピナレロは純粋なレーシングバイクですが、高級なスポーツ自転車とも言えます。

だからこそ、自分仕様が欲しいのす。その一つの答えが、このカスタムGAN。

ミッドナイトブルーの車体に隠されたその魂は、いつでも凛とし吠えるのだ!

 

ピナレロ:GAN サイズ53 カスタムモデル

販売価格:306.900円(税込み)

 

 

 

カッコいい自転車を、さらにカッコ良くして、カッコ良く乗る。

だから、カッコいいんですよ。(#^^#)

空気圧

今日は、”空気の圧力”のお話です。

店長のマウンテンバイクは、GIANT社製の、アンセム(27.5)で、

軽さ、乗り心地、加速、走破性能 ともに優れており、気に入っております。

毎朝、乗っていますが、「すげーな~!(^^)!」と常に思っています。

ある日、ふとタイヤを触ったら、前後共に凹むではありませんか!?

あちゃ~空気を入れてなかったんですよね~。3か月以上も・・・。(-_-;)

タイヤの空気圧表示(表記)を見ると、1.8~3.7barが適正みたいだ。

まあ、この辺は適当で良いかな~って事で、2.5bar入れてみた。

当然ですが、触っても凹まないのであります。

「これなら更に、ラクに速く走れるぞ~」ワクワク。(#^.^#)

ついでに、サスペンションの空気圧力も上げちゃおう~

「一般道では、あまり動かない方が良いから、1.5barアップだっ!」

走行性能が格段に上がる期待を胸に、翌日の走行を楽しみに待つのだった。

そして、乗ってみた。しか~し、

ぜんぜん良くない。ぜんぜん進まない。ぜんぜん楽しくない。

乗り心地は悪いし、グリップ力もないし、全く心が踊らない。

空気を入れて、性能アップしたつもりだったが、結果として、全く逆の事をしてしまったのだあああ。

あちゃちゃちゃちゃ~~~(-_-;)(反省)

・・・とまあ~コメディチックなこの事例、

実は、皆様の自転車でもよく有るミスセッティングで、

空気を入れ過ぎた結果、本来の性能(自転車の持つ最高性能)が発揮出来ないのである。

まずサスペンション。

硬ければ、柔らかければ、良いってもんじゃないのは誰もが承知。

これは、その人の走り方(ライディングフォーム)で決めて行くのが正しいわけで、

同じ体重であっても、ハンドルの位置や、サドルの位置、

さらに踏み方(立ち漕ぎ頻繁、ビンディング使用時)全てにおいて違う。

その為、メーカー推奨のセッティング(活字、数字)は参考でしかない。

この辺りは、机の上でいくら考えても、コンピューターで解析しても、

出てくる(出せる)ことではないのだな。

カッコ良く言えば、経験から見つけられる”奇跡の賜物”っていうワケ。

店長の場合、サスペンションは、伸び上がる事を重視するようにしている。

1G´では、半分沈み込ませ、ペダリング時は、サスの伸び上がりを使い、加速させる。というセッティングを好む。(詳しくは省きます)

その為、アンセムに入れた、過剰な空気圧が邪魔して、「好みの走り方が出来ない=楽しくない」となったのです・・・。

そして、タイヤの空気圧力・・・。

基本は、空気をたくさん入れる事で、接地面積が減り、転がり抵抗が無くなり、軽快な走行が出来るのです。

しかし、空気を入れ過ぎたタイヤは硬すぎて、タイヤの持つクッション性とかグリップ力が失われてしまうのです。

その為、2.5bar入れたアンセムは、想像上は軽いはずなのだが、

タイヤが大地(アスファルトさえも)を捉えず、MTBとしての良さ(乗り心地、グリップ感)が無くなり、「これも結果として=楽しくない」となったのだ。

タイヤの空気圧といえば・・・、

店長のロードレーサーは、タイヤの空気圧は、5.5bar

7~8bar(100~120PSI)を基準としているライダーから見たら、

かなり低い数字ですし、「はあ~!?何やっちゃってるの??」である。

でも、その数字こそ、己で見つけ出した”黄金空気圧数”なんですよね~。!(^^)!

道路=アスファルトとはいえ、細かい凸凹は沢山ある。道も荒れている。砂も浮いている。

また上れば下る。急な山坂道で、「おっとっと・・・」となる事も頻繁にある。

空気圧を若干落としたタイヤは、若干変形しグリップ力も上がり、踏ん張りも効く。

乗り心地も良くなり、一般道路を走る事が苦痛にならずにいられる。

低圧によるデメリット(リム打ちパンク、最高速減)も解っているから、

それらを考慮しても、個人的には、メリットしかない。(と思っている)

「自転車チューニングの基本は、空気です。」

 

何事も基本は大切ですが、やってみなくちゃ判らない事は沢山ある。

空気をもっと入れる、逆に抜く。

趣味なんだから、誰にも迷惑かけないし、「こうすれば良くなる=発見」と捉え、バンバンやってみましょうよっ!

空気なんて、お金もかからないしさ…。(#^^#)

私は「空気をどう操り、味方につけるのか?」が大切だと思っています。

さあ、アナタだけのセッティングを見つけて、

そして、心から愉快なサイクリングを楽しんで下さいね。