PINARELLO

ロードレーサー界の王者、ピナレロ社(イタリア)。

(写真は、プリンスFX) 実に、カッコイイのであります!

レースの世界では、常勝マシンとして名高い、ピナレロ・バイク。

高級カーボンバイクだけ・・・と思いきや、

リーズナブルなマシンも、提供しているのだ~。

PRIMA 128.000円

信頼性の高い”6001-T6”アルミフレームを採用したロードレーサー。

”UCI”認証も所得している、ピュアレーサーなのだ。

ホリゾンタルフレームも、新鮮でカッコイイ~!

グニャリの曲がった”ONDAカーボンフォーク”を採用し、

一発で「ああ、ピナレロだぁ!」と解る。

ホイールだって、カッコイイのです。スポークの組み方が、個性的!

エンド部にも、注目~! 調節ネジが付いてます。(=^・^=)

これは、フレームが歪んだり、ホイールのセンターが出ない時などに、とても便利な機能なのです。

コンポーネントは、シマノSORA。

キャリパー(ブレーキ)も同グレード”SORA”を使っていますから、効きもバッチリ!

マニアは「せめて105」と言うが、「普通に乗る」ならば、SORAでも十分だと、私は思っています。(^-^)

 

さて・・・、

ピナレロバイクを語る時、最先端のカーボン素材の事や、アシンメトリックの事や、ONDAデザインが・・・などついつい「高度な話」ばかりしてしてしまうのだが、

レース界の王者ピナレロであっても、まずは、

「誰もが乗り易く、愉快で楽しい自転車作り」が念頭にある訳です。

今日紹介している”PRIMA”は、同社ラインナップ上、もっともベーシックなモデルの為、飛び出す特徴や、話題性は低いのだが、

愉快で楽しい”は、存分に練り込まれています。もちろんレースにだって、堂々と参加出来ます。

事実、私(店長)が、このPRIMAに乗った時「おお~楽しい~♪欲しい~♪」と思ったほどだ。

踏んだ瞬間に、びゅんっと加速するし、急なハンドリングにも、ピタリと付いてくるし、無駄に左右に深く振っても、問題も不満も見当たらないのだ。

「アルミバイクって、こんなに走るんだっけ? スッゲ~♪」と感じました。

さらに、正直なところ、同時に乗った、超高価な部品で完成されていた”最上級マシン”より、素直にオモシロかったです…。私のライディングスキルが低いから(高級部品らを支配下に納められない)という理由が最もかもしれませんが、

PRIMAの方が、気楽とか、気安さ(易さ)もあり、大きく親しみを感じつつ、その内にある、競技車両としての「危険な荒っぽさ」も十分にあり、リアルレーサーとしてワクワクさせてくれた事を、報告させていただきます。

安価でも、きちんとした物を作っている。うん。やはりピナレロは凄いのだな。

 

ピナレロ:プリマ

カラー2色:イタリアンブルー(パールシャイニー)

BOB(マットブラック)

メインコンポ:シマノSORA 2×9速

販売価格:128.000円

新・BOMA

高性能カーボンロードレーサーを手掛ける”BOMA”社から、

2019年の新型モデルが発売されました。

”Sai”(サイ)

T800カーボンを使用した軽量フレームだ。(1300g F/F)

後部デザインも美しいですな~。

シートステーは、とても薄く作られている。

振動吸収性能に、大いに貢献している事だろう。

BB取付部はBAS(JIS ネジ切り) 異音がしなくて良い。

DI2のコードも通し易いように、内部の穴が大きいのもグッド!

フルアウター仕様時にも、対応し、ユーザーの思い通りの施工が可能だ。

 

この新型”SAI”は、昨年発売されたTOPモデルのCIEL(28万円)の

セカンドグレードだと思っていただければ、解りやすいと思います。

↓・・・・・(CIELの説明)・・・・・・・・↓

CIELは、新テクノロジー”DM2”(フレームの強度を上げる技)を採用した上に、

さらに究極の軽量にこだわり、BB部は圧入タイプを選択。

フレーム表面すら、あえて飾らないUDカーボンを使用し、

「闘うバイクとは、こういうものだ!」と、次世代ロードレーサーを目指したもの。

ダッシュも、ダンシングも、ブレーキング時も、振動吸収も、次元が違うのだ

それが、ザ・スーパーマシン”CIEL” 販売価格は28万円。

※(CIEL 2017年9月10日 紹介)

 

うん。良い事は解った。しかし

「28万円か~良いんだけど…、金銭的にもう少し手が出し易いのが欲しいな~」

という人も多いだろう…と思われる。

そこで、出て来たのが、今日紹介している、”Sai”18万円という訳だ。

”CIEL”と比べた時、気になる数字的な所としては、金額の差10万円。そして、

①重量差+180g ②TOP長-5mm ③リアセンター+5mm である。

 

・・・解り易く伝えるならば

「ちょっぴり重く、ハンドルまでが短くてラクで、後が長く安定していて…」と言う事だ。

この、新モデル”Sai”を、メカニックとして見るならば、

・”BB部にネジ切りを採用した事”は、多少の重量増加になったとしても、問題発生率が少ないという理由で、大変良い事だと思う。

・リアセンターを5mm伸ばし、28Cタイヤまで装着可能とした事も良い。

・TOP長の5mmに関しては、フォークの長さや角度などから出て来たものなのだろうから、深く気にする数字ではない。と思っている・・・。

究極のレーサー”CIEL”に近いコンセプトで、しかも、お安いというならば、

”究極”を目指さなくても良いライダーには、うってつけ ではないかっ!

という事で、

お手頃な価格で、次世代カーボン車に乗りたいなあ~」という人に、

ぜひ、お薦めしたい”Sai”です。

レストア終了~!

ランドナーのレストアが、終わりました。

これが、作業前のもの。

傷みが、激しいです・・・。

それを、タカヤマ・マジックで、「♪チチンプイプイ~」

どーだ~! バシッと仕上がりました!

テールランプも点灯します!(ダイナモ)

ヘッドランプも、きちんと点きます。(^。^)y-.。o○

サビも全部取りました。

”年式相応のヤレ具合”を残しつつ、”きちんとした整備品”のランドナーです。

さあ、この自転車に乗って、何処に行こうか!?

 

少年だった頃のボク…山から見る夕日を、手掴みしていたあの日…。

何を考えて、何を夢見ていたのか、今はボヤけて解らない。

大人になったボクは、素直に夕日を掴めるのだろうか…、

正直な行動や、夢を、応援出来ているのあろうか…。

触られたくない思い出もあるだろう。しかし、それも自身だ。

半ズボンの少年に、もう一度戻ろう。

自転車に乗って、まぶたの裏を、見に行こう。

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すわようバザー

諏訪養護学校 バザーのお知らせ

2月8日(金) 茅野市 べルビア

2月9日(土) 茅野市 メリーパーク

        岡谷市 レイクウオーク

開催時間 10:00~11:30

あるんだよね…。

「成功は、失敗の積み重ね。いや、知恵と反省の積み重ねである。」

 

販売店や、メカニックにより、アイデアや施工技術は違う・・・。

機械に対して、向き合う店は、様々な知恵をドンドン投入して行くものだ。

しかし、その時は「絶対良いぞっ!」と思った方法ではあったが、

結果は「ダメだったか…」という事も、残念ながら多々あるもの。

古今東西、成功は、知恵と反省の積み重ねである。

これは、自転車の裏側(BB下)の写真です。

ワイヤーガイドという樹脂のレール部分に、ケーブルが走る仕組みなのだが、

さらに滑りが良くする為、ホースを流用し、性能を上げるという施工です。

全国のショップでも、メーカーでも採用した、素晴らしいアイデアでした。

たぶん、皆様の自転車にも、付いていると思われます。(=^・^=)

もちろん、私もそれを、良いと思い、堂々と自慢げに施工していました

しかし・・・。

動きが悪くなる事もあります・・・。

ホース内部に、砂が入ってしまうのだ。

※(写真は、ホースを裂き開いたもの)

右のホースに、ビッシリ砂が入っているのが、解りますか?

(これだけの砂が、入っていました・・・。)(>_<)

ホースの中には、ジャミジャミした異物が入っている訳ですから、

ケーブルが、正常に動くはずがありません!

机上の理論」としては、実に素晴らしいアイデアであったが、

”自転車は外で使う乗り物”である為、結果はダメだったという、理解し易い失敗例だ。

でも、だからと言って、「これがダメだ。」とは言いきれないのです。

走る条件は、人により様々で、上のような施工が良い事だってある。

一部のカーボンフレームなど、「絶対にホースが必要!」という物もある。

砂が入らないように、もっと長いものを先端から使うという方法もあるし、

マシンにより、ユーザー様の使い方により、施工も改造方法も変わるというものだ。

自転車の持つ最大の能力を引き出す事への執着、こだわり。

その為に、思考錯誤(しこうさくご)を繰り返していますが、

無駄な努力に終わる事も、多いです・・・。(^_^;)

失敗を言い訳するつもりはありませんし、恥ずかしい話だとも思いません。

これからも、気が付く事があれば、どんどん投入して行きます。

当店が販売する物、携わるものは、”最高”でなくてはなりません。

他店との違いは、こんな小さな気持ちだけです。(^_^)

「これからも、あなたの為に、全力で働きます。」

皆様はライダー。私はメカニック。

これからも、よろしくお願い致します。

 

”愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長:高山真

乾き…。

寒さが厳しい毎日ですが、皆様、体調はいかがでしょうか?

冷え症で、乾燥肌の私としましては、この時期が最もツライです。

「潤い(うるおい)」がなくなって来ると、何かとあるものですなあ~。

体も、心も、自転車も・・・。(+_+)

そんな事で、(どんな事で?)自転車の話に変わっていくのだ。

後車輪には、フリーホイールという部品が付いています。

乗車時に、ペダルを止めると発生する♪パチパチ音”がそれです。

内部にはツメがあり、バネの力で伸びあがります。

このツメが、内部のギザギザした壁を擦るので、パチンパチンと音が出ます

(構造の話は、これで終わり)

良く見ると、ツメの側面が焼けている事が解ると思います。

ここは「壁を擦る=金属部品が触れ合う場所」ですから、仕方がないのです。

その対策として、この部分にはグリース等の油が必要になる訳です!

フリーホイールは、「①ギザギザの壁+②鉄のツメ+③グリース」

この3つが合体して、性能を出しているのだ。

金属音が甲高く聞こえるようになったら要注意ですよ。

定期的に分解し、グリースアップをしましょう。

上と、似たような話で、

電動アシスト自転車の、ペダルが踏めなくなった・・・という依頼。

「えっ?踏めない・・・?」

いろいろと診て行くと、モーター内部の、あれだという事に気が付いた。

モーターのカバーを外してみると、「ハハ~ん、やっぱりなっ!」。

 

ここにも、ツメがあるのだ。

油分が無くなり、ツメが固着してしまった為のトラブル。

定期点検やオーバーホールの必要性を、感じて下さいませ。

タカヤマサイクルの、”情熱のオーバーホール”随時受付中です!

分解、洗浄、グリースアップ、ケーブル交換 (25.000円~

サビ付き、汚れた自転車も、ピカピカに仕上げます。

作業期間:約1週間~2週間

ご依頼お待ちしております。 (店長)