新・BOMA

高性能カーボンロードレーサーを手掛ける”BOMA”社から、

2019年の新型モデルが発売されました。

”Sai”(サイ)

T800カーボンを使用した軽量フレームだ。(1300g F/F)

後部デザインも美しいですな~。

シートステーは、とても薄く作られている。

振動吸収性能に、大いに貢献している事だろう。

BB取付部はBAS(JIS ネジ切り) 異音がしなくて良い。

DI2のコードも通し易いように、内部の穴が大きいのもグッド!

フルアウター仕様時にも、対応し、ユーザーの思い通りの施工が可能だ。

 

この新型”SAI”は、昨年発売されたTOPモデルのCIEL(28万円)の

セカンドグレードだと思っていただければ、解りやすいと思います。

↓・・・・・(CIELの説明)・・・・・・・・↓

CIELは、新テクノロジー”DM2”(フレームの強度を上げる技)を採用した上に、

さらに究極の軽量にこだわり、BB部は圧入タイプを選択。

フレーム表面すら、あえて飾らないUDカーボンを使用し、

「闘うバイクとは、こういうものだ!」と、次世代ロードレーサーを目指したもの。

ダッシュも、ダンシングも、ブレーキング時も、振動吸収も、次元が違うのだ

それが、ザ・スーパーマシン”CIEL” 販売価格は28万円。

※(CIEL 2017年9月10日 紹介)

 

うん。良い事は解った。しかし

「28万円か~良いんだけど…、金銭的にもう少し手が出し易いのが欲しいな~」

という人も多いだろう…と思われる。

そこで、出て来たのが、今日紹介している、”Sai”18万円という訳だ。

”CIEL”と比べた時、気になる数字的な所としては、金額の差10万円。そして、

①重量差+180g ②TOP長-5mm ③リアセンター+5mm である。

 

・・・解り易く伝えるならば

「ちょっぴり重く、ハンドルまでが短くてラクで、後が長く安定していて…」と言う事だ。

この、新モデル”Sai”を、メカニックとして見るならば、

・”BB部にネジ切りを採用した事”は、多少の重量増加になったとしても、問題発生率が少ないという理由で、大変良い事だと思う。

・リアセンターを5mm伸ばし、28Cタイヤまで装着可能とした事も良い。

・TOP長の5mmに関しては、フォークの長さや角度などから出て来たものなのだろうから、深く気にする数字ではない。と思っている・・・。

究極のレーサー”CIEL”に近いコンセプトで、しかも、お安いというならば、

”究極”を目指さなくても良いライダーには、うってつけ ではないかっ!

という事で、

お手頃な価格で、次世代カーボン車に乗りたいなあ~」という人に、

ぜひ、お薦めしたい”Sai”です。