メンテナンス DTハブ

”DT・SWISS”というブランドのハブ(後回転部)です。

軽くて、シンプルで、凄く良いんだよね~。高級品だ。

で・も・ね・・・。

 やっぱり、メンテナンスが必要です!  時々・・・というか、

頻繁に分解して、グリースアップをする事で、

DT・SWISSの性能は保たれます。

半年以上何もせずに使っているユーザーの皆さん。

急いでショップに持ち込みましょう~。

 構造的には簡単で、このギザギザの中に、

この2枚の部品が入っているだけです・・・

表面のギザギザ形状が、このように噛み合う事で、駆動力を伝えるのだ。

ペダルを止めたり、逆回転すると、噛み合わせが外れるので、

フリー音の「カチカチ♪」と音が出ます。(解るかな?)

その為に、この隙間に”グリース”を塗る事が凄く大事なのですね~。

 

その部品を内側と、外側の両側から、

2本のスプリングで押しているだけという、実にシンプルなものだ。

 (構造の話はここれ終了~)

さて、

”車輪の回転部”と言っても、後ハブには2種類の仕事があります。

1、軸の回転。速度や軽さに影響する場所。

2、フリーボディ(カチカチ♪音のする所) ペダルを止めても自然に回る場所。

※(今回は、この2の場所を、お話ししております。)

カンパニョーロでも、シマノでも、マビックでも、全て同じ!

上級機種になればなるほど、この部分のメンテナンスが必要です。

自分のホイールが、どんな構造になっているのか興味のある方は、

ぜひ、購入店で相談してみて下さい。 ※(購入店である事が大事!)

全国の専門店は、高い知識とスキルを持っていますので、

優しく教えてくれるでしょうし、その方法(メンテのタイミング)を伝えてくれます。

行きつけのショップやメカニックに早速相談だ!

 

ここで、大事なのは・・・

過去にも、何度も何度も言っておりますが、

趣味性の高いものを購入するという事は、

そのような”アフターケア&サービス”も一緒に買うという事です。

いつでも修理やメンテが依頼できる・・・相談できる・・・がセットだという事。

それが、時に有料である場合もあるし、無料である場合もあるし、

ショップとお客様のお付き合いにより、変わる場合もある・・・。

専門店には専門店の考え方もあるし、良くも悪くもプライドもある。

商品を選ぶ時、購入する時、メンテナンスをする時、依頼をする時には、

お店選びも慎重になりたいものです。

 

皆様の自転車のある生活を応援します。

愛の自転車伝道師 タカヤマサイクル店長:高山真