王者が放つ・・・。

こんなにカッコイイ自転車が、発売されるんだって~!

 

イタリアンバイクの王者、ピナレロ社から、放たれるNEWマシン。

その名は、”GREVIL”(グラヴィル)

どーです!この流線形のカーボンフレーム。美しさと強さを併せ持っていますね。

遅ればせながら、ピナレロからグラベルロードが販売されます。

 

さて、この自転車を語る前に、少々お話しを・・・。

 

最近流行りの、グラベルロード・・・。「えっ!?グラベルロード???」

聞いた事もない人も、いるかもしれません。

これ、簡単に言えば、”現代版のサイクリング車”なのですが、

少し違う意味を含む”中間的な自転車”を、指してもいます。

このグラベルの意味というか、「何がいったいグラベルなのか?」

その基準が良く解らないし、なんだか雲の中でモヤモヤしながら展開されているのが現状だ。

一般的に言われているのは、

「舗装路でも、ダートでも、どちらも走れて・・・」

「安全なDISCブレーキが付いていて・・・」

「太いタイヤも入れられて・・・」

「レースではなく、快適な気持ち良いサイクリングが出来て・・・」

「ロングライドも可能で、多様性も・・・」  エトセトラ、エトセトラ。

つまり、この”グラベル~”を、私なりにシンプルに伝えるならば、

”勝手気ままに、どこでも、どこまでも走れる事” と言えるでしょう。

えっ!?だったら、MTBでも、ロードバイクでも良いのでは?

つまり、考え方の問題だけでしょ!??

うっ・・。そうなのだ。確かに、考え方だけになってしまう・・・とも言える。

ロードバイクだって、覚悟を決めれば、ダート走行だってツーリングだって可能だし、

凸凹タイヤのMTBで、アスファルトの長距離サイクリングも出来ちゃうし・・・。

そう、そうなのだが、上記の例では無理をしている要素が多々ある。

そこを、もう少し快適にし、無理と苦痛から解放する事が重要であるのだ。

そんな事から、あえて答えるならば、

快適で、活き活きとした、走る事が楽しい自転車乗りのスタイルこそが、

”グラベルライド”なのだと思います。

夢いっぱいに語る訳でもなく、用意されたドラマも必要ありません。

乗って、個人が楽しいことが、一番前に出て来る走りや機材が、グラベルであり、”近代のサイクリング車の形”だと思います。

そんな事で、

機材屋(メーカー)が、この何とも掴めない、モヤモヤしている定義を、

カタチにするのですから、簡単ではありません。

ロードだったら、軽く、速く。 MTBだったら、強く、壊れず。

グラベルだったら、・・・・? やはり難しいのです。こんな世界がグラベルです。

この難しい課題に、この度挑戦したのが、王者であるピナレロだ。

では、その勇敢な姿を探ってまいりましょう。

①まずは、シルエット。

イタリアブランドらしい、魅惑的な流線形は、一発で、「あっ!ピナレロだ!」と解る。

この個性こそピナレロであり、他社にはマネのできない最も大きな事だ。

あなたの目には、どんな風に映っているだろうか・・・。

 

②ジオメトリー(各寸法)http://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/pinarello2019/grevil_geo.php

グイッと傾斜したシートステー(縦パイプ)や、チェーンステーなど、ペダルを踏んで走る面白さが、想像出来る。

ホイールベースが短めで、ロードバイクとほとんど変わらないっていうのが凄い。だるく眠い走りはさせない。レーシング・ピナレロのDNAは、生きている。

BB(ペダル)の高さもGOOD! ※ここ大事!

 

③ホイールとタイヤの多様性

このバイク(フレーム)は、700Cや27.5(650B)ホイールが装着可能で、

ライダーに合った仕様で完成させることが出来るのだっ!

MTBのような走りをしたいならば、27.5×2.1のタイヤで山へGOGO!

ロードバイクのように走るならば、700×23Cで、ビュンビュンと風になるのだ。

道が見えない”未知の旅”では、700×42Cタイヤで、安心快適なツーリングを。

このように、タイヤやホイールを変えられる”多様性”や、”多目的要素”を持たせたバイクこそが、ピナレロの出したグラベルロードの一つの答えである訳だ。

超軽量なロードバイクを購入したが、路面を選び過ぎて疲れてしまう事もある。

強く戦闘的なMTBが好きだが、もう少し高速域を味わってみたい。

「何かが違う。刺激的な何かが、欲しい・・・」と考えるならば、

ぜひ、グラベルロードを選択してはいかがだろうか?

きっと、あなたの”心のツボに合う”と思います。

マシンも、走り方も、あなたのオリジナル!

楽しみの奥深さが、ググッと増していく事、間違い無しだね。>^_^<

 

ピナレロ GRAVIL

販売価格:フレームフォークセット 380000円

販売価格:アルテグラ完成車    530000円

http://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/pinarello2019/grevil.php