テクニックを伝授

カンパニョーロのブレーキシュー(ゴム)の交換の話です。

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少し前の(旧型)タイプは、交換が大変ですね。

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ホルダーに入っているだけの簡単な構造・・・だが、なかなか外せないんだよね。

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まず、バイスプライヤーで掴んで・・・

さらに、ドライヤーで30秒ほど温めます。ゴムを柔らかくします。(写真なし)

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コジると(ひねると)隙間が出来ます。

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ここに、ドライバーを差し込み・・・グイッと押し込めば~

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シュワッと外れていきます。そのままプライヤーで引っ張れば~

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はい!外れました~。

そして、ホルダー内を奇麗にしてから、新しいブレーキゴムを付けます。

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滑り易いように、石鹸水やパーツクリーナーを少量だけ付けると、ラクです。

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床に押し付けるようにして、グイッと一気に押し込みます。

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これで、完成です!

 

いかがでしょうか?参考に下さいませ。

 

ブレーキという箇所。素人が手を出して良い場所ではありません。

くれぐれもご自身のスキルと相談して、作業を試みてください。

 

 

オーバーホールが大切

 

寒くなりましたね。ラジオからは、♪クリスマスソングがばんばん流れるシーズンです。

X・masソングと言えば、ワムでしょう~。…って、毎年~言ってますね (^_^;)

路面も凍結が心配されるから、自転車乗りには不向きになって来ました。

そこで、シーズンOFFになった今、愛機のオーバーホールをしましょう!

 

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一年しっかり乗った自転車は、あちこち不具合が出ているものです。

ハンドルを引き抜こうとしたら、あらら~抜けません。

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必殺技で、抜くことに成功! (これだけで30分の格闘)

このヘッド周り(前部分)のサビの原因は、”汗”です。

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フレームの一部も錆びてます。アチャチャ~(>_<)

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下ワンを外して、サビ取りをします。ブラシだけでは落ちないから”やすり”も使います。

↑(この使い古しが、良いのだ。これがノウハウだ。なんちゃってね)

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奇麗に処理して、ペイントして、ワンを付ければ、「はい!」復活です! !(^^)!

サビは、一生懸命乗った証。気にしないっ! どーって事は無い。

こんな小さな問題は、タカヤマの店長に任せておけ。ど~ンと来い!

 

さてさて、

毎度毎度、同じ事を言っておりますが、(以前も、お話しましたが、)

時々、お客様が、気を利かして「洗ったり、きれいに磨いて・・・」などしてから

お持ち込みいただく事がありますが、自転車は汚れたままで構いません。

私はぜんぜん、気にしませんし、そういうものだと思ってます。

汚れたバイクを持ち込み、数日後には、奇麗になってリフレッシュされている

これが、”有料のメンテナンス”本来の目的であり、意味だと思います。

全国の、ショップによっては、

”奇麗にしてから持ち込むのがマナーである”…というケースもあると聞きますが、

タカヤマサイクルでは、全く問題ありません。(^_-)-☆

皆様、深く考えず、気楽にお持ち込み下さいませ。

 

店長の、情熱のオーバーホール 随時受付中~!

ご依頼、お待ちしております。

 

作業内容:完全バラし、洗浄、ケーブル交換、サビ取り、グリースアップ

基本料金:25000円+消費税

お預かり日数:約1~2週間

 

空。

空を眺める時間が増えた・・・。ついつい見上げてしまう。

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うろこ雲が、美しい・・・。

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こんな感じが好きです。青い空。白い雲。 雲が吸い込まれるような(溶け込むような)

そんな感じがいい。見上げれば、「何かが見えるのだ・・・。」

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焼け空が美しい。心に沁みて、切ないくらいだ。

脳内BGM♪ ”夕焼けの歌” byマッチ ←クリック!

この数週間、黄昏時には、この歌が頭を廻る・・・。

この、”夕焼けの歌”気持ちが入り過ぎて、しばらく封印していたのだが、

何かが、錠を壊し、今ここに出て来てしまっている。…情けない。

気持ちを切り替えて行こう!ええいっ!振り払って、元気出して い・く・ぜ!

同じ”空”なら、これが良い。

青い空・白い雲 ttps://www.youtube.com/watch?v=zim-2CjvBhA 

幼少のころから聞いているが、すごく元気が出る!

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忘年会の季節ですね!

呑み過ぎないように、ご注意くださいませ。

 

クルマの話。

今日は、自転車とは全く関係ない話題。クルマの話である。

 

店長は、運転がものすごく下手だが、クルマが好きです。

無駄だと言われようが、「クルマ無し」の人生は考えられません。

特に、カッコいい~スポーツカーが大好きです。

まず、日本車だったら、

NISSAN・フェアレディZがNO1だと思うんだよなあ~。

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真っ直ぐ前を見て、涼しい目でハンドルを握っていたら、それだけでクール!

男のクルマ”というセリフが、とことん似合う。年齢問わず、場所を選ばす、カッコいい。

古典的なFRにこだわり、「スポーツカーとは何だ!?」と追及する姿勢が好きだ。

昔、読んだクルマの雑誌に、

「男なら・・黙って、Zのハンドルを握れ!」という一節があったが、

これが頭から離れない。

毎度毎度、カタチから入るナンパな私ではあるが、

いつの時代でも、”フェアレディZ”は世界に誇れる”硬派”なクルマだと思っている。

あの頃はスーパーカーブームもあったし、外車がモテはやされたが、

ロングノーズのZは、本当にカッコ良かったなあ~。

S130のマンハッタンカラーにTバールーフは、息を飲む鋭さがあり、

またどことなくトッポイ感じ(不良性)が、個人的には大興奮の鼻血ぶ~・・・。

Z32は、イタリアンスポーツカーの匂いを感じつつ、新時代のスポーツカーとして、

提案されたZ。スポーツカーにもオートマッチクミッションという提案も新しかったし、

3リッター・ツインターボは、その一文だけで、男の心を揺さぶるに十分だった。

黄色いZがカッコ良く見えたのは、私だけだろうか?

Z33・34はロングノーズ・ショートデッキデザインに戻り、「オオ、クール!」

エンジンも3.7リッターと大きくなり、世界のスーパースポーツとして、君臨している。

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単純な頭の店長は、

とにかくビッグ!ハイパワー、ハイカロリー、これこが、ザ・クルマなのだ。

特に、アメリカ車・・・この、存在感はたまらなく魅力的なのです。

どーですか!マスタング・マッハワン。長いボンネットが悪っぽくてカッコいい!

生活感がまったく無いところが、凄くイイ!

乗り易さだとか、実用性だとか、そーいう話は無し!ナシ!なし!

心臓は、OHV・V型8気筒・400馬力。どーだ。それだけで男って気がするね。

ガーンと乗りつけて、バーンとドアを開けて、高台から海を見つめて拳を上げる!

「♪デロデロデロ~」8気筒エンジンのアイドリング音が腹に沁みる。

意味も無く、アクセルを目いっぱい踏みつけて、タイヤを鳴らして走り去る。

それだけで、カッコいい~ >^_^<

 

少年期に見た、映画”トランザム7000”で、クルマを走らせる魅惑を知り、

マッドマックスでは、V8スーパーチャージャーで武装した戦うファルコンに熱くなり、

マイアミバイスでは、白いテスタロッサ(フェラーリ)が夜の海沿いを走る・・・

暴力的なパワーとエレガントさを合わせ持つ”クルマ”は、やはりカッコいいのだ!

 そんな事から、「クルマは大人の男の所有物である!」と強く感じたものでした。

testarossa

 

クルマが好きでも、所有出来ない時はある。(誰でも、そうだよね。)

私も若い頃は、いろいろな理由からクルマを買うなんて出来なかったけど、

夢(ただの欲しいという気持ち)は離れられなかったなあ~。

セブン、セリカ、スカイライン、Z、シルビア、スープラ  あ~欲しい×100。

夢は夢・・・現実には、家に在った軽トラックでドライブを楽しんだのだ。

2シーター、ミッドシップ&4WD&スーパーチャージャー。4速フロアシフト。

クーラー無し!ラジオも無し!どーだ。スパルタンだぜ。(ただ付いていなかっただけ。)

・・・気分だけはスポーツカーを運転していたのです。(^_^;) あはは。

 

そんな事で、(どういう事で?)

”クルマ”・”オトコ”

この2つのキーワードを匂わすモノが、心を熱くさせるのだ。

先ほども言ったが、

とにかく ビッグ! ハイパワー、 ハイカロリー。

暴力的な”チカラ”と”エレガント”さを合わせ持つマシン。このこそがいい。

店長(私)は、弱い・・・。気持ちも小さい。飛び出す勇気はまったくない。

運転も下手っぴー。右折が苦手。バックも苦手。縦列駐車・・・ダメ。

それに、スピード恐怖症。(スポーツカーに、似合わない性格だな)

エレガント・・・? まったく無い!心身どこにもない。ダサダサ人間代表だ。(>_<)

だから、無いものに憧れる。

似合うとか、ふさわしいとかは、やめよう。

好きなものは、好きなんだ。・・・それだけだ。

 

自転車もそうだ。

ロードバイクを、レーサーとして速いスピードで走らせようとする事はいいけど、

キメ付けられるのは嫌だ。もっと自由でいい。我がままでいい!

雑誌に掲載されている”下りのテクニック”なんて、一般道では使えない知識だ。

真似して交通事故に遭っているようじゃ、やらない方がいい。

流行の…ヘンテコな特殊体形向けのポジション説明なんて、必要無い!

(・・・と、決めつける店長も、どーかと思うが?)

もっと普通に、もっと優雅に、自転車と付き合ってはいかがだろうか?

好きな自転車に乗る。うん、それだけで、良いじゃないか!

 

12月です。

風邪などひかないように、お過ごしください。

 

 

 

 

 

 

違いはどこに?

 

これ(写真)はロードレーサーのブレーキです。ではここで意地悪な問題です。

この2枚の写真を見て、違い(ちがい)はどこにあるでしょうか?

まず、NO1

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続いて、NO2

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解りますか?・・・もう一度、良~く見て下さい。(^_^;)   後半へ続く。

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店内の装飾は、クリスマスバージョンになりました。

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(後半)

さて、先程の2枚の写真、何が違うのか・・・。

その答えは、「バネの強さ」でしたあ~。って、見ただけじゃ解らないよ (>_<)

上の写真は、ノーマル状態。 下の写真は、弱めた状態。

本当に、見ただけでは、全く解りませんよね~

このような一見では判らない地味な調整が、とても大切で、必要なのです。

 

自転車、もしくはコンポ(パーツ)というものは、

メーカーの出荷段階では、完璧な”部品”として組み込まれてはいるし、

そのまま販売しても(取り付けても)使用上、全く問題は無い。

今回のような、ブレーキという部品もそうだ。普通には効く。

しかし、握力の弱い小さな手で、ブレーキを握った時、きちんと効くのか?

理論的(機械的)には、ブレーキレバーとの相性は良く、作動もするし効くのだが、

その人(ユーザー)に合っているのか?と言えば、

「う~ん、どーでしょうか・・・??」と濁らせて答える事になる。

だから、全国の高度なメカニック達は、手間を惜しまず、分解し、

バネの強さを、弱める(調整する)ことで、操作性能を上げるチューンをしているのだ。

私も、その一人です。(^_-)-☆

当店の自転車、スポーツ車も一般車も然り、

特に子供車には全て、このチューンナップが施されている!

だから、カタログに掲載されている、吊るしの物とは大きく異なり、

すご~く扱い易くなっている訳だ。

皆様、ご安心くださいませ。

 

さて、

メーカーが、これで良いと言って販売しているのに、そこまでやる必要はあるのか?

 

「当然です!専門店ですから!」

そして、

 

タカヤマで購入するメリットは、

ここにありますっ!」

 

部品の集合体である自転車、その最大の能力を引き出すのが、タカヤマチューン!

カンパニョーロだろうが、シマノだろうが、乗り手に合わせることが凄く大事!

http://www.takayamacycle.com/?p=393  ←過去の記事より

 

何件かの自転車屋さんを回って、最終的に「タカヤマサイクルでの購入を決めた!」

そのようなお客様のご期待に応えらる為に、全力でやります!

新車の販売も、修理も、オーバーホールも、それはもう”ギンギラギン”ですよ。

脳内BGM♪ byマッチ

 

寒くなりましたね。

お風邪などひかないように、お仕事や勉強をして下さい。

素晴らしい12月をお過ごしください。