晴れた空

梅雨に感謝・・・。だって、いつもより、晴れがステキに感じるんだもん!

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いい空だ。いい雲だ。いい空気だ。

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ラベンダー・・・。”時をかける少女”を思いだすね。(旧い~)(^_^;)

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朝陽に照らされた我の影。(長いシルエットに酔いしれる店長・・・。)

脳内♪BGM ”遠い世界” 「遠い世界に~旅に出ようか~」

http://www.uta-net.com/movie/3226/

※「凄く良い歌なんだよね~、じっくり聞いてみて。」(*^_^*)

(特に、3番の歌詞に、グッとくるんだよね・・・)

 

 

どこでも走るんだ!

 

「 道(路面)なんて、選ばない・・・

    気が向くままに、右へ左へ、その先へ・・・」

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KOGAの”クロスレーサー・グラベル”です。

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太めのタイヤ(38mm幅)を装着し、凸凹道でも走破が可能だ。

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路面や天候の変化にも、安定した制動力を保つ、DISCブレーキが付く。

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コンポ(パーツ)は、シマノ:クラリス2×8段仕様。

ドロヨケや、キャリアなどを装着し易いように、ネジ山(ダボ)が付いている事も嬉しい。

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KOGAの特徴として、カッコいいグラフィック=模様がある。

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ハンドルステムのデザインも、イカしている!「ヒュ~♪」

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フロントフォークも、とにかく、いちいち、かっこいい!

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「おお~OH~・・」

 

この自転車を前にして、競技的な話はやめよう。

乗ってオモシロイ。ペダルを踏みつけて走る事を愉快にする。これが”クロスレーサー”。

(名前がレーサーっていうのがひっかかるが、ここは触れずにスルーしよう・・・。)

砂利道だろうが、山道だろうが、田んぼのあぜ道だろうが、どこでも走破出来る事が、

この自転車に与えられた使命。

凸凹道がOKって言うんだから、道路に良くある”車道と歩道の段差”も問題ない。

つまりは当然、街乗りにもバッチリ使えちゃう~という訳だ。

純粋なレーサーに比べて、タイヤが太い分、無駄な神経は使わない所が良いね。

路面を選ばないという事は、クルマとの並走時も、

路肩走行(小石、ガラス破片など)が気にならないのは凄くイイ。

もちろん、最高速度と、絶対的な走行上の軽さ(体感的)は劣るが、

神経質にならないっていうのが、この自転車の最大の特徴!

 

そんな事で、

「ドロップハンドルのスポーツ自転車に乗ってみたいけど、色々な意味で不安だな~」

と思っている方には、このクロスレーサー・グラベルがお薦めだ。

 

さて、この自転車の提案としては、

ずばり、サイクリング

割れて荒れたアスファルトでも、安心して走れる太いタイヤ。

雨でも安定し効く、DISCブレーキ。

このクロスレーサーって、サイクリング車として、凄くいい機材なんだよね。!

まずは、前後左右にしっかりしたキャリアを装着。(ダボが在るってスバラシイ)

そこへ、サイドバックやパニアバックを付けて、現代版のランドナーとして使いたい。

当然、雨対策用に、しっかりとした前後のドロヨケも付けたいな。

ライトは、ガンガンに明るい物を選んでおこう。

サイクリングの目的は、「旧い道を走る」・・・これだけ。

この、「旧道」というワード・・・何かドラマチックな気がするのだぁ~。

そこに”旧いトンネル”なんてあれば、さらに気分が盛り上がる~!

トンネルってちょっと不気味・・・、真っ暗な闇に包まれたその中はどうなってるかな?

明るいライトが役に立つね。その先に何が在るのか?ワクワクドキドキだ。

旅は冒険。サイクリングは、少年期を思い出す最高のイベントなのです。

行った事のない場所に、自転車で行くっていうのが、オモシロイし愉快なのだな。

距離じゃない。時間じゃない。・・・数字で語る世界はここには無い。

帰りには、雨に降られてしまったら、さらに良い・・・。

雨が霧を呼び、風景が凝縮されて行く・・・。それがまた幻想的で良いんだな~。

何も考えず、ただ走る自分に、心底から笑えちゃうぞ!

 

時には、このようなサイクリングを楽しみたいものだ。

 

KOGA クロスレーサー・グラベル

販売価格:124800円

カラー コガブルー

 

 

 

 

気持ちがイイ。

「気持ちがイイのです。」朝のサイクリングをする目的は、それが先頭です。

身体を伸ばして走る。街を眺める。そして、我に酔いしれる。だから愉しいのです!

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朝陽を全身に受け、隠れてしまった”やる気スイッチ”を表に出します・・・。

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街路樹のツツジが、朝陽に当って、眩しい~。

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丘に駆け上がって街を眺める・・・

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良い一日になりそうだなあ~。 「やっほ~!」

よし、今日も張り切って行きましょう~っ! \(^o^)/

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「紹介します! GIANT星からやって来た”戦士アンセム”です・・・。」

間もなく、店長のマシン、”NEWアルカディア号”として、発進いたします。

どうぞ、よろしくお願い致します。

ただいま、組み立て作業が行われておりますので、

近々、完成した状態でご覧いただけると思います。

制作コンセプトは、「いかに我をラクにするのか・・・」

そして、サブテーマは

「障害なんて、機材でカバー。苦しい事は、笑ってしまおうぜ!」です・・・。

お楽しみに~!

そろえる。

自転車の性能~。

フレームをはじめ、パーツ(コンポ)やホイールがどんなに良くても、

それを引き出す為のセッティングや調整が、必要なのです・・・。

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販売店やメカニックにより、組み立ての仕方が違うのは、皆さんもすでに承知。

だから、完成された自転車を見れば(触れば)、技量やセンスが解ってしまうのだ。

 

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見た目から最もわかり易いのが、このケーブルの長さや、取り回しである。

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左右の長さが統一されていると、「やるなっ!」と思う。

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新型の自転車だろうが、高価な部品を使おうが、

ケーブルを見れば、持ち主の”自転車に対する気持ち”が解ってしまう・・・。

そう!ユーザー様が買った店(販売店)や、付き合っているショップの技量や思いも、

ユーザー様の愛車の陰に(中に)、見え隠れしているです・・・。

「気が効くショップと上手く、付き合っているんだな・・・」ってさ。(^_-)-☆

 

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さて、実際、

「このケーブルって、数センチ違ったところで、どのくらい走りに差が出るのか?」

と言われても、走行する上では、実はそんなに大きな影響は無い・・・。

しかし

短すぎれば、ハンドルを回した時には、つっぱってしまい、外れる事もあるため危険だし、

長過ぎれば、ケーブルの曲がりが無駄に大きくなり、結果、動きの抵抗も出て渋くなる。

スポーツ用、一般用、子供用、とにかく自転車の全てにおいて

良い自転車の条件には、

ブレーキとギヤチェンジの操作は、軽い動きとタッチが要求されるのだ。

 

以前からお話しをしているが、

自転車は、メーカーが組み立てるのではなく、販売店にて組み立てられている。

その為、販売窓口の整備士(メカニック)により、性能差が出るというのは事実である。

「売れば良い。」とか「販売台数が多い事がエラい!」としか考えていない店は、

”組み立ての技量や、商品に対する思い入れ”など、全く興味がないだろう。

ましてや、ケーブルの長さがどーこーなんて、「はあ~???」でしかないのだな・・・。

 

量販店と専門店の違いは、ここなのだ。

全国の優秀な整備士やメカニックは、ここを黙って そろえて来る・・・。

機材の持つ最大の能力を引き出すためのチューンを、黙々とするだけなのだ。

ケーブルの長さ&取り回しの調整は、チューンナップの基礎中の基礎なのです。

 

無駄に知識ある・・・というか、頭でっかちのユーザー様の中には

「滑りの良い”テフロン加工”されたケーブルを使っているから、大丈夫~ (^<^) 」

な~んて言う人もいるが、

私達メカニックから見たら(言わせたら)、「プっ(笑)」である・・・。

”きちんとした上”で、良い物を使えば、さらに能力が上がるのだろうが、

デロデロ、ゴチャゴチャ しているケーブルでは、性能もなにも無いのである。

 

もちろん、長い事が悪いばかりではない。

輪行(リンコウ)などする場合は、長い方がハンドルが抜き易いし、

整備性としては、長い=余裕とも言えるので、部品を外す時には作業性が良いのだ。

つまりは、”ユーザー様の使い勝手”を考えた上で、”長さの調整”をして、

”使用目的最高性能”が出るようにする必要がある。

 

ただ、私(店長)に言わせれば、

トンガッタ自転車=ロードバイク(レーサー)に、整備性など求める気は無い!

そもそも、ケーブルが内蔵されているバイクに、整備性もなにも無いじゃないか!?

自転車が、美しさを求めているのだから、それを組み立てるメカニックも所有者も、

美しさを追求するべきである。

高級車が・・・高級なパーツが・・・全てが機能美であるのだから、

それをユーザーに提案し、また応えるのが、優秀な販売店であり、メカニックです。

 

まあ~はっきり言えば、

ユーザー様は、ライダー。ただ、乗る事を楽しめば良い。

私は、メカニック。その自転車を、きちんとします。 ※(二人三脚の成立)

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自転車のグレードや価格なんて、整備には関係ない!

自転車やパーツの持つ能力(ポテンシャル)を最大に引き出す事に徹する。

どんな自転車だろうが、徹底的にやる!

これが、タカヤマサイクルの流儀。

 

あなたの自転車はいかがだろうか?

高価なパーツを使う前に、ケーブルを見直す事の方が先だと、

私は思うんだ・・・。

 

 

 

KOGA・キメラ

以前の相棒だった”KOGA・キメラ”

 

再起動!

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改めて(2年ぶりに)乗ってみると、感じる・・・。

「うわっ・・・か、硬い。」

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石畳は、「ガタガタガタ~~~~うわうわうわ~~~」って感じです・・・。(-_-;)

依然とポジションは変えていないのだが、

ハンドルは遠いとじるし、サドルもイマイチ合わないようなが・・・。

ポジションが「・・・・~。」な訳です。 つまりは、

なんだか上手く乗れないのだ・・・。 困ったなぁ~。(^_^;)

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な~んてね。

毎年、シーズン初めは必ず、このような戸惑いと疑問を抱くのが恒例。

ましてや、違う自転車なのだから、違和感は当然という訳だ・・・。

1週間ほど乗りこむと、ハンドルの遠さも気にならなくなるし、

”おしりの位置”も安定して来るものなのです~。

そうなんです。要は、”慣れ”なのです。

 

 平地ではやや遠いハンドルポジションが店長の好み・・・。

横から見ると、脇の角度(腕と体のライン)が一般論より広いのだ。

その為、疲れた時(気分や体調など)には、とても遠く感じるのだけれど、

ヒルクライム(登り坂)になると、水を得た魚のように、ガンガン進む!

「これだっ!この感覚だっ!」 TOPチューブの長さが、とても良い感じでグッド!

15%を越える坂道では、「もはや敵なし!」と思えるホド?素晴らしい。

これこそが、KOGAのキメラだ!

無駄な立ち漕ぎと、大袈裟な振り込みが愉快でならない。(^<^)

前タイヤの位置と重心位置が、気持ち良いほど「ドンピシャリ」と合っている為、

とにかく安定して左右に振り込む事が出来る・・・。

「BBハイトが低い」事も、貢献しているのだろう・・・と思われる。

 

しばらく、振動吸収性能に特化した”LOOK・657”ばかり乗っていた為、

対反する”KOGAキメラ”の、”飛び出た性能”と、

「乗れるものなら乗ってみろっ!」というキメラからの”挑戦的なメッセージ”に、

戸惑ってしまった・・・という訳だ。

 

KOGAキメラ・・・改めて”ロードレーサーの定義”を考えさせられた。

勝てるライダーが、その瞬間に間違いなく勝ちに行ける性能を与えられたマシン。

いつでもどんな時でも、「勝つための自転車」である事。

レーシングバイクである以上、快適性は無視するこの主張が、たまらなく尖がっていて、

私は大好きだ。

もう一度、このマシン”怪物キメラ”を乗りこなすぞ!

 

緩い(ゆるい)ロードバイクも確かに良い。

柔らかで、優しい自転車って、それはそれで素晴らしいのだが、

尖がった(トンガッタ)ロードバイクは、理屈抜きで、そこにあるだけで魅力です。

昨今、刺激のない物がモテはやされて、なんだかツマラナイ・・・。

クルマは、パワーが無くなり、排気量は小さくなり、”優しさ”を重視・・・

ビールは、苦みが無くなり、淡麗辛口で、のどごし重視。料理を邪魔しない風味が特徴。

もちろん、その人の好みであり、時代に合ったものが流行るのは当然だが、

どっかんパワーでGO!GO!GO~!

ビールは苦くて、「くう~プふぁ~、げっ」

ロードレーサーは、「神経質で疲れる~」

 

強烈な刺激・・・いいじゃないか!

私はそういうものに、囲まれていたい。(と思う・・・。)

 

~~~~ 久しぶりに乗り出す方々へ、ちょこっとアドバイス。~~~~~~

じっくり、ゆっくり、練習を重ねて行きましょう。

急激な練習をすれば、身体に無理が掛かり、傷みや違和感を覚えます・・・。

痛みが出てしまうと、自転車の乗ることが出来ず、練習の再開までに時間が掛かります。

無理をせず、「もの足りない程度」を繰り返して行きましょう!

焦らない焦らない・・。

大丈夫。それでも必ず、良い結果は出るものだよ。うんうん。(*^_^*)

愉快に、笑って、走って行こうぜ!