新生 オーガニック号

生まれ変わったオーガニック号だ!
生まれ変わったオーガニック号だ!
↑5月時点でのオーガニック(写真)※ハンドル部に注目

店長のオーガニック号、修理が完了いたしましたあ~~~!   「バンザ~イ!」
今回の大きな変更点
①リアサスペンションのサグ量変更+コンプレッションチューニング
②ハンドルステムの変更 110mm・105度→130mm100度 + スペーサー10mm入れ替え(下げた)
③サドルの位置の変更 3cm前に出す。1cm上げる

写真(左)が新生オーガニック。右写真と比べて、ハンドルの位置が大きく違う事が解りますか??
長く、低くなりました。これは登り坂に対して、積極的にペダルを踏む為の方法だっ!
実際にどのくらい違うかというと、約3センチ前へ出て、2センチ低くなった。
そして、それに対して、サドルの位置を前方へ3センチほど出し、距離を合わせると同時に、中心に体重が乗るようにした。
写真では全く解らないが、実際に乗り込むと、自分の体重だけで(1Gダッシュ)8センチほどサドルの位置が下がるのだ。
BB位置は4センチほど下がります。←これが前提で、ハンドルを長く、低くする事が可能になるのです・・・。

さて、その走りはというと・・・「すっ、スバラシイ~~~~!」
BB位置(サドル位置も)が下がった事により、安定性が上がり、またフロント荷重がかけやすい!
これは、サドルとハンドル位置が前方になった事による効果が大きいのだろう。
Rサスペンションの沈み込み量が大きくなった分、伸び側が大きく、オフロードでタイヤが大地を捉える力と時間が増えたようだ。
また、店長(高山)の乗り方=ペダルを回すというより、ペダルを踏み下ろす・・・通称「マサカリ型」ペダリングがしやすく、
バリバリバリ~♪といって(・・実際には言わないが)17%の坂をグイグイ上る事が出来る・・・。
速く(早く)なったかどうかは解らないが、すげー楽しくなった事は解る。これは、私にとっては大きい!
前後のサスセッティングを、もう少し煮詰める必要はあるが、これは今後の課題として、楽しみながら答えを出して行こうと思う。
 マウンテンバイクの持つポテンシャルと可能性・・・まだまだ先がありそうだ・・・。

Rサスペンション修理!

店長のトラブルストーク・・・ようやく修理を開始しましたあ~~!「うおありゃあ~~~!!」 ←(意味の無い叫び)
3週間以上何も手を付けず、じっと我慢していたのだ・・・。というか、仕事が忙しくて、自分の自転車なんてどうでも良いし、
後まわしで良いのです。お客様の自転車修理が最優先ですからね~!当然の事ですよ。うんうん。
しかしまあ、考えてみれば、レース当日にエアー漏れトラブルが発生するのは、日頃のメンテナンスを怠っているから起こる、
当然の「バイクからの「仕返し」だ・・・。何年も分解掃除しなかったもの・・・。これじゃダメなはずだよね。(反省・・・)
さてさて、今回のリアサストラブル。その原因はシール(ゴム類)の劣化によるもので、加えて、
ダストワイパー亀裂&サスペンション表面の傷・・・など、使用者(店長)の「単純な注意不足」によるものであった。
この修理そのものは簡単で、それこそ「朝飯前!」なのだが、今回はこれを店長好みに味付けし直すという計画である・・・。
bb位置を低くし、伸び側重視する・・・。サグを「3分の2取る」・・・しかし、そうすると、すぐに底付きしてしまう・・・。
そ・こ・で、
内部に「詰め物」を入れ=空気の入る部屋を無理やり狭くして、ボトム時(圧縮時)に踏ん張らせようと考えた。
さあ!この結果はどうなる事やら・・・。次回お知らせいたします。

サスペンションが教えたもの

トラブル発生。エアー漏れで沈みこんでいる状態
こちらは正常な状態。しっかり伸びてます。

2週間前に行われたシマノバイカーズフェスティバル(MTBレース)の時、店長のマシンにトラブル発生・・・。
サスペンションのエアー漏れで、沈み込んだままの状態で走った訳です・・・。(以前にも言いましたね)
この位置で乗るのは、はっきり言って、上手く乗れないし、普段のポジションと大きく異なり、気持ち良く走れないのだ。
伸びを利用したセッティングのマイバイク・オーガニック号・・・その命とも言える箇所が働かないのだから、当然なのだが、
Rサスの無いリジットバイクだと思えば良いんだ・・・と思い込ませるものの、やはり大きくダメダメなんですね。
イスに座ると、高過ぎるハンドル位置の為、全然力が入らないし、急な登り坂では前タイヤが浮く感じがするし・・・
悶々・・・として走っていると、今度は、Fブレーキから変な音が出始め、一気に効かなくなって・・・。あ~あ・・・
DISCブレーキからOIL漏れが発生・・・。おいおい、メカニック(店長)のバイクがこれかよ・・・。
そんな訳で、投げ出したくなったのだが、目の前にあるお守りのペットボトルキャップが「がんばれ!がんばれ!」って
応援してくれるので、「うおおお~~~!○○~!」と声に出し、ゴールを目指したのでした店長でした・・・
(なんて勝手でつまらないドラマだ)

さて、ここからが本題 (・・・前ふりが長過ぎ!)
良くというか、最近、「心が折れる」とか、「ブレる」など耳にする機会が多い・・・。実際に自分でも言っていたような気がする。
上記のようにレース途中でイヤになって、投げ出したくなった時、「心が折れてしまい・・・」いう言葉を安易に使っていたが、
私はどうも、この言葉の使い方を大きく間違っていたのではないかと、気が付きました。
自分の誇り(心)に負けた時・・・人は腐ってしまいます・・・。心が折れるとは、誇りを捨てる事だから、
「気持ちが負ける・・・折れる・・・」など簡単に口に出す事が間違いで、甚だしい訳です。
(目の前の事柄がイヤになる事を、この同意語として考えていた自分が恥ずかしいです・・・)
強い意志、決して正義ではなく、自分が思ったり感じる「義」を殺して行動する事の小ささや惨めさに比べたら、
目の前の困難など、喜んで食えそうです!

ハンドルに取り付けたペットボトルキャップが、そう教えてくれました・・・
マシンがトラブルを起こしただけで、私自身は全く問題が無いのだから・・・。
あの2時間の走行は楽しく有意義であったと思います。