”DI・2”のアップデート

シマノ・電子制御ギヤチェンジシステム=DI・2

なんと「アップデート」する事が出来るのです。

 

最新情報(性能)をあなたの機械にインストールし、快適な変速をお楽しみ下さい。

現在、アルテグラDI2をお使いのユーザー様。アップデートしませんか? ※(有料)

新型DURA同様に、一気変速も可能になっちゃうのだ~。(これは嬉しい!)

※ 作業時間は使用(仕様)により異なりますので、一日のお預かりになります。

 

 

GW直前!バリバリ♪ワーキング

オーバーホール、バッチリ、バリバリやってます!

この自転車は20年前のものです

痛み具合も年式相応で・・・フレームの歪みもあり・・・

だが、ユーザー様には宝物なのだ。そこで、

タカヤマサイクル渾身のオーバーホール&アップデートをすると~!

♪ジャ―ン。こうなるのだ~!イエイ

 

フレームが曲がっていたので、通常だったら「廃車」にしなければならない。(安全上)

しかし、クロモリフレームだから、修正が不可能な訳ではない。だから、やっちゃった。

写真(ピンボケ・・・失礼)曲がっているのが、解るだろうか?塗装(表面)が皺になっている。

力技(ちからわざ)で、修正中~。(フレームに粘りがあるので、なかなか出来ない・・・。)

このような荒技は、今のご時世としては、実にナンセンスというか、ダメな事なのだ。

壊れる場合もあるし、そもそも、形あるものが衝撃により変形したのだから、

強度も落ちているはずだ。だから、やってはいけない事です。その為、

新しいフレームを販売する事が、早いし、いろいろな意味でラクだし、安全だし・・・。

という事を、知識として身につけているが、・・・ユーザー様は直したいんだもの。

これは、やるしか無いでしょ。(という簡単な理由と結論はすぐに出る)

 

エンドの幅も、現在の規格”130mm”へ修正~。

BB裏側も加工し、ワイヤーガイド取り付けに成功~!

その後は、フレームの表面を研磨し、サビやキズを出来る限り取り除き・・・

現行のシマノ105をインスト~ル!

♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪

なんて事、やってます。

皆様も、何かございましたら、ご相談下さい。

 

GW中も、連続営業します。

ご来店、お待ちしております。

店長

 

 

 

自分用に、合わせる事…。

店長のロードバイクに使われているコンポは、

NEW・DURA-ACE ”DI・2”

後のギヤは、なんと11段変速。多段化した事は、確かに良い事なのだが・・・。

一番小さいギヤ(最速ギヤ)が、11Tが付いている。

後ギヤが小さい=早い(重い)  後ギヤが大きい=遅い(軽い)

最高速には、全く興味が無い私にとって、こんなに小さなギヤは必要が無いのだ。

(最近まで一番小さいギヤ歯数は16Tでした。それでも平地では38キロは出たよ)

このチューニングは、マンガ「よろしくメカドック」に出て来た、

レーシングワタナベの※フェアレディZと同じなのだ。(キャノンボール編)

(解説)チューニング界の神様こと、ナベさん御用達の車。 

 公道をメインとした加速重視のセッティング。

ミッションは商用車のクロスミッションを搭載・・・

 

「・・・・・。」

そんな事で、交換すれば良いのだが、現在メーカーラインナップには、

11段変速機に対応している、私の好みに合った大きなギヤ(ギヤ比)は存在しない。

レース機材の”DURA-ACE”であるから、早く走る事を目的としたコンポであり、

メーカー設定に関しては、全く否定は出来ないのである。

けれど、私が「自分が楽しいと思うぺダリングとサイクリング」を考えた時、

やはり、必要が無いのだ・・・。

でも、新型DURAを使いたいし、11速も上手く生かしてみたい。(どうしよう)

無い物は、作るしかないっ!!・・・そこで~~

♪じゃ~ん!!  13~28Tギヤを作ってしまったぞ。

(13-14-15-16-17-18-19-21-23-25-28)

 

これで、低中速が楽しくなる事が想像できる・・・

 

自分用に合わせる事。これがチューニングなのだ。

これが最高にオモシロイのだ。

 

フロントチェーンホイール(ギヤ)をコンパクトにすれば、11Tも使えるだろう。

比率を考えれば、当然そうすべきですっ!!!!

いや、メーカーも、それを前提にしているはずだ。(たぶん、きっと)

しかし、私は52T(大きい)が好きなのだ。カッコイイじゃん!(それだけかよ!)

それに、伝達効率が良いイメージが・・・う~ん、どうでしょうか??

 

 

※この改造、メーカー(シマノ)は、推奨していません。(当然です)

変速時の不具合やトラブルなどあっても、補償外です。

私が勝手にやった事。全て個人の責任です。

皆様は、真似をしないようにして下さい。

 

工夫・・・。

店長、大絶賛のリアディレーラー用の大型プーリー・・・。

http://www.takayamacycle.com/?p=2601

セラミックベアリングの効果もあり、性能は素晴らしく良いのだが、

時々、飛び跳ねてチェーン外れが発生する・・・。(唯一のデメリットである)

この”チェーン外れ対策”をしていないと、とても大変な事になってしまうのだ。

(実際に私が困ったのだが)  ・・・そこで~!!!

リアディレーラーを改造する事にしました。・・・

ポイントは、”安価である”事! そして、”誰にでも出来る事!!”

これが改造後の、リアディレーラーの姿です・・・。 良く見て下さいね。

どこが、どうなったのか、解りますか??

 

別の角度から見れば、純正品にも見える・・・かな??

(解り易くする為に、大きな銀色のネジを付けてあります。)

 

これが、変更した部品だぞ!!  右はノーマル・DURA・ACE 長さが短いですね。

左は変更部品  アルテグラのロングアームを流用しました。

この長い部品を使う事で、飛び跳ねを防止する改造が出来るのだ。

 

左右のアーム部分に穴を空け、一枚にはネジ山を作りました。

さらに、スプリングを差し込む穴も変更し、純正品と同じテンションにします。

(↑感の良いメカニック(技術者)が見れば、「なるほど~!」と思える穴の位置です。)

緩衝する部分を削り取り、プーリーの上下位置を調整し 改造は終了~!

使用工具: 六角レンチ、ドリル、グラインダー、タップ(5×0.8)

 

メカニックにより、考え方、対策の仕方は異なります。

誰が正しいという所はありません・・・・。でも、

この改造(対策は)間違ってはいないと思います。

実際には、もっと出来栄えが良く、素晴らしい対策部品が販売されているので、

それを購入し、取り換えれば、それがBESTであるでしょう。

しかし、安価に、誰でも手が出せる改造っていうのが、良いのだ!

MTBの場合、「取って張り付けたような改造」は、大歓迎されるのだが、

ロードレーサーは、「高貴な美」を追及するのか、変な完成度を求める傾向がある。

もちろんそれが間違いな訳ではないが、 こんな改造もまた良いじゃないか!

 

これが完成形では無いぞ!対策が取れただけで、まだまだ進化させる予定です!

アルミ削り出しで行くか?カーボン形成で作り直すか?? うふふ、楽しみだぜ~!

ご期待下さい。

望まれたら、応えたい!

この自転車に乗りたい・・・でも、身長が低いから乗れない・・・。うう残念。

ブリヂストン社の”トランジット”という折り畳み自転車です。

26インチホイールを使用している為、小型のモノと異なり

ガンガン走れちゃうスポーツタイプ自転車なのです。

走行している限り、折り畳みである事は解らないほど、

全くガタも無いし、歪みやしなりも無い!

当然、関節部に問題など絶対無い!まさにパーフェクトな折り畳み自転車なのだ。

それが30秒で変形終了するのだから、欲しくなる気持ちは良く解ります!

だが、フレームサイズが大きい為、160センチ以下の身長が低い人は乗れないのだ・・・

 

どうしても、この自転車に乗りたいという、小柄な女性から相談を受けた。

しかし、無理なものは無理!あきらめていただくしかありません。

小さい自転車を買ってもらえば良いのですからね・・・。

でもさ、そうか?そうじゃねえよっ!  断れば簡単だ・・・

でも乗りたいんだからさ、

その人に合ったバイクに仕上げてあげるのがタカヤマのサービスだろ!?

やるか!?・・・やるしか無いだろう・・・。(いつものことだが)

そ・こ・で、

 

フレームを、切ってしまったのだ! (上の写真と比べると解ると思います)

※(この時点で、メーカー保証は100%受けられません。)

シートステーも短く切って・・・苦闘する事、数時間、完璧に仕上がりました~!

 

20年程前、小柄な女性の為にMTBをチューニングした事を思い出した・・・。

乗り手の為のチューニングの大切さ。その為の苦労など、メカニックとしては問題ない!

いや、むしろ、美味しくて楽しくて仕方が無いのである。

きっと喜ぶであろうお客様の顔を想像して、奮起出来るのだ。

 

改造した自転車は、ご依頼を受けたお客様にピッタリサイズになりました。

大変喜んでいただけたようで、私も嬉しくなりました。