今朝も冷えましたね~。
「キーン」とした空気で、朝の空が美しく見えました・・・。
~~~ 臨時休業のお知らせ ~~~~~~~~~~~~~~
1月20日(水) セミナー参加
1月27日(水) セミナー参加
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。(店主)
長野県岡谷市タカヤマサイクル 自転車の販売から修理・メンテナンス、カスタムなどお任せ下さい。
KOGA(オランダ)のアルミフレームです。
カーボン全盛の中、”アルミフレーム”を、きちんと作っている事が凄いのだ。
絞り込んだシートステーが、性能を語る・・・。
直線を基調とした、シャープなデザインが、男心をそそるのだ・・・。
ヘッドチューブ部分に取り付けられた、アウターストッパー。
設計者は、自転車の事を良く知っている…。きっと大好きなんだろうなあ~。
うん。実にナイスな位置です。
BBは、プレスフィットを採用。
Fディレーラーは、Φ34.9のバンド式で、大口径=大面積にて固定される。
頑丈なため、無理なアクションにも、「ゴイッ!」と正確に対応。
先にも言ったが、「今は、カーボンフレームこそ時代!」なのだ。
”KOGA”もフラッグシップモデルは、”カーボン・キメラ”である。
カーボンフレームは繊維と樹脂により、形成されるため、自由度があり、
各社のアイデアを、素晴らしい高次元で調和し、レースの世界では、
その性能が存分に発揮されている。
強度や、軽さや、たわみや、振動吸収性能や、デザインなど、
全てにおいて、数字上の性能では、カーボンを越えるマテリアルは無い。
しかし、
高次元も、行き過ぎれば、訳が解らなくなるのも、ホンネだ…。
「しなやかさ? 軽さ? 1K? 3K?・・・なんじゃそれ?
もっと、判り易い、シンプルなもの無いの?」
などと、お嘆きの方も多いかと思われます。
あるんです。安くて(易くて)良いのが、あるんですっ!
それが、次世代の”アルミフレーム”なのです。
金属特有の「パリンパリン」とした乗り味をも、追求してきたKOGA。
最上級カーボンと、わずかな重量差である事が、それを裏付ける。
超硬質でありながら、振動吸収性能の高さは、
他社とは比べ物にならないくらい、素晴らしい。
直線を基調としたデザインも、新鮮であり、懐かしさと言うよりも、
「機械っぽい匂いがする」 そんな感じがイカすのだ!
この、アルミフレーム・・・イメージとしては、
「上級な、ワイングラス」とでも言いましょうか…繊細な感じが良いのです。
厚くて存在感のあるウイスキーグラスも、素晴らしいが、それとはまったく別。
シャープなイメージは、ライダーの心に直接響くのです。
乗り味としては・・・
店長の乗っているLOOKは、踏みこんだ時「一瞬のためらいの後、急激なダッシュ!」
というものだが、
このアルミ(KOGA)は、「踏んだ瞬間から一気に加速して行く!」ようだ。
極端に言うならば、踏み込む前から、前に出てしまうくらい、反応が良過ぎる。
カーボンのしなりとは、全く違う別の次元を持つ。 上手いチューニングだ。
振動吸収性能・・・うん、これも悪くない。
店長個人的には、若干柔らかめの、接地感を感じるラグジュアリーな乗り味が好みだが、
このアルミフレームは、嫌いじゃない。実に良く出来ている。
気にしていた、”突き上げ”は言うほど無いし、固くて疲れる感じもまったくない。
細いシートステーがそれを生かしているのだろうな・・・。
キュンキュンと走らせる事が出来る(好む)若き挑戦者が乗るには、
ふさわしいフレームだと、私は思う。
「ダッシュ&ダッシュ!いつでもダッシュ!そして、またダッシュ!」
こんな、熱いハートと体を持ったライダーには、まさにBESTな選択だ。
結論・・・。
「絶対的な加速感」
これを探している方には、ぜひお薦めしたい一台です。
KOGA:A-LIMITED
サイズ :470 500 540 560 580mm
カラー :ナイトクローム(ブラック)
重量 :1090g
販売価格:149800円(税抜き)
こんな時代もあったね・・・。
5段変速機械が付いて、大きなライトが前後に付いて、
どこにでも行ける…宇宙船のような…夢の乗り物・・・。
少年達は、目をキラキラさせて「欲しい~!」ってマジに思ったはず。
この、自転車に乗れば、「何でも出来る。」という可能性を感じたかもね。=^_^=
その昔、テレビにて、”自転車のCM”があったんです。
https://www.youtube.com/watch?v=pekZmAmeTFY
この中の、ナショナル自転車の”クイックFF”のCMが良いんだよ~
(0:35頃から始まります。見て下さい。感動です…)
「♪ピカピカの自転車は~~ もう一回~~転んだら・・・」
こ・れ・だ!
この気持ちが、大切なのだ。
挑戦、感動、達成、愛・・・「うう、泣けるぜ~」 (>_<)
そうです。
もう一回転んだら…、もう一回擦り剥いたら…、夢は叶うのかもしれません。
キズを負わずに、手にはいるモノは、どーでも良い”雑な装飾品”に過ぎない。
欲しいモノは、「もう一回、もう一回・・・」と続けて行く事が、大切ですね。
男が漢(おとこ)に成長するためには、
不安や痛みは、「美味いおかず」で、失敗と恥は、「主食」であるのだ。
多少のバッシングなどは、刺激的な「栄養剤」だな。
残った傷は…勲章さっ!
常に、”挑戦者”でなくてはいけないのだな・・・。(^_-)-☆
な~んてね。昔のCMを見て、様々な事を思う店長であった。
仕事で使う、自転車・・・。
緊急時には、対応しなくてはいけません。
一秒でも早く、修理を完了し、”配達可能状態”にしなくてはなりません。
よし!終了~。ついでに、他の箇所も点検を~ 「・・・・?」
おやおや・・・、スポークが3本も折れていましたよ。交換しなくちゃ。
こ・れ・が、簡単には行かず、車輪を全部外して~ブレーキも外して~・・・
あ~あ~、太さも、長さも、特殊ですし、も~も~も~ (-_-メ)
”仕事仕様車”なのだから、もっとシンプルに、もっと丈夫に作ってあれば良いのにさぁ~
などと、愚痴をこぼしながら、黙々と作業を続けるのだが、
時間ばかりが経過し、焦ってしまうのでした・・・。
自転車は、様々なものがある。私達ショップは当然それらに、対応しなくてはならない。
作業に時間をかけて良いのであれば、さほど問題は無い。
しかし、それが不可能であり、
また極力、短時間に直す方法を採らなければいけない場合、
経験とアイデアを生かし、ベストな状況を作り上げるのだ。
趣味車、スポーツ用自転車のトラブルは、想像内(想定内)であるが、
”一般車”や”仕事専用車”の場合は、「臨機応変に対応」する事が大切なのです。
そう考えると、「昔の自転車屋さん」って、凄いね。
何でも直していたものね。物が無い時代だから、
完璧がどうかは「・・・?」だったが、
きちんと動くようにしていたのだから、尊敬に価(あたい)する。
間違いなく、「日本の技術者」であり、「職人」であったのだろう。
インターネットで情報は手に入る。これは間違いない。
質問すれば、返って来る。不安も、消える・・・。
しかし、本当に困った時には(壊れた時には)、スマホではネジは回らない。
仮に、スパナやレンチ(工具)が目の前にあっても、絶対に直らない。
インターネットの情報が、自分の知識だと思い込んでいる人が多いのは
実に残念だと思う・・・。
錆びて固くなったネジを回すのは、間違いなく「人」なのだ。
日本の職人さん・・・
板前さん、鮨屋さん、大工さん、電気工事屋さん、自動車屋さん・・etc
全ての職人さんは、手に職を持っています。手が道具なんです。
そして、職に一生懸命だと、心も考え方も研ぎ澄まされて来ます。
もちろん、「偏った知識」になる事は多々ありますが、仕事人は
自分の為と、誰かの為になる事を、いつも意識しています・・・。
表に出ないし、派手に目立つ事も無い。実に地味で、陰にいる感じです。
でも、職に生きるステキな人達です。
先人達が目指した、職人の喜び、根性、情熱、魂・・・。
私も、もう一度、考えてみたいと思います。