「高性能」は、ラクをする為に使う!

高価なフレーム、回転の良いホイール、超軽い部品など、
ラクで楽しいサイクリングをする為に使っているオイラ(店長)ですけど・・・何か??

「ヒルクライムに挑戦する人」と、「そこに坂道があるので何とか走ってその先に行きたい人」と、
実際にはやっている事は同じ行為なのだが、意味が全く異なるのだ。
挑戦者は重かろうが軽かろうが、決めたそのバイク(フレームやギヤなど)で峠を攻める(走る)のが楽しいのであって、
サイクリングとして、自転車を使って移動する人はなるべくラクでカッコイイ物があれば、それを選べばいいのです。
それが、たまたま高価であった場合であっても、「買えた」から使っているのですよ。ただそれだけの事なのです・・・。

実はこの話、良く耳にします。「レースでもないのに、こんな高価なパーツ使っても良いのかな?」
「レースなんて、全く考えてないけど、カーボンフレームに乗っても良いのかな??」 など相談を受けます・・。
僕(店長)に言わせれば、競技なんてものは、「ずう~~~~~~と先」にあるものであって、
高性能で楽しく乗れる事の方が、はるかに正論だと思います。だから例え高価なバイクやパーツで在っても
「楽しい自転車のある生活」の為ならば、手に入れる事は「正義」です。
使ってみたいなあ~~これカッコイイから、欲しいなあ~~ の気持ちは大切です。
もちろん、仲間より早く峠を走る為に機材を良くする、とかイベントで良いタイムで走りたいという理由は、
自分を楽しませる事で在るのだから、これも間違いではありません。(ちょっと理屈っぽいけど・・・)

いかがでしょうか??

サスペンション・・・

3週間ほど前から使い始めたNEWサスペンション ”FOX32Fリモート”
実に素晴らしい性能を発揮してくれます。
このサスペンションには「ロックアウト機能」が付いていて、手元のレバーで瞬間的に切り替えが出来るのだ。
今日はこの、ロックアウトについて語りたい。
ロックアウト・・・サスペンションを動かなくする装置で、どんな時に使うのかというと、
主に登り坂でサスペンションがヘニャヘニャ動くと、ブレーキをかけた効果と同じ症状が見られる(感じる)事により、
効率良く走らせる為には(ペダリングする為には)、動かない方が良しとされています。
また、下りや平坦でも、サスペンションが良く動くと、安全で快適ではあるが、事実上のタイヤの面追随性能が上がるので、
時には「前に進まない事」もあるのです。安全で疲れない装置=サスペンションなのだが、そんな盲点もあったのだね・・・。
な~んて、知ったかぶったような事を書いたが、実は今回初めてこのリモートレバー(切り替え装置)を使った事で、
私自身初めて感じた事なのだ。以前から、それとなく聞いてはいたが、「これ程までとは・・・」と驚いているのが本音です。
またF32はサスペンションをロックしていても、実際には動くのだ。下り坂でロックアウトの解除を忘れて走っても、
「ちょっと硬いサスペンションかな?」程度で、問題無く走れてしまう事も素晴らしい。店長コースの横川山は、全て砂利コース。
特に大きなギャップは無いので、実にスムースに走行出来てしまうホドだ。(ロックアウト時最大トラベル量53mm=実測)

あまりにも素晴らし過ぎるF32リモート。逆に改めてMTBのセッティングを(ポジションも)し直さなければならない・・・。
今までは、15%以上の上り坂ではFサスペンションが動かないように・・・となるべく真ん中に乗って、(イスの先端に座って)
背中をそりかえす姿勢で、「そお~~~っと」ペダルを漕いでいた・・・。(踏み下ろしていた)。
時には、サスペンションのエアーを多めにし、なるべく可動させないようにしていたが、反面下り坂ではそれがマイナスになり、
結局、ステム(突出し)を短かく・・・などセッティングを煮詰めたのだが、
今回ロックアウトが可能であるので、まず、体重をもっと前に持って行きたいと考えた。これはサスペンションが無駄に動かない
から、ステムを長く、低くセッティング出来る!つまり自分の体重をペダルに載せる事が出来るので、まさに理想とも言える利点だ!

角度、長さが違います。解りますか??

ステムを換えて、走行してみると少しだがラクに上れるような気がした。(・・・気のせいか??)
次はリアタイヤの接地感が薄いので、Rサスの動きを早くして追随性能を上げたのだが・・・

・・・・・この話は、また別の機会にいたしましょう~!

フルクラムやカンパニョーロに採用されているCULTについて

フルクラムやカンパニョーロに採用されているCULTについて、問い合せをいただきますので、お答えします。
CULTはセラミックボールベアリングで
USBもセラミックボールベアリングです。  
???えっ同じじゃんっ!?
そう!同じなのです。正しくは、「ベアリングだけ同じ」なのです。
ベアリング(球)は全く同じでも、それを受ける(支える)部分が異なるのです。
CULTは耐腐食性能の特殊スチールを採用し、グリスを不要にしたもの。
USBは普通のスチールの為、グリスが必要。
だから、CULT化にする為には、
この特殊スチールの球受けと球押しを交換するだけでOKだと言う事だ。


旧フルクラムレーシングゼロ(スチールボールベアリング・タイプ)の場合 ベアリングと球受け&球押しの交換が必要
新フルクラムレーシングゼロ(USBベアリングタイプ)の場合、球受け&球押しのみ交換。

これが、カルトベアリングだっ!

CULTベアリングです。
CULTベアリングです。
ノーマルベアリング(白いグリスが見えます)
ノーマルベアリング(白いグリスが見えます)
うひょ~~回る回る、すげーぜ!
うひょ~~回る回る、すげーぜ!
CULTを入れた状態です。(見た目は大きく違わないね)
CULTを入れた状態です。(見た目は大きく違わないね)

カンパニョーロの最上級ホイールに使われている「セラミックボールベアリング」=CULT(カルト)です。(左上)
↑CULT(カルト)ベアリングというのは、「セラミック・アルティメイト・レベル・テクノロジー」の略、
最高レベルの耐腐食性能をもつ材料で出来ているので、回転部分にグリースが必要無いのだね。
ペースト状のグリスの中では、どんな等級の高いボールベアリングでも、動きが重くなるのは必然で、
その為、グリースを使用しない回転部分は、動きが軽いと言う訳だ。
今回これを、フルクラムホイールラインナップ上、一番かっこいい”レーシングゼロ”にインスト~ル!
回る回る回る回る・・・・すげーぜ、これは!  これでついに「赤い彗星・シャア専用」になったぞっ!(・・・またかよ)
完璧な当たりが出るまで50~100kmほどの走行をしなければならないが、既にもう完璧ではないか!?と思うほど、
良く回るのだ。 あっははははは・・・と笑っちゃうくらい、止まらないホイールになりました。はい。

以前、このカルトベアリングのホイール付き自転車に乗った事がある・・・下りが怖いくらいスピードに乗るのだ・・・。
平地でも、一漕ぎで、「すううううう~~~~~~~」と走り、普段自分の使っていた105とは全く違ったのを覚えている。
このホイールも、お客様に同じ感動を与えるのかな・・・?う~ゾクゾクしちゃうねえ~~~。

気になる金額ですが、ホイール前後(1台分) 37000円です・・・・
高価と言えば、高価だが、気に入ったホイールを、自分のアイデアで最高の性能を持つホイールに変身させる事は
楽しいし、夢がある。ワクワクするし、ドキドキする・・・。これは正しい買い物の仕方だと私は思う。

うしろギヤの話

スポーツタイプ自転車の”後ギヤ”の話です。
どれも同じように見えますが、わずかに違うのです。これは、自転車を走行させる上で、性能上大きく左右する、
スーパーな部品なのです。 ギヤの段数が10速とか9速とか8・7・6・・といろいろありますけど、
この段数が大きければ速く走れる・・・っていう訳ではない。10速ギヤと8速ギヤを比べた場合、
一番小さいギヤと、一番大きなギヤの大きさ(歯の枚数)が同じならば、スピードは全く変わらないのである。
ではなぜ11速とか10速という多段が必要なのかと言えば、ギヤの歯数を限りなく近くする事で、勾配や加速時などに
自分の脚力に合った歯数でペダルを漕げるからなのだ。そのため効率良く、結果速く走れるという訳だ。(基本的にはね)
そして「速く走る=正義」 ならば、小さいギヤ(重いギヤ)でガンガンペダルを漕げば(踏めば)、結果は出る。
でも踏めないから、上記のように効率良くペダルを漕ぐ(踏む)為に、その道の勾配、風など考えて、適切なギヤを選び、走る。
・・・って、ここまでは良く聞く話で、何をいまさら・・・って思う方も多いだろう~。
なぜこんな話をするかというと、
速い事が全てではない自転車乗りにとっては無駄に重いギヤは必要ないし、
乗り方(ライディングスタイル)によっても、違うのだ。
と改めて言いたかったからだ。
オイラ(店長)の場合、最高速なんて、全く興味ないし、ラクに楽しく自転車に乗れる事が出来ればそれで良いと思っている。
強いて言うならば、「体の前に在る空気の壁を切り裂くのが好きだ!」と言いたい。 ←(言ってみたかっただけだが・・・)
だから、どこからでも加速できるクロスレシオのギヤを使っている。
10速:「16・17・18・19・20・21・22・23・25・27」というジュニア用を使用しているため、
中低速走行には抜群の威力を発揮するのだ。(この考え方は10年以上変えてないな)
また、フレームの素材(特性)によっても違う。 ちなみに(・・ちなまなくても良いのだが)
店長の好むフレームは、とにかく”良くしなる”フレームだ。
その為、立ち漕ぎでは車体が左右に「ぎゅいん・ぎゅいん」となる物を好むので、その結果、
リズミカルにペダルの上でダンスが出来るような(ペダリング出来るための)ギヤを選択する・・・それだけだ。
ペダルの回転数(ケイデンス)なんて、60rpm以下だし、それ以上は疲れるから回さない。(なにか?)

・坂道をラクに登れるようにと、ロードレーサーにMTBのギヤを搭載したモデルもある。(11~32T)
・ダッシュ&ダッシュを繰り返し、機敏に加速を楽しむ為のギヤ(14~25T)
・平地だけを気持ち良く走る固定ギヤの魅力。
・高速ギヤを排除し、上りと向かい風に挑戦するギヤ。(16~27T)←店長仕様

好みのギヤを知る事や選ぶ事は、なかなか難しいことなのだが、そういう事も覚えておくと良いね。

結論:自身のライディングスタイルに合わせて、ラクに走る為のギヤを選ぼうぜ!

アムロ:「なぜ、シャアは、僕のカーボンバイクに着いて来れるんだ!?ちくしょ~ぶっちぎってやるう~!」
シャア:「甘いな・・・この直線は・・・・ こう走るのだよ!」 
(そう言ってアムロを抜き去るシャアであった)
アムロ:「ま、負けたあ~!? なぜだ?足が、ペダリングのリズムが、シャアと違う・・・僕のほうがケイデンスが高いのに・・」
セイラ:「アムロ聞こえて? あなたのバイクは最高速を重視したマシンなのよ!シャアのそれとは違うのよ。」
シャア:「この緩やかな勾配と突然の向かい風には、瞬時に対応できるクロスミッションが良いのだよ、アムロ君。」
ラル:「小僧!ギヤだけで判断しているな!ライディングスタイルが違う事に気が付きたまえ!」
セイラ:「シャアは体を前後左右に振ったダイナミックな走り方よ。アムロの高回転型ペダリングと違うのよ。」
ラル:「坊やのバイクは高回転に耐えられる超高剛性フレームだ。シャアのバイクは、大きくしなるクロモリなんだぞ。」
アムロ:「そんなのただの理屈だ!こうなったら、150rpmいや、200rpmで回してやる・・・」
ブライト:「無茶はやめるんだ、自爆するぞ!今は勝負する時じゃない。この先の市内地を周回する所がポイントだ。カイ!出撃だ。」
シャア:「私はここで勝負を決めるつもりだ!ゴールラインを越える事より、アムロ君を今潰すことが、私の仕事だ・・・。」
アムロ:「今はシャアに譲ろう・・でも、この先が僕の得意なコースなんだ・・・やってやる・・待ってろ、シャア~~!」
カイ:「適当にやっててよ・・・よろしくもよろしくもないんだろ・・・でも、今のシャアは俺が叩く…徹底的にな。」

ライディングスタイルとギヤの選択、そして少年達の戦う心に、競争世界の悲しみを覚えるのであった・・・