今日は整備のお話です。
その①
「変速操作が上手く出来ない…」という事で、調べてみると・・・

インナーケーブルが解れておりました。(切れそうになってますね)
アウターケーブルの先端も痩せて剥き出しになっており、交換が必要です。
長く使用していれば、こういう事は普通にある事。だからこそ定期的な点検&整備が必要ですね。
その② ホイールの歪み

折り畳み自転車の整備です。

そのホイールです。
軽量&デザイン重視の14本スポーク仕様の為、歪みが出易いのです。
でも、修理すれば良いだけですから何も問題はない。

調整する為の部品(ニップル)は、リムの中にあり、専用の工具で対応します。少々コツが必要な作業です。
ミニベロに限らず、道路を走れば歪みは出るものですから仕方がありませんね。
やはり、定期的な点検&整備が必要なのです。
その③ BB部分の緩み

乗っていると(ペダルを漕ぐと)♪カクン♪カクン…。
その原因は、BBの緩みでした。

こちらも同じ”緩み”です。※(判り易いように隙間を見せてます)

このように奥まで入り、また指定トルクで固定されているのが正しいです。
ここでもやはり、定期的な点検&整備が必要なのです。
ここの部品は、簡単には緩まないはずです?が、でも緩むこともあるでしょうし、それが普通です。
乗り物ですから、何が起きても不思議じゃありません。
その④ 内装ケーブル

エアロ・ロードの初期型に見られた、内装ケーブル

TOPチューブからケーブルが入り、BB部へ向かっていくもの。
シンプルな構造なのですが、中が見えない為、内部で交差している事もしばしば…。
販売店のセンス&メカニックの技量が試されてしまう=内装式です。

最近のモデルは、「フル内装が当然」というものばかり…。

フレーム中で絡まず、綺麗なラインで処理するのは、とっても大変です。
でも、自転車を完璧に仕上げたいので、時間をかけて作業をします。
自分が気に入らなければ、何度でもやり直します。
これがタカヤマサイクル・クオリティーです。

自転車に乗っていれば、何かトラブルや問題が出て来る事があるものです。
私はそれが「普通だと」思っております。そんな普通を感じて下さい。知って下さい。
その時大切なのは「何か遭ったら、どこへ頼れば良いのか…」ですよ。
(皆様はどこか🏠、または誰か👦 浮かびましたか🔧)
いつも言っておりますが、
「皆様はライダーです。愉快に気楽に乗って下さい。」
「私はメカニック。お困りごとや問題を解決します。」
小さなお悩みも遠慮くなくお聞かせください。
よい方向へ行くように、努力いたします。

話は変わって、インターネットで自転車や用品類を購入するお客様が多くなりました。
当店にて扱っているブランドや、取り寄せ可能な商品でも、
購入先は「インターネットの窓口の方が便利」…となってしまうようです。
まあ、そういう時代でしょう…。実際に早いし安いし簡潔だし、田舎の小さな自転車屋では、悔しいけれど太刀打ちできません。
それでも、当店から購入して頂けるならば、使い方やセッティング、メンテナンスも含めて、その先の先まで計画的に、自転車を楽しむ方法等をアドバイスが出来ますし「趣味性の高い自転車」である以上、その楽しい話題も沢山も出来ると自負しております。
それが真の”専門店の魅力”だと思い、信じてずっと貫いております。
時には、お客様を越えて、友達同士のような雑談や、日常の会話が出来る事は、個人商店として、またこの地に住む者として、最高の喜びだと思っております。
私は、ただの人間です。正直と真面目と繋がりが大好きな、ありふれた一般人です。
繰り返しますが、この地域で仕事をしている以上、販売も修理もお困りごとも、全力で対応しますし、老若男女にベストを尽くしたいと、念頭に思い日々精進しております。

…なのですが、
時々お客様の身勝手な主張や、わがままな要求には、怒りで体が震える時があります…聖者じゃありませんから、求められる”神対応”なんて容易く出来る訳がありません。
特に、”インターネット通販だけを好む方”には、気持ちを入れる事が…出来ません。
当店でお勧めした物を、ネットで安く購入し、困っときだけ相談(ほとんど悪口)に来るとか、
使用方法が分からないから~とか、取り付け方が分からないから~という理由で説明を求められたり…
「お勧めした以上の責任があるよね!?」なんて上から言われた時には、平常心が崩壊します。
お店を構えている以上は、公平に修理もしてあげたいし、相談にも乗ってあげたいけど、そのような”インターネット信者”に対しては、凄くイヤな気持ちのオーラを発してしまう私です。これは商人として、プロとしては恥ですし、大人じゃないって言われるかもしれませんが、どうにも我慢が出来ない人が稀にいます…。もちろん「人には公平に親切こそが大切」って解っています。解っているからの葛藤です。
イヤな気持ちオーラを放たれたら、誰だって不愉快ですし、そんなお店はダメですね。これは私自身の欠点であり課題とし「とにかく気をつけなければ…」と今も思っておりが、なかなか…(日々反省中です)

当店では、自転車も部品も用品も全て「責任」を感じながら(乗せながら)販売しております。
先代(亡き父)からも、修行先でも、各問屋やメーカー様からも「ただ売れば良いだけじゃない。販売後に責任が付いて来るのを忘れるな」と教えられましたし、私もそう実感しております。
今は消費の時代です。旧い考え方かもしれませんが、実に正しい教訓だと思います。
だからこそ、馬鹿と思われるくらい研究して、「何が悪く何が良いのか?」を見抜くようにしている店長です。①何が悪く? ②何が良いか? の順番です。
ひょっとしたら、この教えを全面に置きすぎ、必要以上に神経質にもなっていて、その結果、実にツマラナイ提案しか出来なくなっているかも?…と不安でいっぱいですが、「真面目に地べたを這うスタイル」こそがタカヤマサイクルです。

なんだかんだと言ってしまいましたが
とにかく真面目に、一生懸命に、自転車屋をやって行きますので、
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
愛の自転車伝道師タカヤマサイクル店長:高山真