自転車を作る。という事。

 

当店の販売する自転車は、店主が自ら組み立て、整備をしております。

こんな風に、ハンドルや車輪やカゴ、細かい部品も、バラバラなんですよ。

メーカー出荷時点では、「単なる、部品の集合体」でしかありません。

これを、各店のメカニックが、好みに調理し、最高性能を発揮する為の技を注入し、

完成車にするのです・・・。

だんだん形になって来ました~~。今からワイヤーの長さを切断して、調整するのです。

ここからが、メカニックのセンスが出ます。カゴの取り付け角度、ハンドルの角度、

ブレーキレバーの位置、サドル(イス)の位置、etc・・・。

各部のネジは、トルクレンチにて、正確に締め付ける。これ大事!!

そして約一時間後、堂々と「安全・快適・高性能の自転車」が完成するのでした。

これを乗れるユーザー様は、幸せでしょう・・・。

(うっふふ!だって、組み立てが、”馬鹿みたいに丁寧”だもの。 ・・・自画自賛)

 

さて、冒頭にも言いましたが、当店の自転車は、全て店主が組み立てをしております。

仕入・組み立て・調整・販売・修理、全て店主が行う事で、商品に「愛情」が入ります。

「適当」は絶対イヤなのです。ダメなのです!

納得のいく自転車と、納得のいく組み立て&調整が無ければ、

どんなに高価な商品(自転車)でも、「ブッブッブ~大罰点」なものに変ってしまいます。

タカヤマサイクルは、「こだわります!」 各メーカー様の企画・生産したものを、

最高の状態でお客様にお渡しする事を!

これは生涯のお約束となるでしょう。

 

ぜひ、価値ある一台をお求め下さいませ。

ヒルクライムの魅力・・・。

 

「○○○の魅力・・・」 魅力とは、個人的に感じたり、思う事なので、

「こうなのだあ~!」という定義は無い。・・・無いが、あえて言いたくなるのが

この「ヒルクライム(登り坂)の魅力」なのだと思う。

カッコつけて、文章を作るのならば、”重力との格闘”だとか、”自己への挑戦”、

”坂道との対話”、”その先へのロマン”とか、どれも「聞こえが良い一言」が多くなるものだ。

私(店長)は、「達成感」と「その景色」という今2つに絞られる・・・。

登りきったという事実。これを誰かに自慢する事は無く、ただの己だけの満足。

そして、その景色は、実際に目に映る下界や景観であったり、

心の目で見える風景としては、緑がより眩しく見えたり、空の青が透き通って、

風も爽やかに感じたり・・・。

(ちょっとメルヘンが入っちゃうかな。いつもの事だけどさ)

 

ところで、最近はヒルクライム(登り坂)のイベントが増えていますね。

ぜひ一度参加してみる事をお奨めします。(低速だから安全だしね) ここで、

これを、”競争=レース”と考えるか、”走行会=サイクリング”と考えるのか、

あなたはどちらでしょうか? もちろん、どちらでも良いんですよね。

みんなで和気あいあいと、「あの坂道登ったよね~」と、思い出作りの為だけに

参加する事も良いでしょうし、逆に、「自己新記録を叩き出してやるぜ」と

目を尖がらせても良いでしょう。

 

イベントには「友人や仲間と一緒に参加する」こういう人が多いと思います。

その為に、お互いに競争心を高めあい、練習したり、参加したりします。

し・か・し、この自転車というスポーツは、個人の体力により、

スピードが全く違うのです。特に登り坂はハッキリと出るので、

友人や仲間から大幅に遅れたりして、結果、迷惑をかけたりする事もあります。

(いやいや、迷惑とは思う人はいないでしょうけれどね。みんな仲間だからさ)

そんな時、気持ちがドーンと下がってしまい、

「俺って・・・」となるかもしれません。

・・・・・「気にするなあ~~!」

 

気にする事はありません。気にするようなら、参加しない方が良いです!

「人と比べる事」なんて、草レースのヒルクライムイベントには必要ない!!

そういう事は、TOPのスーパー選手だけに任せて置けば良いのです。

「好きな自転車で、峠を登る事」 これだけで凄いし、偉いんです!!

そりゃあ、少しでも早い方が良いに決まってはいますが、自分と対話し、

戦えば良いのですよ。スタートからゴールまで

「ひーひー」言って走れば良いのです。

大会主催者だって、皆さんの笑顔と頑張る姿を応援しているはずです。

自転車は、孤高なスポーツだ!一人の世界を楽しむスポーツだ。だから、

ゴールを目指していれば、遅かろうが早かろうが、到着するものですよ。

先に行った仲間と、ゴール地点で「走りきった事」を喜び合いましょう!

「やっ、やったぜ~!」

 

大会主催者が道路を奇麗にしてくれた事に感謝し、じっくり走る。

コース・マーシャルさん達に「こんにちは!」と言えるくらいで良いじゃん。

高山(店長)はこういうスタイルが好きだし、ずっと続けている。

イベントは参加する者と、それを支える者がいる・・・。

迷惑を掛けなければ、遅くても、それで良いのだ・・・。

ぜひ、イベントそのものを、楽しんで下さいね。

当店に出来る事は、積極的にお手伝いさせていただきます。

 

”愛の自転車伝道師” タカヤマサイクル 店長:高山真

 

 

 

 

 

笑顔・誇り

 

最近ある自動車のCMで、BGMに「こどもの世界♪」が使用されています・・・。

ディズニーランドの「イッツア・スモールワールド」の音楽ですね。

これ、私個人的に、とてもとても大好きな♪曲なのです。

「夢と喜びにあふれたステキな世界・・・」笑顔が絶えない世界・・・、

作りたかったですね。いや、今も作りたいと真剣に考えています。

小さな世界を、「心に決めた人と作る」・・・なんて素晴らしい事だろう。

な~んて、今も夢見ています・・・。(その時は一緒にお願いね!)

まあ、それはそれとして、この「笑顔」って言葉、考えると深いんですよね。

悲しい事や辛い事ばかりでは、笑顔になれない事は当然だが、

嘘をついて生きている事(人)も、笑顔になれないと思うのです・・・。

見栄と虚栄と嘘の作り笑いで、巧く生きる事が「賢い」のだろうか??

涙を流し、誰かを思い、汗をかいて、真実に生きる事で、

「真の笑顔」が生まれるのではないのか?・・・最近そう思うようになりました。

別の言い方をすれば「正義感」を持つという事かな

正義にも、いろいろある・・・

将来の事を考えて行動するのも正義だろうし、

今、この一瞬を眩しく生きるのも正義だろうし、

誰かのため、自分のため、何かのためと行動するのも正義だろうし、

何もしない事が、正義だと思う人もいるだろうし、人それぞれだ。

しかし、各自の感じたその正義において行動したことで、

本人は気持ちが良いが、周囲は迷惑という場合もある。

実に、難しく、デリケートな話なのですね・・・。

 

日本の歴史上、大きな事件として、昨年起きた”大地震”がある。

(被災された方々には、改めて心よりお見舞い申し上げます。)

地震に巻き込まれ、またその影響から被災された人達の気持ちは、

口に出来るほど安易なものではないでしょう。

しかし、生きているのだから、笑顔になるためのベクトルを掲げて、

歩んでいただきたいと心から思うのです。

 

間接的にしか行動できないのですが、とにかく「共に生きる」事を選んだ自分です。

「復興するぞ!俺が住んでいる日本が、こんな事で負けてたまるか!とにかく行くぞ!」

と誓った一年前・・・。そして、いま改めて誓う事、考えている事、

『モタモタしてる場合じゃない!一刻も早く、笑顔でいっぱいにしてやるぞ!』

まずは、あの「がれきの処理だ!」  放射能が・・・と言われてはいるが、

ニュースなどで、受け入れを拒否する話を聞く度に、心が痛む人も多い筈です。

反対している人の気持ちも解らないではないけれど、気持ちを殺してでも、

今やらなくてはならない事は、「頭にハチマキをした反対運動」ではない!

受け入れた事により、今後マイナス要素が起きるとしたら、

それは、「間違った国民性」だ。正しい国民性の持ち主には、

マイナスは無い!むしろ、プラス&プラスの熱い気持ちが膨れるはずだ!

「誇り」という言葉があるならば、受け入れた街に捧げる言葉だ。

私の住むこの岡谷市で、この処理を受け入れたとしたら・・・

体が震えるくらい、嬉しくなってしまいます・・・。

決して「誇り」の為にやる訳ではない。やるべき事をやるだけだ!

もしも、もしも、これが結果的に(歴史的に)間違ったとしたのなら・・・?

町が死ぬかもしれない・・・子孫が苦しむかもしれない・・・。

はたして、そうかな???

指を刺されて非難されても、心から「笑顔と誇り」を持って、生きていけると思うし、

死ぬ瞬間も笑顔で満ち溢れている事だろう・・・。

共に生きる事を選び、夢と喜び、真実の笑顔、誇り。全部、望んだ結果ならば

それでもいいのではないのだろうか・・・。

 

私は、それが「正義」だと考えるが、真っ向から反対する意見もある。

お互い、歩み寄れないのだろうか・・・?その先に答えは無いのだろうか・・・?

高校生に聞いてみた・・・。私はその答えを聞き、ちょっと嬉しくなった。

「将来の事は、僕達が考える。

      今の大人は、今を何とかして欲しいな・・・」

やるしかないのではないだろうか・・・。

全国の皆様、一緒に考えていきましょう。

 

 

参加者募集 サイクリングイベント

 

 

CYCLE AID JAPAN 2012

被災地のために「自転車のチカラ」で何かできることはないのか?

東日本大震災から1年を迎えるこの春、「日本自転車協会」主催の復興に役立つサイクルイベントを開催をします。

私(店長)の知る限り、ここまで大きなサイクリングイベントというものは、今まで存在した事がないのではないか?

もしも、好きな自転車で、趣味のサイクリングをする事で、役に立つのなら、是非とも協力したいと思うのだ。

被災地を思うが、何もできなかった私達(私だけか?)にとって、このイベントは大歓迎なのです。

走ることで、エリアの復興に役立ちたいと考えます。

もちろんサイクリングイベントですから、楽しむ事が大前提です!

風土との一体感。各地の新緑や文化風習。美味しいものを食べたりして、サイクリングの醍醐味を直接感じながら、

「日本」という大地をかけ走るのだ! そして、「我が日本・・・がんばるぜ!一緒にやるぜ!!」という熱い思いを、吹きあがらせようではありませんか~!

全国の自転車ファンの皆様、”CYCLE・AID・JAPAN2012”に是非ご参加くださいませ!

詳しくはこちらhttp://cycle-aid-japan.jp/

 

 

こんな事できますか?

固定ローラー台(トレーナー)の上で、手放し&立ちこぎ・・・出来ますか??

最初は出来ないと思います・・・。でもすぐに10回くらいは回せるようになります。

※(注意!)急に沢山やると、ひざを痛めます。

これは、何の為の練習なのか・・・?それは、「真ん中」に乗るためです

普段のようなペダルを蹴飛ばす方法では出来ません。

体重を前後左右バランス良くすることで、驚くほどぺダリングが上手になります。

次に、前輪を持ち上げて立ち漕ぎをしてみましょう~。「よっこらしょっと!」

むむ??あれれ~~~!? 平らな時と、同じ感覚という事に気がつくはずだ。

そのままハンドルを握ると・・・おお~~力が入るぜ~~~!♪

~~~解説~~~~~~~~~~~~~~

店長のお奨めポジションは前乗り。横から見たら、かなり前に体があるという事。

ペダルに体重を♪ストン・ストン♪と載せてあげるだけなので、無駄な筋肉や力を使わない為

結果「疲れ難い」というわけだ。これが登り坂に来ると、さらに威力を発揮する!!

つ・ま・り「登り坂をラクに走る方法」がこれだ。

イメージとしては、膝(ひざ)の真下にペダルの軸が来た時に体重を載せるだけ。

ポイントとしては、足をグイ~ンと伸びきったところで体重を載せきれている事。

そして素早く「クイッ!」っとペダルを、叩きつけつつ持ち上げる感覚が大事です。

「手放し&立ち漕ぎ」をやると、この理論が良く解るぞ!

騙されたと思って、一度やってみてくださいな!坂道が驚くほど楽になります。

雑誌などには書いてないし、プロも語ってはいないので、強い説得力は欠けるけど、

私とお話したほとんどのお客様はこれで登りが好きになっています!これは事実だ!

ペダルの回転数(ケイデンス)なんて、とりあえずどうでもいい・・・

まずは「速さ」じゃない。ラクに沢山走る事だ!坂道と良い友達になる事だ!

※前乗りポジションと言っていますが、実はこれが「真ん中に乗る!」という事です。

こうなると、大きなフレームが好きになっちゃうんだよね~~~。買い替えか?(笑)