アイスのプレゼント!

 

じゃじゃ~ン♪

今年もやります。

   真夏のアイスプレゼント。

アイス

 

「霧ヶ峰に自転車で登って、上手いアイスを食べよう~!」

と提案したのが昨年の事・・・。タカヤマサイクルの思い付きでやったのだが、

今年は 規模が大きくなって、

主催者が”諏訪魅力UP委員会”様となりました。

 

♪じゃーん! (今年のタイトル)

「霧ヶ峰へ向かう

天空のサイクリングロード

100人チャレンジ!」

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 ゴール地点では、美味しいアイスと登頂証明証(ステッカー)がプレゼントされます。

有効期間も長くなりました。(約1カ月間)

夏休みや帰省などで諏訪地方に来られる皆様、

ぜひ、”自然のクーラー”が効いている、霧ヶ峰へ行ってみませんか!?

さわやかな汗をかいて、サイクリングをしましょう!

 

さて、7月26日(日)は、”信州山の日”です。(知ってた?)

山と言えば、やはり霧ヶ峰! この山の日に、

「なんと、100人の自転車愛好者が”霧ヶ峰”に集結!」

「聖地に夢とロマンを描き、銀輪の風をなびかせ全国から訪れる。」

・・・な~んて、勝手に妄想してみましたが、なかなか都合もつかないのが、

現実である。(-_-;)

そこで、

”夏は、いつでも信州山の日” 

100人以上のサイクリング愛好者が走る。

これを目標にしたいと思います。どうぞ、よろしく。(*^_^*)

(霧ヶ峰ビーナスライン地図  http://www.venus-line.net/pdf/kiri_map.pdf

 

皆さんもご存じのように、

霧ヶ峰はスポーツ自転車で走るコースとしては、最高の条件が整っています。

路面、傾斜、交通量、リゾート性、それに、夏は涼しい。

その、夏の避暑地の代表”霧ヶ峰”に向かう山道を、

自分にムチ打って、”大汗”かいて、照り付ける太陽の下、我武者羅に走る姿は、

誰が何と言おうと、 「・・・カッコイイ!」のである。

その姿を、クルマで来ている観光客の皆様に見ていただきたいし、

いやいや、走る事が魅力である事を知っていただきたいと思うのです。

霧ヶ峰を走る。目指す。それを観光と娯楽の目的にしても良いのではないか、

さらに、願うところは、

この霧ヶ峰が、サイクリングの聖地になればと考えています・・・。

「全国の皆さんが、頭の隅で、霧ヶ峰に行くのが夢だ・・・」となれば最高です。

いえいえ、決して難しい事ではありません。

皆様が、走っていただくだけで、良いのです。

走れば、「足跡と足音」が残ります・・・。情熱も残ります。

そこです!そこを大事にしたいのです。

地元のスポーツ自転車愛好者様。遠方の自転車愛好者様。

諏訪が好きな、自転車愛好者の皆様。

ぜひ、一緒に盛り上げていきましょう。

よろしくお願い致します。

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話を元に戻して、

今年はアイスチケットを、2店舗で受け取ることが可能になりました。

①諏訪市にある、”ウエハラ・サイクル”と

 http://www.ueharacycle.com/

②岡谷市にある、タカヤマサイクル(当店)です。

”地域”や”販売店”や”チーム”など、一切関係ありません。

「霧ヶ峰の熱い思いと、日本一美味いソフトクリームを食べたい人」は、

ぜひ、ご来店いただき、

「100人チャレンジの”参加証”を下さい」と言ってね。

もしくは

「”霧ヶ峰ビーナス”のソフト券下さいな!」でもOKです。

条件は、

①自転車で行く事。

②交通安全と、法規、ルールを守る事。

③8月16日まで有効 ※期間が短いので要注意!)

 

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以前にも、このブログで紹介しましたが、

霧ヶ峰の”ビーナス”という売店で販売されているソフトクリームは美味いのです!

特に、”かりんソフト”は、酸味が効いて、

自転車乗りには嬉しい「もてなし」である。

ビーナスさんでは、”自家製のかりんエキス”に、ヨーグルトを加えて、

”酸味”と”美味さ”と”食感”をバランスよく配合しています。

(あの♪シャリシャリ感は、渇いた喉に、染み込むね~~~。)

とにかく、ソフトクリームの職人が

こだわって、こだわって・・・こだわって作ったスーパーソフトクリームです。

大盛りもOK! トッピングもOK!

かりん、ミルク、ミックス、限定スペシャル、どれでもOKです!

今年も皆さんに、大いに振る舞いますっ!ご期待下さいませ。

  アイス

信州の夏を、美味い空気を、そしてソフトクリームを

”最高の条件”で味わってみませんか。

さらに、今回は、

登頂証明証(ステッカー)もプレゼント!

 

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時々、自分の影と、対話をしましょう・・・。

「おい、お前、頑張っているのか・・・?」

『ふん。頑張ってなんかいねえよ。ただ、楽しんでいるだけさ・・・』

アゴから落ちた、大きな汗が、焼けたアスファルトに沁みて行くのが、心地よい・・・。

 

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店長お薦めコースにて、天空の避暑地”霧ヶ峰”を目指してみませんか?

 

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蓼の海から望む・・・。「・・・行くぜっ!」

メンテナンスの必要性。

はいっ!・・・毎度毎度、同じ事を言っておりますが、

”メンテナンス”って、凄く大事なんですね~。

普段、ユーザー様(ライダー)は、ごく普通に使っているし、

奇麗にしているから、問題なんてある訳無い!・・・つもりなのですけど・・・

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カンパニョーロ社のシフトレバーです。スーパーレコードだ!

でも、「あれ?なんか変だぞ!?」私の知っているスーパーレコードの動きじゃない・・・

よし。分解だ~。 という事で、この赤いラバーを外してみると・・・。おやおや、

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やっぱりなぁ~ラバーが破れて、その一部が中に入っていましたよ・・・。

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構造的に、破れる(千切れる)事もあります。それは仕方がありません。

だから、定期的なチェック&修理、またはオーバーホールが必要なのです。

 

ユーザー様は、不具合には気が付きません。そーいうものですし、それで良いんです。

大事なのは、「メンテナンスの必要性」を感じること。知っていること。

「乗りっ放しではダメだよなあ~」って思う事。それだけでいい。

そのタイミングなどは、購入されたショップで、相談してみて下さいませ。

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”人間ドッグ”に行ってみると、悪い所が見つかったりしますね。

治せるならば、治したいし、いずれにせよ自分の体を知る事は、凄く大事です。

自転車も同じ、見る人が診ると、不具合箇所が解るものです。

BB部分のネジ山が潰れかかったフレームもあるし、

圧入しているヘッドパーツが緩んでいるケースもある。

ひび割れが起きている事もある・・・。

どうすれば良いのか? それは、

専門知識を持つメカニックに相談し、一緒に解決策を考える。

自分の所有物の特徴や、問題点を知る事が、

もっと”好きになる”理由であったりもする。(場合もある。)

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”高価な競技用のフレーム”を所有している場合、

時に、パーツとの相性が悪い時もある・・・。

「高価な商品なのに、なぜ? 精度が悪いのか?」と疑問を思うが、

まったくもって、そうじゃない。

競技用だから、「競技車とは何だ?」を知っているメカニックが、

研ぎ澄まされた多くの部品を、適合させる秘技で、戦うマシンに仕上げているのだ。

「決して、不良品では無い。ただ、そういう性格のフレームが、これなんだっ!」

ということ。

そう、ただ、それだけのこと。・・・なんて単純なんだろうか。

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競技用マシンとして生まれて来たフレームに、ホビーバイクとして、

グランドツーリング的要素を持たせる事態、無理があるというもの。

もちろん、その無理なスタイルが、悪い事ではないし、

少なくとも私(店長)は、そのスタイルが好きだ。

だから、癖や、特徴や問題点を知る事は、大切な要素なのです。

 

私も、寛大な心と技術を持つ者になれるように、日々努力致します。店長

 

 

 

 

 

修理はハイシーズン

寒さ、ど真ん中ですね。冬も、自転車に乗りたい~けど、やっぱり、ねえ~・・・と、

なかなか気持ちが高ぶらないのがホンネです。

という事で、この時期は、メンテナンスに専念しましょう!

真冬の今が、オーバーホールやメンテナンスの、ハイシーズンなのです。

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ワイヤーを外してみると~・・・

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おやおや、解れて(ほつれて)いますね。

ユーザー様は、気が付かないけど、分解してみると、こんな事になっているのだ・・・。

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ハンドル部(ヘッド部)に白いものが在りますね~。

そうです、これはです。

汗が落ちて、付着した物が乾いたので、ハッキリと確認出来ます。

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分解してみると、ベアリングもサビサビです・・・。♪ゴリゴリです。

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外した部品は、洗浄液にて洗います。

写真は、粉雪が舞う中での、作業風景です・・・。スッゲ~冷たっ (>_<)

 

寒い時は、道路状況が悪く、無理に走ると危ない事が多い・・・。

そんな時の自転車の付き合い方として、

!(^^)! カッコいい”ディスプレー”を提案したい。

店長個人的には、自転車は”スーパーカー”と同じだと思っている。

”きれいにして、眺めているだけでも愉しいもの”なので、

ガレージや部屋に入れて、ニヤニヤするのも「一考」ではないだろうか。

いわゆる”自転車置場”をデザインするのも、楽しいはずだ。

DIYにて、床をフローリング調にするのも良いし、

好みのマットやじゅうたんで、錯覚を狙った奥行きを演出し、

雰囲気を作るのもステキだな~。

壁は、”すのこ板”を打ちつけて、工具やパーツを飾り、

スポットライト等で、自慢のバイクをライトアップさせるのもカッコいい!

夜に、スポットライトだけで照らされたバイクは艶やかで雰囲気が良いのだ。

広い部屋ならば、間仕切りとして、木製のラティスを立てたり、

ベニヤ板を3枚ほど使い、”屏風状”にして自転車の後ろに置くのもセンスが良いね。

トリコロール・カラーで仕上げると、グッとセンスアップするかな?

そこに、イベントに参加した時の写真や、ゼッケン等を、

何気に飾るのもいいですね~。

こんな自分で作った空間で、ローラー台にて、練習するのも楽しいだろうし、

メンテナンスやチューニングをする事そのものが、癒楽になるはず。

椅子に座って、自転車雑誌を読む事だけでも、愉快だろう~。

 

もちろん、お住まいの事情により、室内保管が出来ない方も居るでしょうし、

ガレージの隅や、軒下にしか置くことしかできない方も多いでしょう。

そういう方々から見れば、「そんな夢のような事・・・」と思われるかもしれません。

しかし、”ただ置く”のではなく、置場のデザインをする事で、少し雰囲気が変わるはず。

地面に板や、レンガを敷いて見るだけでも違うし、

突っ張り棒などで、カーテンを付ける事も良いし、

雨対策として、ビニールシートで囲うだけでも、グッとセンスアップする。

置き方と空間は異なるが、愛車を思う気持ちは一緒だっ!

当然、そこには

完璧になっている自転車が在る事が大前提だっ!

それは、いつでも100%の性能を発揮できる自転車で、いつでも走りだせる事。

眺めていても、故障個所が在っては面白くない。

メンテナンスをして、完璧な自転車を自分の空間に、置きませんか。

 

冬には、冬の楽しみが在る。ONもあればOFFもある。

乗ってこその自転車 ではあるのだが、

オフシーズンには、オフシーズンの出来る事を、しておきましょう。

修理やメンテナンス、オーバーホールもそのひとつです。

春になったら、ガンガン乗りたいし、

爆発したように、バンバン乗るんだもんねっ!

だからこそ、今の、この時間を、大事にしましょう~!

 

皆様はライダーです。

そして、私は、メカニックです。

愛車のメンテナンスは、お任せ下さい。

 

情熱のオーバーホール 随時受付中~!

店長の魂を、感じて下さいっ!アツアツ♨です!

 

愛の自転車伝道師 タカヤマサイクル店長:高山真

 

寒くなったらメンテナンス

 11月に入って、「今期の自転車乗りは無事に終了~」という人も居ます。

地域柄、はっきり言って乗れない期間が在ります。無理して走っても危険なだけです。

その判断、タイミングは、人それぞれですので、安全に楽しく走って下さいませ。

私(店長)のオフは、まだまだ先だぜっ!粉雪降っても走っちゃうぜ~!(^J^)

な~んてね。かなり強がってたりしますけど・・・。

そんな事で、(無理やり話をつなげる)

シーズンがオフになった人は、早速メンテナンス&オーバーホールをしましょう。

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マウンテンバイクは、なるべく早い方が良いです。

土(泥)や水が残っている場合が多いです。 錆びる(侵される)前にダッシュだっ!

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分解して行くと~ほら、奥の奥が汚れているものなのですよ~ ※(写真は別の自転車)

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BB部は・・・やっぱりねえ~ 回転が ♪ゴリゴリ~です。

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分解ついでに、ネジ山修正&フェイシング(面出し+平行出し)の施工もやっちゃうぞ!

”END部”の曲がり修正も当然行います!フルコースですから、全てお任せ下さい。

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サスペンションも、分解~!オイルの粘度も変更して、再セッティングだ!(別料金)

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ホイール・・・????んんっ??なんか変だぞ!?

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DISC(円盤)を外してみると・・・おお・・・ネジが”ぐらぐら”だ・・・。

「ネジが緩んじゃったみたい・・・だけじゃないぞ。うおっおおおお???

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判るかな?ナットのネジ山がつぶれて、外側のネジが外れそうです・・・。

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手で引っ張ると~~~ バラバラバラ~となります。

DISCの取り付けカバー(ロックリング)が在った為、

ナット(ネジ)が外に飛び出てこなかったんですね・・・・。あぶないあぶない(>_<)

 

まあ、こんなもんですよ・・・。

こんな事、良くある事です。

ユーザー様は、不具合に気が付くはずが無いのです。

いや、もしくは、何かを感じていたのかもしれません。

だから、この度、このタイミングで、

修理&メンテナンスの依頼をした訳だ。

 

これは大正解!!

「いつか、どこかで、メンテをやらなくちゃ・・・」という思い、

そしての”その必要性”を感じていれば良いんです。

毎度毎度、言っておりますが、

お客様はライダーです。ガンガン乗って下さい。

そして、私はメカニック。メンテナンスは全てお任せ下さい。

 

あなたの自転車を、完璧な健康状態にして、お渡しいたします。

 

タカヤマサイクルの情熱のオーバーホール

ぜひ、ご利用下さいませ。 <m(__)m>

 

本当に寒くなりましたね・・・。

お風邪などひかないように、ご自愛下さい。

 

今朝は、月がきれいでした・・・。

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TSマーク・・・

今日は、ちょっと、言い難い話題です・・・。(かなり長い話です)

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”TSマーク”ってご存知ですか?

 

自転車整備士が、

点検整備した安全な”普通自転車”に貼るシールのことです。

この「TSマーク」には、傷害保険と賠償責任保険が付帯されています。

この制度は、自転車の定期的な点検整備をして、

自転車の安全な利用と、自転車事故の防止に寄与するとともに、

万が一事故に遭った場合の被害者救済に資するために設けられたものです。

(TSマークの付帯保険の有効期間は点検の日から1年です。)

簡単に言えば、

「安全な自転車で乗る為に定期点検を受けて下さい。その代り保険も付けますよ!」

これが、TSマークという事です。

詳しくは、

日本交通管理技術協会 http://www.tmt.or.jp/safety/index7.html#01

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賠償保障が、最高5000万円の赤いTSマーク

 

このTSマーク・・・冒頭にも言いましたが、ちょっとお伝えし難いんです・・・。

協会によれば、

「誰でも、どんな自転車でも、整備士が安全であると認めれば、貼ってもらえる」

という事であるが、ここが大きな問題。

TSマーク、それは安全車両であるという証明証。

資格と責任を持った安全整備士が「よし!これなら安全だっ!事故は起きないぞ!」

と、車検をする訳です。 つ・ま・り

私達が責任を負って(持って)時間をかけ、各部をチェック&修理調整をする訳です。

こうして、「整備された安全な自転車」に、”保険付きTSマーク”を貼る事が出来ます。

※(クルマの世界で言えば、自賠責保険(強制保険)のようなものだと理解下さい)

 TSマークを貼ってある自転車と所有者は、品格が高く見えます・・・。

さて、

それで、何が言い難いのかといえば、

①”整備費用は別”である。場合により想像より高価になる事もある。

②車両によっては、張り付ける事が出来ない。

③整備店の基準により、自転車の性能が大きく違う。

④乗り手の個人差により、取り付けが出来ない。

⑤保険目的の方もいるが、車検が優先である事。

 

例えば・・・

「TSマークを下さい」と1000円札をペラペラ持って来る人がいるが、

簡単にステッカーを買うつもりで来店されても、困るのだ。

上でも記したが、整備をしなくてはならないのです。

「大丈夫、普段乗ってますから安全ですからっ」と言うユーザー様がいるが、

それは違うという事です・・・。(これ、皆さん、解りますよね?)

もちろん、当店で販売した物でも、新車時ならば整備費用は0円だが、

使用期間があるならば(経過により)有料点検と整備・修理費用がかかります。

ブリヂストンの高額商品でも、転んだり、ぶつかったり、何かあれば不具合が発生します。

それを無視して、「OK~! TSマーク貼っちゃうよっ!」は無理な話です。

ブランドは関係なく、当店で販売した以上、そのお客様を贔屓目(ひいきめ)で思い、

無料にて点検を実施する場合もあるが、”TSマークを付ける事”とは異なります。

もちろんシールを貼っても、問題無い点検レベルだと自負しているが、

ここは、基準を明確にしている私です。

 そして、

他店購入車、通販や量販店で買った自転車を持ち込むケースがあり、

これが一番の問題です。

さらに”新品の自転車”を持ち込む人もいるが、これもまた、大きく困るのだ。

見た目は安全かもしれないが、安全で無いかもしれないからです。

新車なのに、整備費用が掛かるの?(怒!)と疑問を抱く方も多いでしょう・・・。

また作業場内で、点検項目をチェックする事は簡単ですが、

素材や、部品の組み合わせ等を見て行くと、

「ダメだよ、こりゃ!」という物がある・・・。

実際に走らせてみれば、ブレーキが効かないなんていうのは沢山ある。

作業上の点検では、ブレーキレバーを握れば、ゴムは車輪を挟む為、

構造的には問題ないが、やっぱり走れば(動けば)効かない=危険であると言えます。

「メーカーがそれで良いと判断し、販売している訳だから、問題無いじゃん!?」

という方も居るはずですが、昨今粗悪品が多く出回り過ぎ、

「売る事と買う事と安全・安心」のバランスが崩れています。

つまり、そのような車両に、TSマークを張る事は出来ませんし、

私は拒否します。

ユーザー様は、「購入店を信用して買ったのに・・・ぶーぶー」でしょうが、

「A店では問題無い」と言っても、「B店では問題ある」という場合はあるという事です。

これではユーザー様は悩んでしまいますね・・・。(だから、言い難いんだけど・・・)

どちらが良いか悪いか?という話は別にして、

最高性能である”安全”を無視して、基準を甘くする事は間違っていると思います。

TSマークって、そのくらい大げさで偉大なものなのですよ。

※安い自転車だから、他店購入者だからダメだと言っている訳ではありません。

どこで買おうが、「ユーザー様が、それで良し!」と思い、

購入を決意されたのですから、胸を張って、堂々と乗りまわして下さい!

ただ、安全である標を、当店でお渡しする事が出来ないだけです。それだけです。

 

さらに、車両(種類)によっても、付けて良いもの悪いものがあります。

時々「えっ?」と思う事もある車両として、

”BMX”や”ダウンヒルバイク”に、このTSマークが付いているものがあるが、

これもお店により判断が異なるところです・・・。

確かに、「一般道を走る為の基準を満たしていれば良い」のだけれど、

常識的に考えて(何が常識かは別)、タカヤマサイクルでは貼り付けは出来ません。

 

「ロードレーサーでビュンビュン飛ばして走るつもりで、

何かあったら大問題だから、TSマークを貼って、保険加入を・・・」という

場合もあるでしょう。点検上、TSマークを貼る基準は満たしているし、

車両的にも問題が無ければ、業務上は、取り付ける(貼る)事は可能ですが

安全走行とは何か?を自分に言い聞かせ、とにかく気を付けて欲しいものです。

 

店長のロードバイクやMTBは、ブレーキが効かないようにセッティングしてある。

効かない訳ではないが「かなり甘く、奥の方でキュっと効く・・・」感じだ。

皆さんが触れば、「危なくないですか?」と問われるほど、深い位置で効く。

これに、「TSマークって貼って良いのか?」と問われれば、

「・・・・。」である。 だから、貼って無い。

自転車のセッティングは、人それぞれです。特にブレーキ・・・。

自転車歴●●年以上で、一度も事故を起こさない人のベスト・セッティングが、

それであり、安全基準を満たしてないとは、言い切れない状態もあります。

それでも、残念ながらTSマークを取り付ける事は出来ません。

厳しいかもしれませんが、そういうものです。

マークは車両に付けるものです。・・・ユーザー様を信用していますし、

絶対に無理な事をしない方(人)だと解っていても、

もしこの自転車に、他の誰かが乗って事故が起きた時は、問題になります。

「ブレーキが効かなかった!」という事になります。

 

TSマーク制度。ユーザー様は基準が見えないだけに、難しい問題である。

協会として言える事は、

お願いだから、安全な自転車で乗って下さい。

安全は定期点検するしかないのだから、認定店でぜひ!」という事である。

 

皆様にお願いです。

自転車を所有している皆様、ぜひ購入店で、点検を受けて下さい。

出来れば、TSマークを貼って貰いましょう。

残念ながら、貼る事が無理だった場合でも、良いんです。

ブレーキの性能が悪いなら悪い…タイヤが減っているなら減っている…

ユーザーとして、不具合箇所や不良個所、特殊箇所を把握しているだけでも、

安全を考える(思う)きっかけになります・・・。

会社などで、定期的な健康診断をすると、いろいろ思う事がありますよね。

血糖値が高い、尿酸値が高い・・・など、知っているだけでも違うもの。

「健康を手に入れよう!」って思うきっかけになる事と同じです。

 

安全車両に乗る事は、マナーの条件です。

整備(メンテナンス)の必要性は、大切なんです。

 

今回の話題は、グレーな部分(あいまい)な事が多いので、

お店としては、出来るならば避けて通りたい内容ではあるが、

あえて、お伝えいたしました。

ここまで深く、神経質に考える事は無いかもしれませんが、

”車検と保険=安心を身に付ける事”は、安易に考えてはいけないんですね。

 

以上、カタブツ店長の、メッセージでした。

※保険については、また今度、詳しくお伝えいたします。