アンカー&カンパニョーロ

日本の”アンカー”CR-MOネオコットフレームに、

イタリアの”カンパニョーロ”ヴェローチェのコンポで作りました。

溶接の美しさは、世界のTOPクラス。

クロモリ(スチール素材)の絶対的な性能は、カーボン製品には適わないが、

乗り味とか、感覚的なところは、「やっぱりクロモリだよね~」と、

ついつい口にしてしまうほど、素晴らしい。

特に、アンカーRNC7ネオコットは、群を抜くほど、高性能で美しい。

私(店長)個人的には、このシルバーカラーのパーツが、似合うと思う・・・。

昨今、進化し過ぎた自転車が出回り、性能は全てが数字で語られるようになった。

もちろん、それはそれで凄いし、良い事ではあるのだが、

かつて、自転車少年だった私としては、

”日本の職人が作ったフレームに、憧れのカンパニョーロの部品を付ける事”という、

小さな(大きな?)夢があった。温かみのあるアルミ色に魅了された。

皆さんも、そうではないだろうか???

もしも、その憧れを、今、手に入れるのであれば、

このアンカー・ネオコットと、カンパニョーロ・ヴェローチェをお薦めしたい。

ここに、数字の性能など、どうでも良いのだ。

「俺の自転車を買う」・・・その答えが、このバイクであれば幸せですね。

 

シマノのDI2を使用している店長の言葉としては「矛盾」を思うかもしれないが、

”先端の高性能”と、”自分の憧れを持つ”ことに、ポリシーの違いなど無いのです。

「どちらが好きか?とか、どちらかに決めろ!」という話でもない。

だって、好きなんだもの・・・。

 

フレーム:アンカーRNC7ネオコット

コンポーネント:カンパニョーロ:ベローチェ2×10S

ホイールカンパニョーロ:カムシン

重量:約9.3kg

販売価格:285000円(税込)

LOOK良いぞ!

だんだん・・・というか、どんどん、慣れてきた。

店長の新しいロードバイク”LOOK:675” 慣れってヤツは怖いもので、

既に以前のバイク(KOGA)のポジションが、

思い出せないくらいになってしまった・・・。

今は、LOOK675が、ベストバイクだ!と思えてしまうほど、

自分に”しっくり”しているのだ。

朝日を感じる為に、自転車を走らせています。(^。^)y-.。o○

 

話は違うが、現在、店長は両手の親指にトラブルを抱えている。

その為、MTBの”ラピットファイヤー・レバー”の操作が苦痛だ。

早くMTB用のDI2(電子式ギヤチェンジ)が出ないかなあ~。

そんな事で、ロードバイクだけ乗ってしまうのだが、

ドロップハンドルといえども、これまた、しっかり握れないから、

上半身は上手く使えず、普通に乗っているだけだ。

という事で、攻撃的な走りやトレーニングは、していない(出来ていない)が、

サイクリング(ペダルを踏む事)は楽しいと素直に思っている。

これは、LOOKを手に入れた事で、

大きな愉しみと喜びになっているのは間違いない。

振動吸収性能の高さもある為、疲れないし、

太いタイヤを使用出来ることにより、段差を気にせずにいられるのも良い。

ポジションも、ラクだし、本当にバンバン乗れるのは有難い。

 

試乗出来ます!ぜひ一度、乗ってみて下さい。楽しいぞ~!

675インプレション

雨上がりの、良い朝。   お気に入りの桟橋でパチリ!

LOOKに乗り始めて数日経過し、少し解って来たので、その感想をお伝えします。

 

まず、とにかく振動吸収性能が良いっ!そして、加速が良い!そして、カッコイイ!

石畳の上を走っても、「テッテケテ~」と走り抜ける事が出来る。

以前に乗っていたカーボンロード2台(アンカー9とKOGAキメラ)に比べたら、

革靴とスニーカーだ!(・・・ちょっと大げさかな?)

加速させると、後ろタイヤが確実に路面を捉えていて、「ギュンギュン!」と進む感じだ。

特に、中低速域からの急激なダッシュは、気持ちが良い。

17%の坂道を立ちこぎでグイグイ踏み込んでも、変にフレームが歪む感じは無く

「実に素晴らしい剛性をチューニングしたもんだなあ~」と感心するほどです。

反面、下り坂は、「・・・オットット・・・」て感じです。

でも、後加重にすると(腰を引くと?)上手く曲がれるのはなぜだろうか???

店長は、ハンドルに体をかぶせて低く構える感じ(ムササビ走行)を好む。

だが、その姿勢でカーブに入ると「オットット・・」となってしまうのは、

以前のバイクに比べて、何かが違う為だろう。(後で ↓下で説明します)

以前に比べて、5mmハンドルを下げました。直線が意識されカッコ良くなったでしょ!?

上りでハンドルがフラつく事が多々あり、それで低くしてみたのだが、どうかな~?

KOGAのポジションと比べて、高さ(数字だけ)は一緒になったけど。

使いたかった26C(26mm幅)のチューブラータイヤ。

”LOOK675”には太いタイヤが、余裕で装着できるのだ!

KOGAキメラで、太いタイヤを装着したかったが、フレームに緩衝してしまい不可能だった。

良いフレームなのに、皮肉にも”突き上げ”が強かったので、

なんと、空気圧は”bar”(70PSI)の低気圧にて使用していたのだ。

苦し紛れに、低圧で使っていたんだよ~。

LOOK675は、高圧の8bar(115PSI)にて使用してます!

路面の痛んでいる所も、余裕の走りが出来るのだ!。これは安心~ (^。^)y-.。o○

もちろんグリップ力も、安定感もバッチグ~!(適正気圧だもん!)

「良いじゃん~いいじゃん!」

とにかく、乗り易いし、加速が楽しい”LOOK675”です。

もう少し乗り込んで、また、インプレッションを報告しますね~

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”何かが違う”、 ← 店長の理屈っぽい分析

 

以前乗っていたKOGAに比べて、前タイヤの位置が近い。

BBと前軸の長さ(フロント・センター)が”18mm” 短いのだ。

さらに、BB部の位置(高さ)だが、”8mm”高い・・・

さらに、太いタイヤを装着しているので、

厚みもある為10mm以上は違っている計算になる。

その為、腰とペダルを踏み込む位置が、安定しない気がしてしまう。

これは、慣れ(なれ)もあるので、もう少し経てば、気にならなくなるかも・・・。

そして、トップチューブ長(サドルとハンドルの距離?)は、

なんと”32mm”短い。

32mmに対して、18mmしか前タイヤの位置が違わないという事は、

LOOKはフォークが寝ていて、直進安定性が良いという事ではある・・・。

確かに、ハンドルの切れはマイルドで、片手運転時でも安定している。

その分、ハンドルの切れ込みが急であるという事だろう・・・。

ハンドルが32mmも短いのに、窮屈感を感じないのは、なぜだ???

う~ん。解らない・・・。 きっと乗り込んで行くと、その解答が得られるだろう。

ステムやハンドルによって、この辺りはチューニング出来そうなので、

今後の課題として、試していきたいと思っている・・・。

 

LOOKの優れている所が目立つだけに、

「BBハイト&フロント・センター」の2点が、気になってしまった店長でした。

 

正直なところ、今までのバイク=KOGAキメラが、

あまりにも「ピタリ」と体に合っていたし、

スケルトン(寸法)が、

店長の理論と見事にまで合致していたから、※(BBは低く!TOPは長く)

KOGAを「ひいき目」で見ているところはある。

それだけに、同じ道(場所)を走っていると、ついつい比べてしまい、

良くも悪くも「ああ~~あ~」と思ってしまうのだ。

先にも言ったが、”慣れ(なれ)”もあるので、これは時間が解決するでしょう。

「BBが高いのだから、ハンドルもその分上げれば良いじゃんっ!」

そうなのだ・・・。そうなのだけど、ちょっと違う気もするんだよね~。

LOOKに乗る為の「何か」がありそうな予感がしています。

この辺りは、今後きちんと答えを出していきたいと思う。

 

 

LOOK675 試乗出来ます!

ご来店、お待ちしております。

先輩の仕事。

当店では、オーバーホールや改造の依頼が、沢山あります。

高級なスポーツ自転車から、一般車(実用車)まで、何でも来ます。

特殊な事も多々ありますので、知恵を絞って、

大なり小なり一台一台に様々な事柄を施しています。

 

先日、30年~35年前の運搬車(実用車)の”レストア”をしたのですが、

分解中に、ある部品を見て、ちょっと感動(嫉妬?)してしまいました。

ヘッドランプを取り付けるアダプターです。その先に、数センチの部品が付いています・・・。

なんと、手作りです・・・。(穴が丸くない、削った箇所が斜め)

おそらく、その自転車を組み立てた(販売した)店主か、修理をした職人が施したのでしょう。

ランプを取り付ける時に、どうしても、適正な位置が出せなかった為に、

この部品を作り、取り付けたのだと思われます。

(全体の写真が無いので、皆様には解らないかも知れません。ごめんなさい)

ランプの位置(高さ)しかも、2センチ程度の為に、

鉄板を切って、穴をあけて、ヤスリをかけて・・・

 

「・・・凄いじゃないかっ!」

 

この仕事を、誰がやったのかは解らないし、それはどうでも良いのだが、

自転車屋さんは、その昔、このような細かいことを普通にやっていたのだと思います。

現在のように、部品が沢山販売されている訳でもなく、

何を持って適正・・・という事もなく、手間とか勘定とかも抜きにして

大事なことを追及していたのでしょう。

それが何なのかは、正しくは解りませんが、おそらく

一人一人のお客様と、向き合っていた のだろうと思う。

作った部品の精度や価値・・・という話ではなく、

「お客様(使い手)の為」を思って、ヤスリをかけたのかと思うと、

胸が熱くなった・・・。(>_<)

 

時が流れて、実用から趣味の部類に在る自転車・・・。

今でこそ、扱う対象(商品)が大きく変わったが、

この部品に込めた”見えぬ先輩”の魂に、共感(共鳴)した店長でした。

 

バッグ

背負うタイプのバッグ(リュックサック)の紹介です!

レース時に使う小さいものから、ツーリングや日常に使えるサイズまで、あります。

特徴は、この”クロスハーネス”と言われる肩紐。

乗車姿勢の変化、激しい動きなどを考慮し、

肩回りの動きが制限されない快適性能が、ここにあるっ!

 

シマノ:Xハーネスシリーズ

6・10・15・24・32リットル

※人気商品の為、次回の入荷予定はお約束出来ません。

店頭の現品販売となりますので、お早めにご利用下さいませ。