ブレーキ

ブレーキの話です。

私(店長)は、はっきり言って、ブレーキングが下手である。

今まで、一度も上手いと思った事はない。とにかく下手くそなのです。

ロードレーサーで坂道を下っていると、すぐに車輪をスリップさせてしまいます。

そこで・・・

効かないブレーキシュー(ゴム)を付けている。

いろいろ試した結果、この”無名ブランド”の物が、最も効かず良い感じです。

「え~!? 効かないのが良いのか~???」

そうなんです。私の場合、すぐにスリップさせてしまうので、

効きが悪いブレーキの方が、コントロールし易くて良いのです。

かなりの力でレバーを引かない限り、ロックする事は無いでしょう。

「それって、単なる下手って事じゃん!バカじゃねえの?」

そうなんです。下手なりに考えたアイデアであり、チューニングなのです。(自信満々)

さらに、

レバーの遊び(握りが深い)も多くして、長い下り道時の、握力低下に備えている。

店長の手は、グローブで言えばLかXLであり、かなり大きい。

しかし、レバーリーチはハンドルバーに、当るか当らないかくらい深く設定し、

手が大きい割には、コンパクトな(窮屈な)レバーセッティングです。

タッチポイント(ブレーキゴムがホイールに当る位置)は、

レバーの引きしろ50%からで、90%時でロック(スリップ)する。

 

MTBも、同じように、ブレーキが効かないように調整している。

知らない人が乗れば、「なんだこれ??あぶねえ~~」と言われそうだ。

なんでこんな事してるの???

 

下りは怖いので、常にレバーを握っている・・・というかブレーキをかけている・・・。

”引き摺っている・・・”というのが正しいだろうか???

つまりは、”ブレーキをかけながら、ペダルを回している”という、

理論上なんとも意味の無いというか、効率の悪い走行をしているのです。

カッコ良く言えば、

「ブレーキをしながら、前に進むスーパーテクニックという訳だ」

(うわ~出た出た・・・適当な言葉~かっこわる~~)(-_-;)

 

♪突っ走る愛に、ブレーキは無いぜ~~ ♪ハイティーン・ブギ byマッチ

気持ちは突っ走りたいが、その度胸がなく、

愛と自分にブレーキばかり掛けている、店長だ・・・うう(>_<)

 

※チューニングは、その人に合った手段と方法でしましょう~。

OOきるんだ!

「坂道が辛い・・・心が折れそうだ・・・いや、負けないぞ!

走りきるんだ!・・・やり遂げるんだ!・・・自分には負けないぜっ!」

という事で、

山道はマナーを守って、楽しく、安全に、走りましょう~。

 

※山道のマナー(梅雨時)

雨の季節に、シングルトラックを走る事は、マナー違反です!!(レッドカード

道が痛みます。走っている本人は、楽しいかもしれませんが、

その後で、”醜いタイヤの跡”を見た人は、気分が良くありません・・・。

例えるならば、

「トイレの後で水を流さず、残っているのを見た人の気持ち・・・」でしょうか?

 

「通行許可書がある」なんて事は、全く関係ありません。

逆に、あるならば、なおさら、走ってはいけません。

横川山を走る人は、紳士です。紳士は、不愉快さを与えません。

雨上がりには、整備されたダブルトラック(車が入って行ける砂利道)か

舗装路を走り、タイヤ跡を付けない努力をしましょう。

「・・・めんどくせえ~~~~」と聞こえてきそうだが、

”赤信号では止まる事”と同じですよ。それだけです。

 

私と、あなたの行動が、明日の”MTBの環境”を、作るのです。

なかなか言い難い事ですが、

MTB愛好家として、お互いにしっかり胸に刻んでおきましょう。

 

走りきるんだ・・・そして、

     (マナーを)守りきるんだ!

 

横川山自転車番長:高山真

※横川山での自転車問題は、全て私が責任を負っております。

大小限らず、どんな事でも、問題が出ないように、心から願っています。

 

MTBタイヤ

定番タイヤです。すごく良いのです。とにかく走りが軽いのです。

IRC ミトスXC

 

「クロスカントリーレースで、勝つ!」

これをコンセプトに開発されたレース直系モデル。

センター部はブロックが低く、横(肩部)はブロックが高いデザインだ。

通常(常識的には)、

ブロックが低い=走行が軽いが、グリップ力が少ない。

ブロックが高い=グリップが良いが、走行が重い。

つまり、このタイヤは、通常走行時は、軽く走り、

キャンバーやコーナーなどではブロックが突き刺さり、グリップが増す訳だ。

26×1.95 2.10 2.25 と3種類のサイズ展開で、

特記すべきは、各サイズ(太さ)ごとにブロック形状が違うという所。

さすが”メイド・イン・ジャパン”であり、堂々と自慢できるポイントだ。

使用例を挙げれば・・・

Fタイヤは2.10で、クッション性を確保しつつ、

Rタイヤは1.95の細めにして、軽い走行感と、突き刺すグリップ力を

楽しむのも良いだろう~。

下りが得意(好き)なライダーは前後2.25(太い)で空気圧を高めに設定し、

登りの軽い走行を感じつつ、下りではパンクを気にせず思いきりぶっ飛ばすのも、

面白いだろう・・・。

 

オフロード経験者(特にレース経験)なら、解るかもしれないが、

レースで勝つためには、ペダルにかける力(トルク)を急激に変える事は少ない。

その為、ある程度のグリップと、コーナー時には安心するスパイクがあれば、

それで良い。

もちろん、ライディングスタイルや、考え方もそれぞれで、

「何が正解である」という答えは無い。

しかし、このコンセプトは、何も解らないビギナーライダーには、

とても参考になるのでは無いだろうか??

 

IRC ミトスXC 詳しくはこちら↓

http://www.irc-tire.com/ja/bc/products/mtbxc/mythosxc/

 

話は変わるが、

タイヤの消耗が、「楽しいバロメーター」である事に気が付いていますか?

何を言っているか???といえば、

タイヤの減り方を見て、自分がどれだけ乗ったのかな?って考えるからです。

特に、MTBの場合、ブロックが見る見る減っていくんですよ~

山道走りをしていると、特にそう感じます・・・。

この減り方を見て、「あ~いっぱい走ったもんなぁ~」とか、

「お~もっともっと減らしてやるぜ~!」とか、

そんな思いが、どんどん強くなって行きます。

特にショルダー部のブロックが減ってくると、

だんだん上手くなってきたんあ~って思う瞬間です。

※(倒して乗っているという事。乗りこなして来たという証拠です)

 

タイヤが減る事が良いことかどうかは別にして、

一つのバロメーターである・・・というお話しでした。

 

イタリアン・ウエア

イタリアンブランド、”ボッテキア”のサイクリングウエア

ホワイトベース(ガンダムの母船=木馬じゃないよ)の、シンプルなデザインが良いね。

パンツも、イタリア。赤、緑のラインが良いのだ。

ボッテキアに乗っていなくても、カンケーない! この雰囲気を楽しむのさ!