オーバーホール

🥶寒いけど、まだまだ🚴走ってます。

休憩に飲む、☕甘いコーヒーが旨い😋

それも楽しみの一つです。

暖かくして、秋の空気を満喫しましょう!

 

季節柄、オーバーホールの依頼が増えてまいりました。

沢山乗った自転車に、愛情をこめて、メンテナンスをしましょう!

自分で出来ない事や、複雑な修理などは、どうぞご相談くださいませ。

快適な自転車生活をおくれるように、お手伝いさせていただきます。

ベアリングが傷んでいるかな?? 取り換えが必要かな??

その判断も、私がさせて頂きます。心配な方はお持ち込み下さい。

あれれ?? チェーンが浮いてます。

チェーンが擦り減って(伸びて)噛み合わせが悪くなってますね~。

これでは上手く走れませんし、変速性能も極端に悪化します。要交換ですな。

フリーボディ(ホイールの部品)が、サビてます。

ユーザー様は「踏み込んだ時にピキッっと音がする…BBかな??」

と悩んでおられましたが、その異音の原因はホイールでした。

油分が無い為、爪が噛みこむ音♪が発生していたってわけ。

定期的なメンテナンスが必要ですね。

話は変わって、最近の自転車はケーブルがフル内装が多い。

ケーブルをそのまま入れると、フレームの内壁に緩衝し、走行中はその振動でカンカン♪と叩く音がしてしまい、実に不快なのだ。

その対策として、写真のようなダンパーチューブ(スポンジパイプ)をケーブルに通してフレームに入れる方法があります。

フレーム内では、スポンジがクッション材となり、異音がせず快適ってわけだ。(*^^)v

内装する本数分、奥まできちんと入れます。

BB部です。

ここ注目!このBB付近が大切! 

DISCブレーキ・ホースや、リアディレーラー・ケーブルは後部まであるので、

しっかりと奥までダンパーチューブを通すのが、異音解消のポイントです。

全分解するオーバーホール時に装着する事を、お勧めします。

また話が跳びますが、昨今の高級車はケーブルが何も見えなく、スッキリとしてカッコイイですね。

ケーブルはハンドル内を通り、ヘッド内を通り、フレーム内へと送られ…本当に複雑で、困ります。(愚痴)(>_<)

またメーカーや機種により、通し方が違うから、私達メカニックからすると、とても大変な作業となります。

 

写真はピナレロ。ケーブルが通る場所がきちんと確保されていて良いです👍

「見えない内部こそ美しい」は、素晴らしい性能だと私は思います。だからピナレロは大好きです💖

 

フル内装は流行りだから、少々面倒でも、販売店としてまたメカニックとしては受け入れるしかありません。「ヨッシャ、どーんと来いっ!」( `ー´)ノ

しかし…時々、ヘッドパーツ回りで(内部で)、ケーブルがグチャグチャになっている物も見かけます。

また構造上、どうやっても干渉する個体(機材)もあります。有名メーカーでもこんなものか?と思うほどです。

フレームを設計する時(デスクに座って考えた時)ではケーブルはきれいに通り、問題ない素晴らしい物になるはず…だったと思いますし、説明書類を見ても納得のいく図が描かれておりますが、実際にはありゃありゃ…(>_<)

自転車は常時ハンドルをきって(動かして)使う乗り物です。

それなのに、ハンドルをきる角度によりケーブルが引っ張られたり、または内部で動く事を(ワイヤーが曲がる事を)考えていない個体があるのは残念です。

逆に引っ張られないように、余裕を持たせる(長過ぎる)のは、シフトやブレーキの操作に問題が発生します。だから極力短い方が良い訳ですが、どちらが良いのか分かりませんね。「見えないからこそ」難しくなります。

また内部で動くという事はケーブル類がどこかに擦れるという事です。ハンドルを動かす度にDISCのホースがフレームと擦れて(切れて)オイル漏れが発生していた事例もありました…。

そこでホースが擦れないようにと、専用のパイプ(上で紹介したダンパーチューブのような物)を装着し、対策させている車種もありますが、擦れることに変わりはなく、さらに窮屈な場所に太いものが入ってくれば、さらに擦れ易くなり(抵抗になり)ハンドル操作は重くなってしまう問題も…。

流行りですし、見た目の美しさを求めること=フル内装化は止められません。

でも安心して下さい。どこのメーカーも新型は「内装の問題対策」をして販売してくるはずです。

今回指摘した事例は、数年前に発売され、また「設計された時は最先端」であったドリームマシンだったはず。ただそれだけです。

それに、たかが不具合。各自転車ごとに、メカニックがその対策をすれば良いだけです。

そう…『無理が通れば、道理は引っ込む』…そんなものです。(^_-)-☆

皆様はライダー。カッコイイ自転車をガンガン乗って下さい。

私はメカニック。 対策を考え貫いて、お客様の自転車を最高の状態に致します。

情熱のオーバーホール 随時受付中~!

バラし、洗浄、グリースアップ、ケーブル交換

作業日数 約2週間

作業料金:30000円

ご依頼をお待ちしております。