きちんと、見て!

坂道を、走ってます~。

上れば(登れば)、必ず、下らなければなりません・・・。

勾配がキツイほど、また、その距離が長いほど、下り時にはブレーキも沢山使います。

 

いつものように走っていたら、

「あれ?何だかブレーキが効かないぞ!?」という事に気が付いた。

うわ~削れてるじゃんっ!ボソボソだ・・・。

うわ~擦り減って、無いじゃん・・・。それも、前後・・・。

(左が新品) ぜんぜんダメじゃん。

だいたい、ここまで使うって、ダメでしょう!

あとちょっとで、カーボンホイールを♪ガリガリしてしまう所でした。

普段から、定期的な点検を怠っていた証拠ですね。(指摘!)

いったい、だれの自転車ですかっ!?

「・・・・。(-_-;) (て、店長のですけど)

 

という事で、

ブレーキのゴムや、パッドは減っている事がありますので、

皆さんは、時々見て下さい。

カーボンホイール(その専用ゴム)は、消耗が特に早いですから、

所有されている方は、きちんと確認してください。

あ~、でもさ、ここまで減ると、逆に気持ちがイイね~。(ひらきなおり)

「しっかり使ったぜ!」という、達成感と充実感があるな。ウッシッシ(^。^)y-

 

緊急修理~応えます。

自転車でのツーリング途中、「トラブルが発生~」って、

イヤだけど、良くあるんですよね~。

大小、様々な事が起こるものです。

例えば~

・パンクした~・・・。(あるある)

・スポークが折れた・・・。(あるある)

・ワイヤーが切れた・・・。(あるある)

・チェーンが切れた。外れた。食い込んだ・・・。(あるある)

・転んで(ぶつかって)ホイールが曲がった~(あるある)

・変速機(付け根)が折れた~。(あるあるある!)

 

そんな時、お助け出来る人(店)でありたいと思うのです!

 

 

「変速が出来ない・・」という、ツーリング途中のお客様が来店されました。

原因は、「ワイヤーが切れた」という単純な事だが、これが簡単には直らない。

※(理由と、その原因の説明は省きます)

すぐに分解し、ワイヤーを取りだす事に専念~。(数分間の格闘)

どうしても取れないので、小さな穴をあけて、押し出す事にした・・・。

「やったぜぇ~!」 無事に取り出す事に成功~!!!

これが、切れたワイヤーの頭だ! いかにも、トラブルを起こしていそうな姿ですね~。

ワイヤーを変えて、修理が無事に終了~!

お客様は、元気良く、再出発されて行きました。

無事に旅を続けられたかな?

 

「トラブル発生~困った~」 そんな方から見たら、

その時その場で修理をしてもらえる仲間や、その地のショップは、頼れる存在です。

過去に、私も同じ経験をしました・・・

だからこそ、その気持ちが解りますし、それに応えたいのです!

 

そんな事で、

サイクリングで岡谷に来ても(通過しても)、安心です。

自転車が壊れたくらいでは、嫌な思いは、させません。

 

機材トラブルなんて、

たかが、小さなハプニング。

逆に、

”楽しい思い出”にしてしまう自信があります。

その為の準備は、いつでもしています!

全国の皆さん。安心して、諏訪湖周辺(岡谷市)のサイクリングを楽しんで下さい。

 

”国道20号線の工具箱” タカヤマサイクルです。

 

バラす事から・・・。

オーバーホールをする時、まずは「バラす」事からはじめます。

とにかく、外せる所(部品)は外して、バラバラにするのです。

しか~し、いきなり、つまずいた・・・。

ヘッドキャップを外すと・・・「あちゃちゃ~」

汗から出た”塩”がいっぱい付着しています。その為、スペーサーもステムも外れない。

「外れないだと!?・・・どうしても外せない・・・困った・・・切ろう・・・」

とにかく一枚を外したところで、嫌な予感・・・。

コラム部が、ひび割れているではないですか?

とにかくスペーサーを切断し、作業は進んだが、

ここで、大問題があああ~~~。

見て下さい。前後2か所に長い亀裂が入っています・・・。(大丈夫か?)

ハンドルステムを外す事まで何とかなった・・・しかし・・・。

「どうしましょう・・・決断をして下さい。」

・・・・・・ 『切断しますっ!』  ←(Dr・DMATふうに)

これらが問題部品・・・。これで安心だ・・・うん。

(ステムの取り付け部ギリギリ上の箇所で切断が可能でした。良かった)

 

なぜ、ここまでひどい状態になったのか?

ユーザー様の額から落ちた、汗の成分による”腐食”です。

金属を犯すほどの強い、酸と塩分です。

(詳しくは、省きます)

お客様は一生懸命、自転車に乗ったのでしょうね~。

OK!いいじゃん!

ガンガン使って、シーズンオフになったら、

「ショップへ持ち込みメンテナンスの依頼しよう!」と考えていた訳だ。

当然ユーザー様は、こんなになっているとは思っていなかったでしょうし、

第一、気が付く訳がありません。

ぜんぜん問題ない! その為のメンテナンスとオーバーホールだ。

お客様はライダー。私はメカニック。それだけだ。

他の箇所もバラバラにした事で、破損や、消耗部品が見つかりました。

実に地味だが、まずはバラバラにして、洗浄する事。ここが大事なのだ。

タカヤマサイクルの作業場に入庫した以上は、大丈夫!

徹底的に情熱を注がせていただきます。

皆様、安心して完成をお待ち下さいませ。

 

情熱のオーバーホール、随時、受け付け中!

ぜひ、ご利用下さいませ。

心のメンテナンス?

お客様 『”心のメンテナンス”をお願いします・・・。』

店長  「ナニ?何?なに?・・・(何だか意味深じゃんっ!??)」

お客様 『・・・ダメですか?』

店長  「いや、良く聞きましょう・・・何があった の か な?」

お客様 『・・・実は・・・・』

店長  「ふむふむ・・・・えっ?あっ! そういう事~そうかあ~あははは・・・」

(てんちょう~・・・大きな勘違い!)

 

”心のメンテナンス”ではなくて、”ここのメンテナンス”でした。

ただの、聞き間違いでした~~~あ~あ(-_-;) 大バカ

そんな事で、ここのメンテナンスを受けたのでした~。

 

改めまして・・・

今回の依頼は、「フレームの一部を、きれいにしてほしい」という事でした~。

お客様は、何処かでフレームを譲ってもらった(入手したらしい)が、

この部分の、塗装の厚さが気になるのだそうです。(すげ~。良く気が付いたね!)

この作業を、「フェイシング」と言います。左右の並行を出し、

BBパーツの性能を高める施工(作業)です。これが効くんだわ~!大事なポイントです。

軽く削ってみたところです。塗装とフレームの削れが同時に起きてます・・・

お客様 『メーカー出荷時点って、こんなもんですかねえ~?』

店長 「そんなもんです。それが普通です。後はお店が命を吹き込みます!」

お客様 『これで、このフレームも完璧になりますか??』

店長 「ハイ!お客様の為の一台に生まれ変わりますよ~!」

そんな事で、もっともっと削ります・・・・。

はい!きれいになりました~!左右の並行もバッチリ出て、

BBパーツの性能も発揮されるでしょう~。

 

春に向けて、ゆっくりパーツを組み込んで行くそうです・・・

旧いカンパニョーロレコードを付けるんだって!カッコイイ~~~。

頑張って下さいね。

 

ちょっと勘違いから始まった、今回のメンテナンス作業・・・

お客様の依頼があれば、しっかりやらせていただきます。

ご相談下さい。

 

寒さによる悪戯・・・

地域柄、最高気温が氷点下(マイナス)の時もある・・・

当然、水が凍ります。(誰もが知っている・・・)

あらゆる所にあるわずかな水分も、数秒間で、凍りつきます。

なんと、自転車のブレーキワイヤー内に在る水も凍ります。

クロスバイクやマウンテンバイクに、採用されているDISCブレーキ。

ワイヤー引きタイプの物は、凍って動かなくなる事が、この時期に限り発生します。

「さっきまで動いていたのに、急に動かなくなった・・・(戻らなくなった)」など

皆さん経験ありませんか?

 

上記の写真を、観察して見ると、ワイヤーの入口が、上を向いています・・・。

その為、雨や、洗車時の水がワイヤー内部に進入し(溜まり)、

その結果”凍る”という訳です

ブレーキ本体(キャリパー部)構造的には、全く問題ありません・・・。

しかし、取り付け場所により、「トラブルが発生し易いものがある!」

という事を、知っておいて下さい。

(下側のパイプ部に付いている自転車は、水が浸入し易い構造だという事です。)

対策方法としては、ワイヤー内をグリスで埋めるしかありません・・・。

入口に、ゴムキャップ等を流用し、シール(ワイパー)などを付ける事も

アイデアとしては素晴らしいですが、反面”抵抗”にもなりますので、

やはり、”ひと手間”をかけて、メンテナンスをした方が良いでしょう。

これはDISCブレーキだけではなく、

ワイヤー入口が、下を向いている自転車全てに言える事です・・・。

気になる方は、購入店で相談してみて下さい。

シマノ製品でも、エイビッド製品でも、テクトロ製品でも

どこのブランドでも、同じ事が起こります。

そんな事で、

「寒い日は何だか動きが悪いなあ~」と思ったら、ショップへGO~!という話でした。