ふぉおぉおぉ~

オーバーホールをしていると、様々な事があります。

IMG_3396

サスペンション内部から、水が出てきます。

金属パイプ内に淀んでいた水ですから、かなり臭います・・・。

IMG_3402

分解してみると・・・「うぉおぉ~~」なんじゃこれ・・?

何か汚いものが、ドロドロと出てきます。やっぱり臭いますね・・。(^_^;)

IMG_3403

とりあえず洗浄を・・・って、あれれ~?破損してますよ。

もう片方は、ケース内部に残ったままだ・・・。あちゃちゃ。(>_<)

 

この部品は、サスペンションを固定する大事な場所(箇所)。

樹脂で作られたもので、時間と共に劣化したのでしょう。

他の箇所の傷み具合も酷いため、

これは、サスペンション・フォークの交換が必要です。

 

※サスペンションをお使いの皆様へ。

高価であったり、安価であったり、様々なモノがありますが、

どのようなサスペンションでも、いつかは壊れます。

それが、明日かもしれないし、今日かもしれないし・・・。

「動くもの」というものは、そういうものだとご理解(認識)下さい。

もちろん、使い方は、人それぞれですから、全てが同じではありませんし、

使える限り、使う事は正しい事だと思います。

だからこそ、定期的な点検が必要になる訳です・・・。

しかし、問題もある。

分解し、問題無く見えて(思えて)も、金属の疲労具合までは見抜けません。

オイルの汚れとか、減り具合とか、金属の変色から、多少は解りますが、

どこまでが使用可能(耐久性)なのか?こればかりは誰にも見抜けません。

やはり、「購入してから数年間」という判断が、安全期間(基準)なのでしょう~。

特に、ダウンヒルバイクのサスペンション。

耐久性をなるべく高くするために、太く、厚く、重くなっているのだが、

極端なキャスター角である為、常に「コジて」いる訳ですし、

ダウンヒルですから、どー考えたって、「激しい使い方」をしているのです。

間違いなく5年以内には、壊れます。破損します。真っ二つになるかも・・・(>_<)

 

壊れたって良いんです。機械ですから、まあ、そんなもんです。

でも、絶対にケガをしたくないんです。

死にたくないんです。※(これ大重要!)

 

あなたの自転車や、サスペンションは、大丈夫ですか?

判断は難しいですが、不安があれば”交換”(買い替え)も、正しい知恵だと考えます。

ご了承下さい。

タカヤマサイクルの得意とする分野は、ズバリ、技術的な事

代表的なものとしては、オーバーホール、レストア、改造(改良)、などなど・・・。

自転車をいじる事が好きな店長は、ここだけは絶対に妥協する事は無い。

複雑だったり、他店で断られたモノには、俄然ファイトが沸いてくるのだ!

IMG_3336

旧型車は、得意中の得意!当時の味を残しつつ、チューンナップ&アップデート

IMG_2242

当店の看板メニューである、”情熱のオーバーホール”

皆様から、大変高い評価をいただいております。

新車時の、いやそれ以上の軽快さを感じていただけたら、嬉しいです。(^_-)-☆

IMG_2132

 

当店の修理や、オーバーホールは、”完璧である”と自負しておりますが、

ひとつだけ、大きな問題があります。

それは、

”ワイヤーの、初期のび”

ワイヤー類は、新品を使う為、作業台の上や、施工後(組み立て後)の試乗だけでは、

初期に出る”のびまで、完全には取りきれません・・・。

その為、お渡した数日後、(時には数時間後)には、

「ギヤが上手く入らないじゃん!ぜんぜん良くないじゃんっ!(-_-メ) 怒」と

思われる方も居ります。

1
オーバーホールの作業は、全て分解し、洗浄、組み立てをし直すのです。

つまり、新車時と同じ条件 になってしまう訳ですね・・・。

 

新車というものは、購入後には、ワイヤー類の初期のびを含めて、

ブレーキの開き具合、効き具合、回転部の調整、イスの角度や位置、

各部のネジの緩みなどなど、

再セッティングをしながら、ユーザー様に合う状態に仕上げて行く必要があります。

そんな理由から、オーバーホール後でも、

2度3度とお持ち込みいただくか、ご自身にて調整していただく事になります。

もちろん、そのような事が、極力無いように様々な工夫を凝らし、

完成させてはおりますが、100%にならない事も稀にあります。

時々、そのお話しをきちんとせずに、納車してしまい、

後で、ご指摘をいただいたり、お叱りを受ける事があります。ごめんなさい。

これは、全て私の不注意であるのですが、

初期のびが出る事や、再セッティングの必要性がある という認識を

ぜひご理解下さいますように、お願い申し上げます。

IMG_0687

 タカヤマサイクルは、逃げませんし、全て受け止めます。

やった仕事には、責任を持ちます。

作業内容に、納得のいかない点がございましたら、ご指摘くださいませ。

 

よろしくお願い申し上げます。

 

皆様のメカニック タカヤマサイクル 店長:高山真

 IMG_3342

今日の朝は、ステキな空が見えました。(AM5:30 岡谷IC付近より)

明るくなりました。早朝サイクリングも愉快に出来そうですね。(*^_^*)

緊急修理。OKです!

学生さんの、毎日使う自転車が壊れた。(>_<) どーする?

IMG_3326

後のホイールが、グニャリと曲がって「オーマイガ~」

大丈夫、問題無い。タカヤマサイクルが、即行で対応します。

IMG_3328

まず、分解して~

IMG_3329

さらに、分解して~

IMG_3330

スポーク(串)を磨いて~ 曲がりも同時に点検します。

IMG_3331

新しいホイール(リム)を~

IMG_3332

 ♪ちゃちゃっと組み立てて~

IMG_3333

車体に組み付けて~。はい、終了~!

その他、各部点検と調整をして、修理完了です。(^_-)-☆

 

どんなに忙しくても、タカヤマサイクルでは、翌日にはお渡し可能です。

ぜひ、ご利用下さいませ。

 

”街の自転車屋”の仕事と使命は、困った時にこそ、役に立つこと。

ましてや、自分の店で販売した自転車であるならば、徹底的に、素早く、確実に仕上げる。

田舎の、小さな店=タカヤマサイクルの武器と魅力は”スピード”

だらだらと、修理期間をいただく事はしません。

すぐに、自転車が使える生活に戻れるように、施します。

 

お困りの事がございましたら、ぜひお声をかけて下さいませ。

ご利用、お待ちしております。

 

タカヤマサイクル 店長:高山真

 

 

「OH~]

「お~・・・」。Oh~です。

IMG_3159

「・・・・。」

 

IMG_3160

かなりの”年式”ですね~。

ユーザー様は、買い替えたいのではなく、「修復し、直して、乗りたい」のです。

どうする?

「・・・もちろん、やりましょう!」

タカヤマサイクルが出来る事は、惜しみなくやらせていただきます。

レストアの仕事とは、”時間との対話”

地味に、地味に、作業とアイデアに時間を費やす事・・・。これだけです。

効率・・・? 「最悪ですよ。」 でも、いいんです。(^_-)-☆

これが、タカヤマサイクルです。

 

お困りの事がございましたら、声をかけて下さい。

 

 

 

 

ほんの少しの事

ブレーキレバーの位置。これが少し違うだけで、操作性能が大きく変わります。

IMG_3133

ドロップハンドルに、ブレーキレバー(STI)が付いています。

IMG_3135

この位置が、最も高い状態でセッティングされてますね・・・

IMG_3134

上から見ると、こんな感じ・・・。テープをはがしてみます。

IMG_3136

こうなってます・・・。

この取り付け型というか、セッティングは、「絶対に悪い」という訳ではありませんが、

私ならば、違う取り付け方をします。

IMG_3138

もう少しだけ、上に付けます。

IMG_3137こうなる訳ですね~

IMG_3139

テープを巻くと、こんな感じになります。

IMG_3140

上部が平らになって、握り易く、また操作がし易くなるのだ。

IMG_3141

下部を持っても、バッチリ指が届きます。

この自転車には、アナトミックハンドルが付いているのですから、

その特性上、下部の握りを犠牲にしてはいけません。

部品に見合った取り付けが正しいと、私は思います・・・。

 

レバーの位置を上げた事で、ブラケットの位置も近くなります。

(実寸で約1.5センチほど、短くなりました。)

 

自転車は、組み立てる人により、その性能は大きく変わります。

全国にある「こだわりのメカニックがいるショップ」というのは、

高い安いだけの話ではないという事です・・・。

 

当店=タカヤマサイクルも、そうです。

100万円の自転車と、10万円の自転車と、その性能が同じである訳はありません。

でも「その自転車の能力を最大に引き出す!」という事においては、

まったく同じスキルで、作業をしています。ご安心下さいませ。

 

「どーせ、安い自転車だからさぁ~・・・」

ちがいます。

「だったら、こうしてみましょう。みせましょう!」

 

少しが集まれば、沢山になる・・・。

 

ほんの少しの事。これが基本です。