雨上がりの朝は、霧が深いです。
ライトに反射された”水の空気”は、・・・幻想的。
水分を含んだ空気を吸い込めば、喉の奥まですう~潤います。
「おお・・・」詩人風に言うならば、朝露(あさつゆ)が街を纏っています。
こんな朝も、また良いモノです。(*^_^*)
長野県岡谷市タカヤマサイクル 自転車の販売から修理・メンテナンス、カスタムなどお任せ下さい。
今から約30年前、ナショナル自転車が、高級車(スポーツ)部門を設立した。
一般のナショナル販売網とは異なり、専門性の高いショップにて販売を開始したのだ。
それは、”Panasonic”と名付けられ、時代背景にも後押しされ、
爆発的に人気が出た事は、今となっては、思い出話になろうとしている・・・。
パナソニック・・・このネーミングを初めて聞いた時は、
なんとも、エレクトロニクスっぽくて、近未来的に聞こえ、無駄にドキドキしたのは、
私だけではなく、誰もがそう感じたのではないだろうか・・・。
数年後、そのパナソニックが、
お客様の注文通りに作る、”夢のオーダーシステム”を受け付け始めた。
「パナソニック・オーダー・システム」略して「P・O・S」
これは、自転車業界の常識を打ち破る、画期的なことでした。
当時、「自転車をフルオーダーする」という事は、マニアの間では、夢のまた夢であり、
実際に「やるぞ!」と心に決めても、入手までには、
とんでもなく大変な事であったのでした。(それが面白く、不可価値だったのです。)
各地にある、有名ショップの窓口でしか、対応してもらえないものだったから、
その為、当時の趣味人達は、わざわざその店を訪ね、何度も何度も主人に相談しながら、
サイズやカラー、部品を注文し、完成までの時間(数か月)を心待ちにしていたのです。
そのオーダーの世界を、パナソニックは、身近に、手軽にしたのでした。
特に、POSが画期的だった事は、なんと”2週間で完成”という
超スピード納期を実現して来たことである・・・。
大阪にある会社の工場内に、選び抜かれた専門の職人が居て、
溶接、ペイント、コンポの組み付け等を、
流れる作業で行い、短期間にショップ送り、そしてユーザー様にお届けするのだ。
大企業、だからこそ出来るサービス。スポーツ自転車専門の知識を結晶・・・
スバラシイ提案であり、みごとな販売戦略と戦力であったわけです。
(それから、ミヤタ、ブリヂストンなどが、後を追いかけたのでした。)
そのパナソニックは、今も健在です!
昨今は、外車が人気で、国内メーカーはとても謙虚な匂いがするが、
”黒い髪と黒い瞳”を持つサムライは、その凛とした振る舞いは変わらず、
メイド・イン・ジャパンの魂を持ち続け、静かで強いオーラを放っているのである。
パナソニック。・・・私はこの姿勢が、大好きです。!(^^)!
さて、
そのパナソニックから、30周年記念モデルが発売される。
伝統のクロモリ(鉄)バイクである。
新設計された専用ラグを使用し、高級でクラシカルな感じを彷彿させる、
実に美しい、宝石のようなスポーツ自転車なのだ。
間違っても、安易に表面だけアンティーク(旧っぽく)見せて、作っている訳ではない!
それが、パナソニックである。
「旧くさい事が伝統じゃない。良いモノを、もっとステキに、エキサイティングに・・・」
そうなのだ。『真の伝統は、時代を越えるべきである。』 ※(店長の持論)
ハンドル(ヘッド)周りは最新の「インテグラルヘッド」を採用している。
剛性はきちんと確保する。時代に合わせ、良い事はキチンと採用し、進化をさせる。
伝統の技術とは、ユーザー(お客様)の為のものであり、そこには妥協は無い。
30年のパナソニック技術は、止まっていない。常に進化をしているのである。
さらに、そこには、ハンドメイドならではの、息を吞む美しさと、
ドキドキさせる魅力が必要である。・・・これこそが、使命であり、
”30周年記念モデル”としても、ふさわしいのだ。
パナソニックのロードバイクは、自社工場のみで作っている”本物”なのである。
素材は2つだけに絞る。
”スチール&チタン”
流行りのカーボンには手を出さない。・・・理由は、自社工場では作れないからだ。
もちろん、「世界のパナソニック」とも言える、巨大な会社だから、
様々なルートを持ち、いくらでも、販売する”方法”や”手段”は取れるだろうが、
あえて、カーボンには手を出さない。 それよりも、
チタンという未来的な宇宙船素材や、クロモリ(スチール)に絞り、
技と業を生かし、他社のとの差別化を図ることが、いい。
職人とは、それで良いと思います。
得意な分野で勝負する。それは正しい考えです。
大企業だって、熱いくらいの職人魂が在ってもいい!
いや、職人魂を持つ人が居る会社が、良いのであり、そこに価値があるのだ。
メイド・イン・ジャパン。素晴らしいじゃないかっ!
胸を張ろう。自慢をしよう!
ジャパンプライドは、今も根強く健在しています。
サムライ・パナソニック、…私は好きです。
30周年記念 ORCC11
・アルテグラ仕様 380000円~
・105仕様 340000円~
・フレーム単品 200000円~
Panasonicカタログ差し上げます。
ぜひ、ご来店下さいませ。
幼少のころから、何となく憧れているものに”海賊”がある・・・。
そこには、海という広大な場所で、荒波に揺られ、宝を追い求める姿があるのだ。
冒険心に満ち溢れ、自由で、誇らしげで、勇敢さと潔さがあり、
陸の上では想像も出来ない、なんともロマン溢れる世界なのです。
”海賊”・・・
この魅惑的なワードには、全てが詰っている。
仲間と共に未知の世界(海)に漕ぎ出すロマンと、裏切りの葛藤の狭間で揺れる心、
大げさに捏造されたオモシロ話も含めて、どこまでも空想物語が出来るのだ・・・。
実際には、なれないけれど、やはり、憧れますね。”海賊”
数年前に流行った、ディズニー映画、ジャック・スパロウ主人公の、
”パイレーツ・オブ・カリビアン”は、面白かったなあ~。
アニメでは”ワンピース”(麦わら海賊団)も流行りましたね。
変わった所では、宇宙を舞台した、海賊コブラ、海賊キャプテンハーロックなど、
「何ものにも縛られない心と、屈しない男の魂」が描かれていたっけ…。
特に、左手にサイコガンを持つ”海賊コブラ”は、
群れをせず、一匹狼な感じが、たまらなく好きだったなあ~。
物質的な宝を得るのも当然だが、心に残る宝をきちんと奪う辺りも、
海賊(コブラ)に憧れる要因だろう・・・。
私に限らず、誰もが海賊物語を見て、胸が掻きたてられたと思います。(=^・^=)
海の上、宇宙の上では、”我”というか、”自分”が中心でなくてはならないし、
助けてくれる壁もなければ、陰もない・・・。出港(冒険)した以上、
責任と喜怒哀楽の全てが、”自分自信にある”が為に、何時だって
「前に進む勇気」が大切だと教えてくれる、
空想の英雄が、海賊なのだ。
そんな事で、美談溢れる海賊に憧れる店長でありますが、
ぬる~い温水♨に、どっぷり浸かっている身分としましては、
ただの”我が儘の無い物ねだり”なのかもしれませんね・・・。(-_-;)
店長の脳内でやっている冒険は、こんなものです・・・。(笑)
(小さい…あまりにも小さすぎる。) (>_<)
大海原に出て行く事は、勇気が要ります・・・。
激しい嵐が来て、帆が破れ、マストが折れ、漂流する事もあるでしょう。
空腹で、また寒さで凍える事もあるでしょう。
その中で、敵の攻撃や海獣とも争い、さらには”見えない敵”とも、闘う訳です。
”勇気”という武器を芯に持つ者。まさに勇者しか生き残れない世界なのですね。
仕事でも、新しい事をする時や、逆に、旧い事を貫き通す時には、勇気が要ります。
大きな会社や組織のように、
共に闘う意思を持ち、連帯でやり遂げる事を、喜びとする仲間が居れば、
”成功”や”完成”を手に入れたも同然です!
個々の勇気が、何倍にもなります。失敗なんて、欠片もないでしょう・・・。
逆に、もしも、
これを自分一人でやり通すなら、とても大きな不安も感じますし、
時には、「最後を覚悟する・・・」かも知れません。
誰も助けてくれません。絶体絶命の海賊と同じです・・・。
空を見上げて、風を読み、海を眺めて、潮を読み、
感覚というアンテナだけが、頼りになります。
経験豊富とはいえ、時には、航路を間違う事があります。
行ってはダメな場所に、流れてしまう事もあります・・・。
そんな時は、胸を何度も叩き、心の奥にあるモノを引っ張り出します。
”勇気”
”勇気”が助けてくれるでしょう!背中を押してくれるでしょう!
「あきらめるなっ。がんばれ!」と・・・。
脳内♪BGM ”勇気のうた ” 作:やなせたかし 歌:少年少女合唱団
↑
(良い歌なんだよね~ 大好きです。) 特に3番(*^_^*)
さあ、勇気を出して、一緒に、頑張って行きましょう!
店長の海賊船です・・・。世界で一番の弱小海賊です。
何度も転覆しかけておりますが、現役で航海しています・・・。
船長も船員も、クソ真面目な為、上手い船旅は出来ておりませんが、
それが海賊船タカヤマ号です。
上手くは無いけど、オモシロイのです。(^_-)-☆
あなたの海賊船は、今どこを航海しておりますか?
ピナレロ社の2017年ニューモデル”GUN・DISC”が入荷~!
マットブラックに、ネオンイエローのグラフィックが素敵です。
ホイールは、フルクラムを採用し、見た目がとにかくカッコいい~ !(^^)!
”GAN・DISC”という名前ですから、当然ディスクブレーキ仕様です。
ロードバイク用ディスク規格 ”フラットマウント”を採用。
さらに剛性確保の為 Φ12mm・アクスルタイプの車輪止め機構で完全武装!。
(F Φ12mm×100mm幅 / R Φ12mm×142mm幅)
フレーム素材は、T600カーボンで、GANシリーズ3機種中、
最も手の届きやすい素材を採用しているが、その性能は、上級機にも劣る事は無い。
GANは、ピナレロ最上級モデル”ドグマF8”の血統を継ぐ、
純粋なレ-シングバイクであるのだ。
コンポはシマノ105。サドルは”fi’zi:kアリオネ”が標準装備され、
実に贅沢で、ピナレロバイクを所有する喜びを全身で受ける事が出来る。
2017年のピナレロGANシリーズには、
”RS” / ”S” / ”スタンダード” の3種類がある。
①RSは、T900・3Kカーボンを採用し、
コンポは、カンパニョーロ・コーラスとシマノ・アルテグラから選択可能。
②Sは、T700・12Kカーボンを採用し、
コンポは、カンパニョーロ・ポテンツァと、シマノ・アルテグラと105から選択可能。
③スタンダードは、T600・UDカーボンを採用し、コンポは、シマノ105。
幅広く展開しているため、ご自身の目的とご予算に合わせて、選ぶ事をお薦めします。
注目すべきは、このスタンダードな”GAN”
”DISCブレーキ仕様”と、”ノーマルブレーキ仕様”の2種類で展開される。
しかもなんと、どちらも「同じ販売金額」であるのだ・・・。
一般的には、”DISC”と聞けば、敷居が高く、また高価であると思われるが、
このピナレロは、それを取り除いた事に、大注目したいっ!
剛性を確保された、ディスク専用フレームを採用したにもかかわらず、
価格を抑えて、提供して来たピナレロ社のやる気に、私は”魂”を感じた。
「悩ませる買い物こそ、魅惑で魅力」
ピナレロ・・・や・る・な!
2017年のニューGAN。
さあ、あなたなら、どちらを選びますか?
・スリム&シンプルなリムブレーキか・・・
・メカニカルで”安定性”の高いDISCブレーキか・・・
共に、298.000円
う~ん、・・・悩みますなあ~。
さて、
ロードバイクの行く末は、全てDISC化されるのか・・・? と、
皆様思っているかもしれませんが、まず、そんな事はありません。
リムブレーキの歴史は古く、また、そのメリットも大きいのです。
ロードバイクを”勝つための素材=純なレーサー”として捉えるならば、
軽さとシンプルさは大きなテーマであり、まだまだ進化して行くでしょう。
「雨だから、効きが悪い・・?それがどーした!?そういうものでしょっ!」
と、言い切る考え方もあります。
どちらかといえば、私も、このような極論が、好きです。
「ロードレーサーなんだからさあ…快適や安全なんて…後回しでも良いんじゃない」
そういう尖がった、というか偏屈な事?も良いと思いますが、皆様はどーでしょうか…。
DISC付きロードは、天候に左右されない安定したブレーキである為、
新時代の新しい乗り物と、捉えていただいた方が、賢明でしょう。
つまり、往来の純粋なロードレーサーとは異なり、
全く別の乗り物と、思っていただいた方が理解し易いと思います・・・。
一般的には、「安定したブレーキ性能=安心&安全」ですから、
これからは、このDISCブレーキ仕様が、増えて行く事は間違いありませんし、
レースの世界でも、どんどん投入され、それを見る機会も増えるはずです。
競技の世界でも、安全性能や快適性能を求める事も、正論であるこの頃ですからね。
そして、一般道を走る事は、安全第一です。
ロードバイクに限らず、制動力の良い(安定した)DISC付きの自転車を、
当店としても、強くお薦め致します。
ということで、
GAN・DISC お薦めです。
メカニカルなロードバイク・・・カッコイイね。(^_-)-☆
イタリアンバイクの王者が放つ、とびきりのプレゼント、”GAN・DISC”
ぜひ、現物を見に来て下さいませ。
ご来店、お待ちしております。
今朝は、寒かった~~~。気温は氷点下でしたよ~。(>_<)
霜が一面に降りましたね。いよいよ冬ですなぁ~。
・・・な~んてね。
いえいえ、まだ秋です。私はまだ、秋に飽きてません。(あきにあきてません)
落ち葉が、イイね。=^_^=
学生の頃からそうだった…。カゴの中に入ってしまう葉を見て、
秋を思っていました。食欲、読書、スポーツの秋とは言うが、
なんだかイマイチ、ピンとこない。この何ともピンとこないのが秋なのですが、
落ち葉には、何だか気持ちを重ねる事ができたなあ~(…しみじみと思い出。)
「ふっ・・・秋ってヤツは、センチにさせるぜ・・・。」(^_-)
皆様はどうですか?
一生懸命過ぎない程度に、自転車と付き合うと、
様々な発見があります。
寒い事も、また愉快に思えたりします。
全て、「気持ちの問題」ですけれど、人は、身体と気持ちで出来てます。
心に温度を持って、良いと思います。
ゆっくりと、まいりましょうか。
脳内BGM♪ コブラED ”シークレットデザイア” 前野曜子
神社は、イイ感じに紅葉してますね~。
昇る朝陽に照らされ、見えるのは・・・。雄大だな~。
ゆっくり、ゆっくり走りましょう。
・・・すると、「フワッ」っと見えて来るものがあります・・・。
この秋、あなたの目には、何が映りますか?