無理。でも、やるさ!

「望まれたら・・・応えたいです。」by店長

 

お客様のご希望により、小径車(ミニベロ)の改造したいと相談を受けた。

皆様もご存じのように、店長の性格上

「大丈夫です。ぜんぜん問題ないですっ!」とまた軽く返答してしまう・・・。

この、軽い口がいけないのだっ!(笑)

これで、また仕事が複雑になってしまう事になった。(自業自得)

 

14インチのリムに、”内装5段変速機”を組み込む・・・。

普通なら問題ないが、というか、普通じゃないから困ったのだ。

(でも、受けた以上は、投げ出しません。ぜってぇ作りあげます!)

 

リムのスポーク穴は20個。変速機(ハブ)のスポーク穴は36個。

「20と36で、え~っとその差が16で、つまりその~¥%$#‘*??」

合う訳が無いっ! 困った・・・でも、

 

でも、たかが、数字が合わないだけ。

理論は成り立つ。  うん。それだけだ。(・・・それだけか?)

 

スポークを、何度も作り直し、組んではバラし・・・また組んではバラし・・・

(格闘する事、数時間・・・)

その結果、バッチリ完成しましたあ~! イエイ (^。^)y

ハブ側の穴を間引き、無理やり作った”店長スペシャル・ホイール”

なんと、スポークの長さは、数種類にもなった・・・。

感を頼りに、こんなもんか? ここは、もう数ミリ短く、ここはもう少し長く~

いわゆる”その場所合わせ”で作業を進めて行くのだ・・・。

常識とか、バランスとか、完全に無視している訳で、

こんな”いい加減な作業”は、プロとして、はたして良いのか悪いのか・・・?

「う~ん・・・」(-“-)

 

そんな事はどうでも良い・・・。

望まれたら、それに応えるだけ。

店長の魂は、その目的の為に動くのでした~。

 

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お客様へ

やっと、やっと仕事(作業)が追いつきました!

春の需要期も一段落し、通常の落ち着きを取り戻しつつあります。

仕事は、”スピードこそ命” と普段から言っているにも関わらず、

修理やオーバーホールに大幅な遅れがあった事に、お詫び申し上げます。

当店の事情を、ご理解いただき、

複雑な修理や、カスタム、レストア、サスペンションのOH等、

お待ちいただいていた方々の寛大さに、心から感謝申し上げます。

有難うございました。

これからは、”良いサービス & 素早い対応” を頭に入れ、

自分の仕事に、全力を注がせていただきます。

よろしくお願い致します。

また、ゆっくり楽しい話をしましょう。

ご来お待ちしております。

 

”愛の自転車伝道師” タカヤマサイクル店長:高山真

 

 

 

サイクリング開始~!

今シーズン、初のサイクリングをしました。

朝日が昇ります! ・・・気持ちが高ぶりますね~。

八重桜が満開です。

鮮やかで、美しい~。このシンプルさが、好きだ!

今シーズンも、ケガや事故の無いように、

楽しく愉快に、サイクリングを愉しみたいですね~。

ご一緒に、自転車に乗って、景色を見て行きましょう!

 

クオリティ・・・

メーカー出荷時点では・・・というか、

そういうもの”が、普通に付いているのだ。

子供用のマウンテンバイクです。

20インチで、保育園~小学生の低学年が乗る自転車。

だが、ハンドル幅が”約52センチ”もある・・・。

肩幅の狭い子供に、この長さはどうなのだろうか??

だ・か・ら 切ってしまうのだ。(^。^)y-

左右共に、約3センチ切り取る。

うん。良い感じになったじゃないかっ!(一番上の写真と比べて下さい)

ブレーキのバネも、調整します。(「???」何を言っているかというと、)

子供の握力には強過ぎる為、弱く(柔らかく)しなければならないという訳だ。

メーカー出荷時点では、強過ぎて使えるものじゃない。

写真の針金のような物がバネなのだが、これを修正するだけで、ぐんと良くなる!

たった、それだけだが、それをやるかやらないかで、性能が変わるのだ。

さらに、ブレーキレバーの開き具合も調整~それから、あれして、これして~、

「うん良いじゃん!」 「国産トップブランド」のクオリティになったぞ。

別の自転車も、また別の自転車も~、当然カットするのだ。

乗り易い自転車っていうのは、こうやって、お店で作られているのですよ。

 

私達専門店は、このような事を普通にやっています。

一台一台・・・全てに手を加えて、乗り易い自転車を販売していますので、

長く、安心してお乗りになっていただけると自負しております。(^J^)

 

しかし、同じブランドや同じ商品でも、

スーパー、ホームセンター等の量販店様でも販売されているのが現実です。

しかも、かなり安く販売されていますから、皆様(お客様)から見たら、

私達のような専門店にて購入する事は、バカらしく思えるかもしれません。

価値や意味の追求なんて、どうでも良いかもしれません・・・。

でも、同じように見えても、全く違うものだという事を、知っておいて下さい。

 

さて、

今の国産トップブランドのクオリティは、誰が作ったのか・・・?

それは

きちんと組み立て、きちんと販売し、きちんとアフターサービスをして来た、

皆様の街(町)に在る”自転車屋さん”だったんです。

「田舎の、あの、おじさんの店ですよ・・・」

現在、様々な理由から”町の自転車屋さん”は衰退してしまったが

黙って、不具合を直し、皆様に提供してきた「職人気質を持つ商人」が、

ブランド(メーカー)を、支えていたんです。

TOPブランドの地位っていうのは、

そんな地味な事を、大切にして来たからこそ作られた”偶然”なんだと思います。

自転車に限らず、全ての商品に言えることですね。

 

私(店長)も、その”おじさんの店”を目指します。

”手間をかけずに販売する方法”が脚光を浴びているけれど、

手抜きであってはいけません。

その自転車の持つ最大の能力を引き出す!それがタカヤマチューンなのだ。

皆様の自転車が、乗り易いものでありますように、願っております・・・。

 

そんな気持ちで、今日もバリバリお仕事です!

 

超名車!クライン・アティチュード。(オーバーホール中です)

名車ならば、それ以上の熱い気持ちとクオリティ(技術)で臨みますっ!

BB部のベアリング交換です・・・。直接圧入する式のものです。

店長個人的には、当時からこのシステムに疑問を感じつつ、今もメリットが解らない。

しかし、「これがクラインのクラインらしい所」だけに、慎重になるのだ・・・。

テクニックを駆使して、新しいベアリングをインスト~ル! うん、大成功!

30年以上前のランドナー(富士号)のレストアも進行中~!

(正直・・・時間がかかり過ぎですけど・・・)

 

店長の性格上、”とにかく一生懸命”やらせていただいております。

自転車の組み立ても、パンク一つでも、複雑な修理でも、全力投球で作業しています。

「うおりゃあ~!やるぜ!」 ♪脳内BGM ”純情物語” by近藤真彦 マッチ

http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E7%B4%94%E6%83%85%E7%89%A9%E8%AA%9E&tid=de3ed62e402d385410589f63dc7b156e&ei=UTF-8&rkf=2

 

これからも、タカヤマサイクルを、どうぞよろしくお願い致します。