ピナレロ…凄~!

イタリアン・ブランド”ピナレロ”。

常に先端を行く姿勢は、さすがに王者だ。

今回発表したモデルはこれ。 ”ドグマF8W”

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このドグマ…何が、どう凄いのか?

それは、スラム社の電動変速システム”eTap”を使用したモデルである。という事。

そのスラムの変速装置は、無線(ワイヤーレス)で動く画期的なものである為、

(ラジコン模型で言えば、プロポとサーボってことだね。)

先端技術を好む、ピナレロ社のTOPポジションとして発売される…という訳だ!

同会社のボス(ファウスト・ピナレロさん)のコメントによれば、

「私は長い間に渡ってDOGMA F8に新しいスラム RED ”eTap”を、

組み合わせたいと考えてきました。そして、私は

このコンポーネントのパフォーマンスにとても感動しています。

これで私達のバイクが完璧になると 確信しています。」

・・・とのことだから、その思い入れはかなり深いものだろう…。

 

スラムRED・eTAP には”配線が無い”。これは、実に素晴らい事である。

私は大きく拍手を贈りたい。

そもそも、パソコンやテレビやAV機器など、裏を見れば、

線がゴチャゴチャしていて、私は大嫌いである。

その為、ステレオコンポの線も、テレビの線も、ギリギリまで切りつめて使うし、

クルマの室内に後付けしたような機器類の線も、絶対に見えないようにするくらい、

私は神経質人間だ。

とにかく、ゴチャゴチャは許せないのである。(作業場は、ゴチャゴチャしてますが…)

自転車のケーブル類も、美しい長さに調整しないと、気が済まないし、

可能であるならば、ケーブル類は無い方が良いと、私も思っている。

とにかく、スッキリが大好きなんだ。

 

「おいおい、店長の性格と異性の付き合いはゴチャゴチャだぞ、それはどうなの?」(-_-;)

『いやぁ~それは、ねえ~。自身に無いものに憧れるんですよ~あはは』(^_^;)by店長

 

「自転車はよりエレガントで、シンプルで、直感的であるべきだ!」 

と、スラム社は言っている。

機能と美を追及するピナレロ社の感性と、正に相性抜群のスラムRED・eTAP

素晴らしいマシンが誕生したものだ!

 

発売は1月末。ただし、もの凄~く高価なため、「僕も私も…」とはいかないが、

購入出来る人は、かなり幸せだろう…。

「その一人が、貴方でありますように。」(*^_^*)

 

  • メインコンポ:SRAM RED® eTap®
  • ホィール:Zipp 303 Firecrest Carbon Clincher
  • ハンドル・ステム:Most Aero 3K stem and handlebar
  • サドル:fi’zi:k Arione R3 Carbon Braided
  • カラー:896 RED WHITE F8W
  • マテリアル:TORAYCA® T1100-1K Nanoalloy カーボン
  • サイズ:42, 44, 46.5, 47, 50, 51.5, 53, 54, 55, 56, 57.5, 59.5, 62

 

税抜価格:1,328,000円(完成車)

 

テクニックを伝授

カンパニョーロのブレーキシュー(ゴム)の交換の話です。

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少し前の(旧型)タイプは、交換が大変ですね。

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ホルダーに入っているだけの簡単な構造・・・だが、なかなか外せないんだよね。

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まず、バイスプライヤーで掴んで・・・

さらに、ドライヤーで30秒ほど温めます。ゴムを柔らかくします。(写真なし)

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コジると(ひねると)隙間が出来ます。

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ここに、ドライバーを差し込み・・・グイッと押し込めば~

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シュワッと外れていきます。そのままプライヤーで引っ張れば~

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はい!外れました~。

そして、ホルダー内を奇麗にしてから、新しいブレーキゴムを付けます。

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滑り易いように、石鹸水やパーツクリーナーを少量だけ付けると、ラクです。

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床に押し付けるようにして、グイッと一気に押し込みます。

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これで、完成です!

 

いかがでしょうか?参考に下さいませ。

 

ブレーキという箇所。素人が手を出して良い場所ではありません。

くれぐれもご自身のスキルと相談して、作業を試みてください。

 

 

オーバーホールが大切

 

寒くなりましたね。ラジオからは、♪クリスマスソングがばんばん流れるシーズンです。

X・masソングと言えば、ワムでしょう~。…って、毎年~言ってますね (^_^;)

路面も凍結が心配されるから、自転車乗りには不向きになって来ました。

そこで、シーズンOFFになった今、愛機のオーバーホールをしましょう!

 

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一年しっかり乗った自転車は、あちこち不具合が出ているものです。

ハンドルを引き抜こうとしたら、あらら~抜けません。

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必殺技で、抜くことに成功! (これだけで30分の格闘)

このヘッド周り(前部分)のサビの原因は、”汗”です。

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フレームの一部も錆びてます。アチャチャ~(>_<)

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下ワンを外して、サビ取りをします。ブラシだけでは落ちないから”やすり”も使います。

↑(この使い古しが、良いのだ。これがノウハウだ。なんちゃってね)

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奇麗に処理して、ペイントして、ワンを付ければ、「はい!」復活です! !(^^)!

サビは、一生懸命乗った証。気にしないっ! どーって事は無い。

こんな小さな問題は、タカヤマの店長に任せておけ。ど~ンと来い!

 

さてさて、

毎度毎度、同じ事を言っておりますが、(以前も、お話しましたが、)

時々、お客様が、気を利かして「洗ったり、きれいに磨いて・・・」などしてから

お持ち込みいただく事がありますが、自転車は汚れたままで構いません。

私はぜんぜん、気にしませんし、そういうものだと思ってます。

汚れたバイクを持ち込み、数日後には、奇麗になってリフレッシュされている

これが、”有料のメンテナンス”本来の目的であり、意味だと思います。

全国の、ショップによっては、

”奇麗にしてから持ち込むのがマナーである”…というケースもあると聞きますが、

タカヤマサイクルでは、全く問題ありません。(^_-)-☆

皆様、深く考えず、気楽にお持ち込み下さいませ。

 

店長の、情熱のオーバーホール 随時受付中~!

ご依頼、お待ちしております。

 

作業内容:完全バラし、洗浄、ケーブル交換、サビ取り、グリースアップ

基本料金:25000円+消費税

お預かり日数:約1~2週間

 

空。

空を眺める時間が増えた・・・。ついつい見上げてしまう。

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うろこ雲が、美しい・・・。

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こんな感じが好きです。青い空。白い雲。 雲が吸い込まれるような(溶け込むような)

そんな感じがいい。見上げれば、「何かが見えるのだ・・・。」

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焼け空が美しい。心に沁みて、切ないくらいだ。

脳内BGM♪ ”夕焼けの歌” byマッチ ←クリック!

この数週間、黄昏時には、この歌が頭を廻る・・・。

この、”夕焼けの歌”気持ちが入り過ぎて、しばらく封印していたのだが、

何かが、錠を壊し、今ここに出て来てしまっている。…情けない。

気持ちを切り替えて行こう!ええいっ!振り払って、元気出して い・く・ぜ!

同じ”空”なら、これが良い。

青い空・白い雲 ttps://www.youtube.com/watch?v=zim-2CjvBhA 

幼少のころから聞いているが、すごく元気が出る!

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忘年会の季節ですね!

呑み過ぎないように、ご注意くださいませ。

 

クルマの話。

今日は、自転車とは全く関係ない話題。クルマの話である。

 

店長は、運転がものすごく下手だが、クルマが好きです。

無駄だと言われようが、「クルマ無し」の人生は考えられません。

特に、カッコいい~スポーツカーが大好きです。

まず、日本車だったら、

NISSAN・フェアレディZがNO1だと思うんだよなあ~。

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真っ直ぐ前を見て、涼しい目でハンドルを握っていたら、それだけでクール!

男のクルマ”というセリフが、とことん似合う。年齢問わず、場所を選ばす、カッコいい。

古典的なFRにこだわり、「スポーツカーとは何だ!?」と追及する姿勢が好きだ。

昔、読んだクルマの雑誌に、

「男なら・・黙って、Zのハンドルを握れ!」という一節があったが、

これが頭から離れない。

毎度毎度、カタチから入るナンパな私ではあるが、

いつの時代でも、”フェアレディZ”は世界に誇れる”硬派”なクルマだと思っている。

あの頃はスーパーカーブームもあったし、外車がモテはやされたが、

ロングノーズのZは、本当にカッコ良かったなあ~。

S130のマンハッタンカラーにTバールーフは、息を飲む鋭さがあり、

またどことなくトッポイ感じ(不良性)が、個人的には大興奮の鼻血ぶ~・・・。

Z32は、イタリアンスポーツカーの匂いを感じつつ、新時代のスポーツカーとして、

提案されたZ。スポーツカーにもオートマッチクミッションという提案も新しかったし、

3リッター・ツインターボは、その一文だけで、男の心を揺さぶるに十分だった。

黄色いZがカッコ良く見えたのは、私だけだろうか?

Z33・34はロングノーズ・ショートデッキデザインに戻り、「オオ、クール!」

エンジンも3.7リッターと大きくなり、世界のスーパースポーツとして、君臨している。

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単純な頭の店長は、

とにかくビッグ!ハイパワー、ハイカロリー、これこが、ザ・クルマなのだ。

特に、アメリカ車・・・この、存在感はたまらなく魅力的なのです。

どーですか!マスタング・マッハワン。長いボンネットが悪っぽくてカッコいい!

生活感がまったく無いところが、凄くイイ!

乗り易さだとか、実用性だとか、そーいう話は無し!ナシ!なし!

心臓は、OHV・V型8気筒・400馬力。どーだ。それだけで男って気がするね。

ガーンと乗りつけて、バーンとドアを開けて、高台から海を見つめて拳を上げる!

「♪デロデロデロ~」8気筒エンジンのアイドリング音が腹に沁みる。

意味も無く、アクセルを目いっぱい踏みつけて、タイヤを鳴らして走り去る。

それだけで、カッコいい~ >^_^<

 

少年期に見た、映画”トランザム7000”で、クルマを走らせる魅惑を知り、

マッドマックスでは、V8スーパーチャージャーで武装した戦うファルコンに熱くなり、

マイアミバイスでは、白いテスタロッサ(フェラーリ)が夜の海沿いを走る・・・

暴力的なパワーとエレガントさを合わせ持つ”クルマ”は、やはりカッコいいのだ!

 そんな事から、「クルマは大人の男の所有物である!」と強く感じたものでした。

testarossa

 

クルマが好きでも、所有出来ない時はある。(誰でも、そうだよね。)

私も若い頃は、いろいろな理由からクルマを買うなんて出来なかったけど、

夢(ただの欲しいという気持ち)は離れられなかったなあ~。

セブン、セリカ、スカイライン、Z、シルビア、スープラ  あ~欲しい×100。

夢は夢・・・現実には、家に在った軽トラックでドライブを楽しんだのだ。

2シーター、ミッドシップ&4WD&スーパーチャージャー。4速フロアシフト。

クーラー無し!ラジオも無し!どーだ。スパルタンだぜ。(ただ付いていなかっただけ。)

・・・気分だけはスポーツカーを運転していたのです。(^_^;) あはは。

 

そんな事で、(どういう事で?)

”クルマ”・”オトコ”

この2つのキーワードを匂わすモノが、心を熱くさせるのだ。

先ほども言ったが、

とにかく ビッグ! ハイパワー、 ハイカロリー。

暴力的な”チカラ”と”エレガント”さを合わせ持つマシン。このこそがいい。

店長(私)は、弱い・・・。気持ちも小さい。飛び出す勇気はまったくない。

運転も下手っぴー。右折が苦手。バックも苦手。縦列駐車・・・ダメ。

それに、スピード恐怖症。(スポーツカーに、似合わない性格だな)

エレガント・・・? まったく無い!心身どこにもない。ダサダサ人間代表だ。(>_<)

だから、無いものに憧れる。

似合うとか、ふさわしいとかは、やめよう。

好きなものは、好きなんだ。・・・それだけだ。

 

自転車もそうだ。

ロードバイクを、レーサーとして速いスピードで走らせようとする事はいいけど、

キメ付けられるのは嫌だ。もっと自由でいい。我がままでいい!

雑誌に掲載されている”下りのテクニック”なんて、一般道では使えない知識だ。

真似して交通事故に遭っているようじゃ、やらない方がいい。

流行の…ヘンテコな特殊体形向けのポジション説明なんて、必要無い!

(・・・と、決めつける店長も、どーかと思うが?)

もっと普通に、もっと優雅に、自転車と付き合ってはいかがだろうか?

好きな自転車に乗る。うん、それだけで、良いじゃないか!

 

12月です。

風邪などひかないように、お過ごしください。