大地が・・・泣いている・・・。

(左写真) 川に見えますが、実は道に出来てしまった水路です・・・。
大雨の影響か、水が、通常流れるはずの場所に入りきらず、道に流れてしまいました。
初めは「ちょろちょろ~」っと流れた水だったでしょうけれど、どんどん流れて、底を削り続けた結果、
これが15センチ以上の深さまでになりました。
初めて発見した時は深さ数センチで全長で30メートルくらいだったけど、現在300メートル以上になっています。
水の流れは、怖いですね。
ここでちょっと環境とマナーのお話しを・・・。
マウンテンバイクで大地を走ると、タイヤが地面に付いた通りに線が付きます。
ブレーキでドリフトさせると、大地が削られてしまいます・・・。
これが一度や二度程度ならば、大きな問題は無いかもしれませんが、ライダーのブレーキのタイミングや、
走行ラインというものはほぼ同じ・・・なのですよね。結果、多くの人が走れば、道が掘れてしまいます。
そこに雨が降ると、そのタイヤの跡=溝に水が流れます。すると川のようになります。結果上の写真のように
どんどん底が掘れていき、大地が傷むという事になります。
林道を走る事は、そういう事なんだと理解して走りたいですよね・・・。
山を守る人は、この傷んだ林道を常に修復しています。天災なのか人災なのかは別にして、常に、常に修復しています。

今日も、心にマナーを持っていきましょう!

活・力・注・入!

朝日が昇る・・・早朝の静かな時間に、雲を切り裂き、太陽ビームが大地を照らす・・・。
真新しい太陽の光を、全身に浴びて、「よっしゃあ~!」  活力注入OK!!
偽りの自分も居るし、素直な自分も居るし・・・悩んだり、苦しんだり、楽しんだり、感動したり・・・でも、どれも自分です。
胸を張って、今日も張り切って参りましょう~!

元気を注入したところで、いつもの横川山にMTBサイクリングに行ってきました。今、横川山が凄く綺麗です!
手入れがされていて、「里山の在るべき姿」を感じる事が出来ます・・・。
ゴミもありません。素晴らしいです。手入れの行き届いたこの林道を走らせていただいている事に、深い感謝をしながら、
ペダルを踏む横川山番長(店長)でした。  山が明るい! 緑が香る! う~ん・・・「すばらしい!」 上り坂も楽しい・・。
そうそう!上り坂はリズム♪が大切です!!ずいぶん前からこの話はしてきましたが、
鼻歌が出るくらいリラックスして、3文字リズムで走りましょう!  (とにかくこの「○○○リズム」が良いね。)
この3文字に何を入れようが構いません・・・。てきとーに入れて下さい。
「○○○。○○○。○○○・・・」って口ずさみながらペダルを回すと、軽く走れるような気がする・・・。
呼吸が合うのか?、回転数が良いのか?、気持ちが高ぶるのか・・・?
数字で語る事は出来ないが、一度試していただきたい 必殺技です。
ちなみにオイラ(店長)の○○○は・・・ふふふ、ナイショ。おしえないよっ!
さあ!今日も元気に頑張りましょう!!!

Rサスペンションのセッティング②

(以前の話の続きです。)

追随性を上げると、グリップ力が増し、上りの激坂でもタイヤが大地を捉える・・・(気がする。)
しかし、下りでは後車輪のバタつき感が増える・・・。ふう~改めて根本的にセッティングの必要性を感じたのだ・・・

僕の走るコースが何処か??それは横川山が主である。この山を中心に、岡谷市~下諏訪その周辺のトレイルを走るだけなのだ。
だから「その道だけに在ったバイク・セッティングで良いのだ!」と言い切りたい。
昔、富士見パノラマでダウンヒルをやっていた時、(マシンはスぺシャライズドのFSRバイクに乗っている時)に気が付いた。
「お前は何がしたいのだ!?」 僕はエリートでもないし、タイムなんかどうでも良くて、また全てのコースを上手に・・・
なんても思わない。もちろんレースにも少しは出場してはいたが、表彰台なんて、手が届かないし、興味もない。
ただ、あのテクニカルな、あの連続複合コーナーを気持ち良く、美しく走りたかった。その為にパーツもチョイスした。
セッティングも「あーだこーだ・・・」と考えて、いろいろ試した。それが上手くいったかどうか・・・は疑問だが、
楽しく走れた事は覚えている。
話は戻って、横川山。手入れが生き届いたフワフワの砂利道を走る為に、タイヤは2.1をチョイス。タイヤのデザインは、
はっきりしたV字型のブロックパターンで、タイヤの空気圧は2.5~2.8bar ・・・。
Rサスペンションは、グニャグニャ~っと柔らかめだが、戻りのスピードが早いモノを好みとし、
サグはストローク量の約3分の1以上を取り、伸び側(戻り)重視のセッティングが僕の基本だ。
それにはコンプレッション側とリバウンド側の微妙な関係がポイントなのだ。 (おおっ!なんかスゲー事言ってる気がするぞ!)
いろいろ試したが、これが横川山を気分良く走らせる、僕のセッティングだ! しかし、これで余所の激しいコースを走ると、
フルボトム(底付き)していまう場合も多い・・・。富士見パノラマに持ち込んだら、とんでもない事になりそうだ・・・。
だが、そんな事はどうでも良い。僕は横川山周辺がコースであり、そのセッティングで走るのが好きだからだ。

ロードバイクのギヤの話もそうだが、自分の走るコースに合わせたセッティングで、気持ち良く走る・・・。
ラクに、楽しく、体を動かす為に、パーツを選び、好みにセッティングする。
競争相手は居ない・・・。でも、あえて言うならば 「ライバルは昨日の自分自身」。

完璧を目指すのも正しいが、僕の考えも間違いではない。いかがだろうか?

感じますか?大地の鼓動

山の上では、今、桜が咲いています・・・。当店から標高で約400メートル上がると、そこはまだ春が始まった時間と空間です。
毎度思うのだが、「遅く咲くサクラは・・・どうしてこう、カッコイイんだ!」と真剣に思うんですよね。
(いや、この桜は自ら無理して遅く咲いた訳ではないのだけれど・・・どうかな??それとも意思があるのかな?)
誰も居ない山・・・大声で叫んだぜ!・・・・ 
「ヤッホ~~~!」

「おやっ?あれはなんだ???」と覗きこんだら、あらまあ~動物さんの頭の骨ですね。
岩の上にここまできれいに(丁寧に)置かれていると、何か異様な雰囲気を感じますね・・・。
両手を合わせて、合掌。 「この山で、良く生きられましたね・・・ゆっくりお休みください」と心で供養させていただきました。
以後ここを横切るたびに、手を合わさせていただきます。

「高性能」は、ラクをする為に使う!

高価なフレーム、回転の良いホイール、超軽い部品など、
ラクで楽しいサイクリングをする為に使っているオイラ(店長)ですけど・・・何か??

「ヒルクライムに挑戦する人」と、「そこに坂道があるので何とか走ってその先に行きたい人」と、
実際にはやっている事は同じ行為なのだが、意味が全く異なるのだ。
挑戦者は重かろうが軽かろうが、決めたそのバイク(フレームやギヤなど)で峠を攻める(走る)のが楽しいのであって、
サイクリングとして、自転車を使って移動する人はなるべくラクでカッコイイ物があれば、それを選べばいいのです。
それが、たまたま高価であった場合であっても、「買えた」から使っているのですよ。ただそれだけの事なのです・・・。

実はこの話、良く耳にします。「レースでもないのに、こんな高価なパーツ使っても良いのかな?」
「レースなんて、全く考えてないけど、カーボンフレームに乗っても良いのかな??」 など相談を受けます・・。
僕(店長)に言わせれば、競技なんてものは、「ずう~~~~~~と先」にあるものであって、
高性能で楽しく乗れる事の方が、はるかに正論だと思います。だから例え高価なバイクやパーツで在っても
「楽しい自転車のある生活」の為ならば、手に入れる事は「正義」です。
使ってみたいなあ~~これカッコイイから、欲しいなあ~~ の気持ちは大切です。
もちろん、仲間より早く峠を走る為に機材を良くする、とかイベントで良いタイムで走りたいという理由は、
自分を楽しませる事で在るのだから、これも間違いではありません。(ちょっと理屈っぽいけど・・・)

いかがでしょうか??