修復作業

季節の変わり目です。暑かったり寒かったりで、体調管理が難しいですね。

皆様、お風邪などひかないようにお過ごし下さいませ。

それでは、今日も元気に行ってみよう!

お話はこちら。”ねじ山修復”

 KUWAHARA  GRIFFON

懐かしい自転車をオーバーホールしてます。

カップ内のネジ山がつぶれちゃった

BBが外れず、何とか外した結果、ネジ山がボロボロ状態になってしまった…(>_<) アチャチャ

かじり付きが激しく、「お~なんてこった、ベイビー😵」って感じ。

でも、山は潰れているけど、これなら何とかなりそうだ。(*’▽’)

 専用工具で、ねじ山を修復します。

ネジ山がつぶれてダメになるなど、こういう事は良くある話で、ここは私も慣れたもの。専用工具で少しずつ、少しずつ削っていきます。

フレームは軟らかいアルミ二ウム。手応え(勘)で作業します。

 削りカスがいっぱい

上手くいきました v( ̄Д ̄)v イエイ

逆側のネジ山も立て直し完璧になりました。これでここの作業は無事終了~!

修正後 ピカピカのネジ山

さて、なぜこのような事になったのか? おそらく新車の組み立て時に、ここにグリスを塗らなかったのでしょう。

ショップや個人による”バラ組”の場合、ネジ山にはグリスを塗るのが鉄則ですが、

完成車メーカーの自転車の場合、残念ながら、ただ締め入れているだけが多いです。(現在はともかく、以前はホントひどかったですネ…)まあ、そんなもんです。

経験上、旧い自転車は”焼き付き”や”かじり付き”などあるのが普通だと思ってますから、騒ぐ事でもありません。手を加えれば、問題解決ですっ!

BB部に限らず、その他の各場所の問題は多々ありますし、車種により、またメカニックにより作業方法は様々です…。

何をもって完璧なのかは、不明ですが、

「タカヤマサイクルならば、こうするんだっ!」というを持ってます。

私の目の前にある自転車は、最高の状態にしたいし、皆様を喜ばせたい思いでいっぱいです。

青臭い話ですが、私はそういうのが好きですし、ずっと続けたいです。

”愛の自転車伝道師”タカヤマサイクル店長:高山真

明日のBESTを追い掛けます。

修理

旧い自転車となると、様々な故障が有るもの。

今回は、その一例をご紹介します。

GT  アイドライブ サスペンション

20年以上前の自転車です。GT社の”I‐DRIVE”という仕組みのMTB。

サスペンションの動きに左右されず、スムーズなペダリングが出来る画期的なシステムとして、当時は絶賛されました。

メカニカルな感じが良いのです。

ドッグボーンというこの部品が、内部で回転します。

当時、リアサスペンションバイクと言えば、リンクプレートが付いた物が主流で、動きが直線的に対し、このI‐DRIVEは曲線的な柔らかみのある動きでした。とにかくリアタイヤが凸凹を追随する様は、常にベタッとして優れていた。(店長の感想)

フレームにカップが挿入されています

話を戻しましょう。

今回、この自転車のトラブルは、「強く踏み込むと異音がする」というもの…。

その音が、どこから出ているのか??? 判らないから、困りますし悩みます。

色々と追及しなければなりませんので、時間もかかります…。

全ての部品を外し、グリースを塗り、再圧入。I-DRIVEの機械を全て戻してと…。

これで直ってくれれば良いと願うばかりの異音の解消作業です。

結論。問題個所はカップでした。

直りました。異音が消えました。やったぜっ!(ガッツポーズ👍)

そうなんです。さんざん悩み、色々試し、やり直しを続けた結果、

原因はこのカップの装着部からの軋み音でした。

「な~んだこんな事だったか…」は結果論。これを出すのが仕事です。

直って本当に良かった。 これにて一件落着~(*’▽’)

様々な部品で構成されるI-DRIVE

さて、一見すると、この作業は当てずっぽうで、出鱈目なやり方に思うかもしれないが、実はそうじゃない。(とお伝えしたいです)

私達メカニックは、「経験による勘と創造力」により、答えを導き出します。

お客様のお困りごとには、最短時間で解決できるように段取りをしております。

しかし、異音問題…これは最も面倒な内容(箇所の追及)で、一発で解消できるほど簡単な事ではありません。

正直に言えば、「異音がどこから出ていて?、これが完璧に解消できるか?」というと、全く自信がないです。

でも、自信はないけれど、変な音が出てお客様が困っているならば、追及作業をするしかないのです…。

その箇所がどこなのか? BB、ヘッド、ハブ、ハンドル、サドル、フレーム、フォークなど、様々な場所を疑い、地味で孤独な作業を繰り返します。

時間を頂く事もありますが、必ず解決させる方法を見つけます。

 

自転車の事でお困りの事がございましたら、お声を掛けて下さい。

皆様の問題解決人=”メカニック”として、一生懸命働きます。

タカヤマサイクル店長:高山真

メンテナンスの必要性

大きな台風🌀が来てますね。大事にならないように祈るばかりです…。

激しい大雨と突風、カミナリ⚡などにお気をつけ下さい。

少々緊張した日が続き、気疲れも多くなりますが、油断せずにお過ごし下さいませ。

脳内BGM♬ 元気が出る曲=Top Gun

「Top Gun…」 時代を越えて、良い映画だし良い曲だと私は思います。

元気出してまいりましょう!

さて、今日のお話は、メンテナンスの必要性

自転車の回転部(ハブ)です。※ディスクブレーキ用です。

分解してみると…

おおおお~~~。

ベアリングはボロボロです・・・。(-_-;)

ディスクブレーキの構造上、どうしても、円盤側に高熱が発生しやすいのです。(円盤の熱がハブに伝わる訳だね)

すると、内部のグリースが解けて外に流れ出したり、またその液体化したグリース(油)が円盤に飛び散り、ブレーキから嫌な音が出たり、効かなくなったりします…。

DISCブレーキ用のハブが左だけ傷み易いのは、こういう理由です。

でも心配する必要はありません。「だからナニ!?」程度で良いんです。

定期的な点検と対策が必要な事を知っていれば、それだけで良いのですよ。

ぜひ購入店や各ショップにて、ご相談下さいませ。

 

次は折り畳み自転車の部品…の話。

折り畳み自転車の最高ブランド”DAHON”

何年経っても高性能を維持してくれる、スーパーミニベロだぞ!

そのDAHONですが、ハンドルの折り畳み部に問題発生~!

関節部を繫いでいるロッドが折れてしまった~(>_<)

その原因はサビ

ネジが内部に入ったまま破損してしまいました。

必殺技で取り出しに成功~! 「ネジ交換だけでイケるぞ ベイビー」

DAHONは、実に素晴らしい折り畳みの構造を持った自転車です。

店長も所有しておりますが、壊れた事がありません。

しかし、外に放置したり、雨の当たる場所に置きっぱなしにすると、サビてしまいますし、また、毎日乗っていても、折り畳むことをせずにいると、関節部が固まってしまう事があります…(油切れ→サビ発生→固着)

DAHONに関して言えば、定期的な注油をして頂ければ、高い性能を維持します。

 

メンテナンスの必要性を感じて下さい。

「でも、どこにどんな油を付けて良いのか、分りませーん」という人が多いと思います。

皆様に出来るのは、定期的にショップに持ち込む事。それだけで良いです。

「皆様はライダー。私はメカニック。」

ガンガン乗って下さい。どんどん汚して下さい。そして壊れたり、困った時には、どうぞ、当店にお持ち込み下さい。

タカヤマサイクルは問題解決人として、皆様を全力でサポートいたします。

いつでも近くに居る自転車屋=それが当店の立ち位置です。

セカンドオピニオン

気が付けば6月です。雨の季節🐸も間もなくですね。

万治の石仏前で、📷「パチリ」

時期は初夏。🌞夏に向かって行くこの時期は、気分もなんだか高揚します。

この魅惑的ワクワク感を、存分に楽しんでまいりましょう~!

脳内BGM♪ サマーサスピシャン 杉山清貴&オメガトライブ

「店長…曲が旧い~」ってよく言われますけど、

私の中では、バリバリ現在進行形の王道&名曲ばかりですけど、なにか?

さあ!今日も元気にまいりましょう~!

裏道で📷「パチリ」 こんな雰囲気が大好きです。

 

さて、今日のお話はこちら。

セカンドオピニオン(第二の診断)

と言っても、医療の話ではなく、「自転車屋」の話です。

店やメカニックにより、販売する物も、整備の仕方も違います。

特に「整備と修理」に関する事は、考え方も含め、その差は大きいのは事実であります。

「他店で修理したばかりなのに、回転が悪い」という事で相談を受けました。

ギヤを外して見たら、「あらら~」ゴムが巻き込んでおりました…。

これは、タイヤの中に入れる「リムテープ」の残骸です。

しっかり黒いゴムの擦っていた跡が残ってあります…。これでは抵抗だらけで車輪が回るはずがないのです。

「依頼された箇所の修理」は間違いなく出来てはいるが、これでは少々困りますね…。

 

続いて、別の自転車のお話。

変速機の調整をしてもらったが、どうも良くないらしい…。

結論を言えば、BBという部品が緩み、外に出て来ちゃったのだ。

上下の写真を見比べると解ると思います。隙間が無いのが正しいのです。

本来の位置にギヤ(歯)が無い為、変速操作(動作)が上手く行くはずはありません。

このような修理しかできないのは、自転車を扱う窓口としては残念ですね。

いや、いや、もちろん、私だって同じです。立場変われば、似たようなものかもしれません。

完璧だと思っていても、ミスをしている事もあるかもしれませんし、時に雑になっているかもしれません…。

今回のような他店の作業も「自分がやった仕事も同じようなものなのだ」と捉え、あらためて気を引き締めて向き合いたいと思います。

タカヤマサイクル(店長)に対して、気になる事がございましたら、ご指摘下さいませ。

一個人として、少しでも”善くなりたい”と思っております。

 

気楽に喜楽に🚲を

初夏を思わせる、眩しい空…。

朝のサイクリングも、気持ちよくて絶好です

今の店長は「早く走ろう」とか、「無理をした感じの苦しみ…」は一切ありません。

そういう事は排除してます。もちろん「自分にある程度の課題」こそ与えておりますが、基本は「気楽に喜楽に」そして愉快に自転車に乗ってます。

なにより朝陽を浴びて走らせる事は、私にはとても素敵なアクションです!!

脳内BGM♪ サンライズ スペクトラム📯

「♪サーン ラーイズ ウオ~ウオ~ウオ~~!」

このバンド=スペクトラム、知ってるかい!?もう40年も前だけど、北欧バイキングの派手な服装を纏い、見た目も個性的で、超未来的なブラス・ロックバンドグループだったんだよ…。

トランペット🎺のパリパリの硬い高音が、たまらなくカッコイイのであります。

アルバ(時計)のTVCMもやってたね…。懐かしい話です。

まあスペクトラムの話は別として、

その時、その時に思いついた(思い出した?)音楽を心のBGMとして、

サイクリングのお供にして頂けたら、また楽しいと思います。

さあ!今日も元気にまいりましょう!

 

修理のお話です。

シンプルでない仕事?がやけに多い今日この頃です…。

アジャスターが汗で固着し、酸で侵され、折れてしまった…。

格闘の末、何とか外すことに成功~!

そして、ネジ山を作り直し、修復完成~!

流れとしては「外す→壊す(取り除く)→修復→交換」というものだが、

タンタンタンとはいかない場合が多いです。(>_<)

でも、完成すれば、そんな苦労はどこへやら。「へヘン、どんなもんだっ!」っていう話で終わりです。

皆様はライダー。ガンガン乗って下さい!

私はメカニック。ユーザー様のお悩みを解決します。

冒頭でも触れましたが、朝のサイクリングは、本当に気持ちが良いです。

わずか10分でも良いですから、脚を回す事(乗ること)をお勧めします。

いつまでも元気で、ダンディでセクシーでいる為にも、🚴に乗りましょうね!

OK。いくぜ~!