細かい事だけど、大事!

 

パーツ交換の依頼を受けた。クランク(Fギヤ)とボトムブラケットの交換です。

早速取り外してみると・・・っていうか、外れない・・・。

それでも無理やりに外してみたら、

ネジ山がボロボロになっていた。(ボトムブラケット=BB)部の話です。

組み立て時に、グリースをぬらずに、また、若干斜めに入れてしまったのだろう。

(メーカーのミスか?メカニックの手抜きか??まあ、どうでもいいけどさ)

こんな事、ユーザーとしては遭っては困るが、これが手元にある以上、

誰かが何とかしなくちゃね!・・・それが私(店長)であるのなら、やるしかない!

 

ネジ山修復中~!「♪ショリ・ショリ・・」と良い音がして、どんどん入って行きます。

こんなに削れました。

お見事~!さっきの傷が何処に行ったのか?と思わせるほど

「なめらか」になりました。(うっへへへ)

横の部分も削って(BB・フェイシング)完璧な状態になりました。

(これを左右やるのです。・・・単純なのだけど、手間が掛かるんだよね)

新しいBBを入れると、「すううう~~~~」と入って行き、

最後にピタッと止まります。この感覚は実に気持ちが良いですよ~。

皆様にも触っていただきたいくらいです。

これだけのアルミが削れましたよ。軽量化にも役立ったかな?(そんな訳が無い!)

見えない場所だけに、きっちり仕上げたいですよね~というお話しでした。

春、到来!

毎日「寒いね・・・」と言いながら、刻々とカレンダーはマスを進め、

気が付けば、4月末・・・。桜も咲いたっ! 空が明るい! 青さが深い!

遅ればせながら、「春は視覚で感じるもの」という事を知った私です。

寒くても暖かくても、春は春。「ぐ~んと伸び上がる」エネルギッシュな季節。

このタイミングこそ、「成長」の時期=それが”春”! ・・・良いじゃないかっ!

 

夏のあざやかな花と違い、”華”を感じるサクラ・・・。この微妙な違いは何だろうか???

語れる人は、語句を組み合わせ、奇麗な言葉に並べ変え、

このサクラを見事に表現するのであろう。

私は、あえて言葉にする事は避けたいと思う・・・。ただ、

この鮮やかな一瞬を”誰かと見たい”と思うのは、さみしがり屋の性格なのだろうか・・・

 

本当に、花が咲いています。

精一杯、咲いています! ただそれだけが、心から、嬉しいのです!!

春ってヤツは、そう思わせる、単純な季節です・・・。

 

by、ダンディータカヤマ店長・・・。フッ・・・。

 

 

GIANT レディース・バイク入荷!

 

女性用のロードレーサーです。

GIANT ”AVAIL ADVANCRD3”というモデルです。

カーボンフレームを採用し、重量は7.8kgという驚異的な軽さを誇るのだ。

シマノ”105”コンポーネントでこの重量!?

上級コンポのDURAーACEとかスラムREDならさらに軽くなるのか!?(わお!)

さて、「女性用」・・・?? 通常のモデルと何が違うのかという と、

トップチューブ長(イスとハンドルまでの距離)が短いフレームを採用し、

また直進安定性を向上する為に、フロントフォークを寝かせている。

これは、トークリアランス(つま先が前タイヤに緩衝しないかどうかの距離)の

確保にも効果を出している。これはありがたい!

ケーブル類は、全て内蔵される。美しいデザインのフレームだけに、これは良い事だ!

”DI2”などの「電子式ギヤチェンジシステム」を使用する事が大前提になっている事も

あるのだろう。

メカニックから見ると、メンテナンス性の悪さから、手間が何倍も掛かるが、

所有者からすれば、全く関係無い事だ。 ”美しい事” これも素晴らしい”性能”だからね。

「造形美」・・この美しさはたまらない・・・。

シートピラー(イスの棒)はエアロブレード(刀のような流線形)を採用。

 

軽くて、乗り心地の良いロードレーサーで、観光地をサイクリングしちゃおうぜ!

さっそく彼女に、買ってあげましょう・・・・・。そうしましょう、

そうしましょう・・・。

できるなら・・・そうしましょう・・・

 

GIANT AVAIL ADVANCED3 カラー:ライトグリーン

サイズ3種:395・530・465mm 7.8kg 価格273000円

 

 

 

新入荷!GIANT マウンテンバイク

 

ものすごく、お奨めしたい、一台です!

GIANTブランドの”XTC2”というマウンテンバイクです。

リア・サスペンションの無い、硬派なりジットフレーム。このシンプルさが良いのだ!

ディレーラーは、シマノXTを装着!

シフターは同社のSLX 。 油圧式DISCブレーキも同じくシマノブランド。

サスペンションは”ロックショックスRECON”100mmトラベル&ロックアウト機能付きだ。

フレームは「コンパクト・コクピット」 390mmでありながらTOPは600mm近い!

これは、低重心のメリットを最大限に引き出す、スペシャルな寸法なのだ!!

昨今、安定性&操作性抜群の”前後サスペンション付きのMTB”が全盛の中で、

あえて、「絶対性能なんてどうでも良いぜ! 暴れるバイクこそMTBだ!」

と言い切る方々に放つ、スーパーウエポン。それがこの”XTC2”だ~~~~っ!

性能の限界は、確かに低いが、ある意味楽しいし、逆に考えればそこが欲しいのですよ。

 

ロードレーサーのスピードと、加速は確かに気持ちが良いですよね・・・。

しかし、大地との格闘・・・いや、地球との対話を楽しむのならば、

マウンテンバイクには適わないのです。

ぜひ、オフロードでの楽しさも、味わっていただきたいと思います。

 

GIANT XTC2 (11.4kg) 126000円 

 

安全点検

ついに、自転車シーズン突入ですね!というわけで、乗り出し前の点検実施中です!

当店のサービスメニューとして、”安心メンテナンスパック”があります。

低価格で 充実した内容ですから、皆様から大好評です!

「やって良かった~」とか「これで安心~」と良く言われます。(嬉しいです)

時々、凄く錆びついた自転車や、これはひどい。という自転車もあります。

また、点検結果「これは危ないです!」とか「修理が必要です!」など

大変言い難い事ですが、お客様にハッキリ伝える事もあります。

どんな自転車でも、ユーザー様の愛車である事に間違いがありません。

ですから、「ケチを付けられた・・・」とか、「バカにするなよ!」など、

お客様には、大変な不愉快さを与える結果になる場合もあると思います。しかし、

「その自転車の不具合がある事や、危険である事が解る」という事が点検をする意味です。

私達専門店は、それをお伝えする責任を背負っています・・・。

ぜひ、安全で楽しい自転車のある生活を送って下さいませ。

 

各点検項目を診断中、発見! 「あ~嫌な予感がする・・・」

クイックレリーズレバー(車輪を外すレバー)を緩めた瞬間・・・

車輪が外れる前に、変速機が外れて落ちてきた・・・。(ギョエ~!)

この部分は、フレームに付いたままの状態になるのが正常なのですが、この自転車は、

ディレーラーを取り付ける為のコモノ(リプレースハンガー)取り付けネジが破損して

いたのです。つまり、車輪を固定する為のレバーだけで、「ただ挟んでいた」のでした。

これで、正確なギヤチェンジが出来ていたのかな? 完全な整備不良です。

この部品(リプレースハンガー)はメーカーにより固定方法が異なり、

大変緩み易いものもあります。ぜひ、点検して下さいませ。

 

※ 点検と修理は異なります。修理は別途料金がかかりますので、ご了承ください。