オーバーホール

オーバーホールの依頼を受け、作業をしています。

※(写真は、すでに洗浄し、各部の修繕も完了し、組み立てをする直前のものです)

分解してみると、可動部分のベアリングが痛み、回転どころではありません。

(実際には回転しない部品だけど・・・)

予想はしておりましたが、ベアリング10個全て交換です。

ただ、このGIANT・・・特殊なサイズを使っていて、簡単には入手出来ません。

まあ、簡単ではないけど、なんとかなるさ!(するのさ!)

そう言いながら、ベアリングを入手するまで時間に、

全てのパーツを洗浄。サスペンションもメンテナンスをして、他にも

修理や交換部品の手配をするのです。

この段取りが上手くやれると、作業はパッパッパっと出来ちゃいます~! 

依頼を受けてから今日で5日目。ベアリングも手元に届きました。

今から再組み立てです。

    「やるぜ~!最高の一台を作るぞぉ~!」

ちなみに、この修理(オーバーホール)の作業時間ですが

・分解時間・・・約60分

・ベアリング外し時間・・・40分

・洗浄時間・・・約60分

・Fサスペンションシール交換・・・約40~50分(OIL交換込)

・Rサスペンションシール交換・・・約30~40分

・パーツ手配時間・・・120分(調べ、確認、発注・・etc)

・再組み立て・・・約120分~180分(DISCブリーディング込)

 

時間だけ見れば、一日あれば出来てしまう計算ですが、

そんなに単純には行きません。もちろんこの仕事だけに集中して出来れば、

それも可能かもしれませんが、作業時間以外の「必要な時間」がありますから、

やはり、無理なのです。接客、販売もあるし、他の修理や組み立てもあります。

(お客様とのおしゃべりも大事だし!)

とにかく、上手く流れるような、段取りで仕事をすることが大事ですよね!!

 

そんな事で、場合により作業が遅れたり、接客がおろそかになったり、

皆様にご迷惑をおかけする事もあるかもしれません。

でも、投げ出しませんし、逃げ出しませんし、

一人一人に力いっぱいのサービスしたいと考えています。

100人居たら、100通りのサービスが在って良いのです!

あなたには、どんなサービスをプレゼント出来るかな????

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

うん、そうだね。

うん。そうだね・・・。(素直にうなずきました)

子供達の夢の先にあるものが

笑顔が、たくさんあふれる下諏訪町(自分の住む町)

なんですよ。  だったら協力するしか、ないでしょう!!

大人の私達に何が出来るかな・・・?皆様なら、何をします????

一緒に考えて、行動いたしましょう。

諏訪湖にある、小さな花壇に花が咲いています・・・。

(地元の小学生が育てたのかな・・・?)

素敵だと思います。素直に奇麗だと感じました。胸が・・・シャキン!としました。

「・・・・ありがとうございました。」

 

早朝は、真っ暗です・・。ランプをしっかり点灯させて、走りましょう~。

今朝は、寒かったですね・・・。自転車の温度計は、6度 。寒いはずですね。

私の服装は、上下完全に真冬用のウインドストップ素材のものを 着用しました。

グローブも当然! ヘルメットの中は、インナーキャップをして、頭も完全に防備。

それでも、走りだしは寒かったです。

冬が近づいて来ます。風邪などひかないように、毎日を楽しんで行きましょう・・・。

 

 

ランナー(走り続ける・・・)

AM6時前は、まだうす暗いですね・・・。しかも、寒いし・・・。

しみじみ秋だと感じます。(なんだか寂しいです・・・)

諏訪湖を眺めると、なんだかセンチになってしまいます。

(ああ自分の世界)BGM”ランナー” by宇宙要塞マクロス・エンディング曲

♪僕はもう追いかけはしない・・・君の走る影のあと・・・(中略)

今日の次に何がある? 明日の先に何がある??

はるかかなたの光に向けて、僕は今も走り続ける~♪

走ると言えば、

我が愛車この”アンカーRHM9”に乗り替えたのが、ちょうど一年前・・・。

ガチガチの硬いフレームに戸惑いながらも、ほぼ毎日走り込み、素人ながら

本格的なレーシングバイク(フレーム)の考え方と真髄を感じる事が出来ました。

乗る位置、ポジション、激坂のスタンディングに耐えられる強度・・・

無駄なしなりなど無く、前へ前へと進ませる、実に素晴らしいマシンであります!

なにも不満はありません。実に実にすばらしいものです。

今までの所有した中でNO-1です。もしもアンカーに乗っていなかったら、

今の最高ポジションに巡り合える事はなかったでしょう。

しかし、

ここでこのバイクとお別れをします・・・

というか、一度お休みをして、別のバイクに乗ります~~~!

もっともっと走る為に・・・いや、走り続ける為に・・・。

さて、何のブランドでしょうか・・・!?お楽しみに!

 

オペラ:CANOVA入荷!

OPERA CANOVA

艶消しカーボンカラーがカッコいい~~~!

オペラ社のカノーヴァというミドルクラスのロードバイクです。

”オペラ”と言うブランドは、実は100%ピナレロ社製品なのです。

(・・・・ナニ言ってるの??)

もともと、ピナレロバイク用の新素材のテスト・生産技術の研究・調査をする為に設立した

会社名が”OPERA”なのだ! つまりピナレロのブランドなのですね。

このカノーヴァは振動急性能に優れたモデルで、ロードレースから耐久レース、

ロングライドにヒルクライム・・・とマルチに使えるイタリアンレーサーなのだ。

 

2013年モデルとして、ピナレロ社から新型が発売されたバイクがある・・・。

”FP・TEAM”です。http://www.takayamacycle.com/?p=2568

オペラ:カノーヴァはこのフレームと全く同じものを使用しているのだ。

このフレームのしなり具合と安定感が、レーシングバイクブランドである

”王者ピナレロ”にもラインナップに欲しかったんだろうな・・・と思われる。

グニャリと曲がった”ONDAフォーク”がピナレロ社製品の証。

コンポーネンツは、シマノ105を使用!(混ぜ混ぜではなく、100%シマノ105だ!)

変化球が好きなあなたに、ぜひOPERAをお奨めしたいです!

 

OPERA カノーヴァ  価格:259000円

カラー2:カーボン&レッド/ホワイト

 

 

クレーマーですか?

「あなたはクレーマーですか?」

・・・実はこれ、私が先日出席した「2013年・新自転車発表展示会場」で、

有名メーカーの営業マンに言われた一言です・・・。

私達ショップは、何の為にわざわざ店を休み、

何時間もかけて、都心部で行われている新車発表会に行くのか・・・?

それは、「何が良くて何が悪いのかを、自分の目と体感で確認しなければならない」

という理由だ! 自転車のスペックなんか、印刷物やカタログ見ればすぐに解るし、

それだけならば、エンドユーザー様(一般のお客様)と全く同じです。

だから ”タカヤマサイクル基準”=(店長の勝手なチェック項目)をクリアしない限り、

仕入れは無いし、お奨めして売らない事にしている。

その為、展示品の車体のしなり具合、ディレーラーの取り付け部の強度確認や

トークリアランスの確認、ケーブルの取り回し・・・などなど、煩いくらい見て回るのだ。

いくらメーカー様が良い!と言おうが、熱っぽく語ろうが、ダメなモノはダメなのだ・・・。

営業さんと語り合う機会も多い。しかし、残念ながら、海外の製品を仕入れているだけの

ディストリビューター会社ですから、「はあ、そうですか、そうですね・・・」としか返答も来ない。

さらに、

「全国の有名プロショップの人にも言われた事が無い!」とか

「技術の高い店はそういう事は言わない」・・・

「有名選手からも言われた事が無い」・・・

「そういう事ばかり言う貴方はただのクレーマーですよ!」と逆に言われてしまう。

これをクレーム(クレーマー)と言われるのは、納得いかないが、受け入れるしかないだろう。

まあ、当然と言えば当然で、たかが「仕入れているだけの会社」に対して、

深い所での質問や意見を言い、返答を求める自分が筋違いというものかもしれないからね。

(弁解をするのではないが、私はクレーマーでは無いと思っています。)

田舎の小さな自転車に出来る事は、いやショップとしてやる事は、

自信を持って販売できる商品を、お客様にお奨めし、お話しを聞き、対話に時間をかける事。

そして乗り物としてきちんと組み立て、販売する事だ! 完璧なアフターサービスもする事。

トラブル発生時には、全力で解決する。逃げ出さない。放り出さない。

もちろん、現在のタカヤマサイクルがどこまで理想に近いのか?疑問ではあるし、

実際にはまだまだであるのだが、

この考え方は、ずっと変えていないし、これからも変わらないだろう・・・。

 

自転車が人気とやらで、商社が沢山仕入れてインターネットで販売し、

ユーザー様はそれを買ってしまう・・・。

中には何も知らないのに、高級車も手に入れてしまう。

販売方法が変わり、入手しやすくなった事は、ある意味、敷居が下がり良い事だ。

だが、入手しやすい金額になっただけのことで、

「本当の意味での敷居うんぬん」ではない。

改めて思う。何でも売るな! 何でも仕入れるな! 何でも買うな!

 

自転車に限らず何でもそうです、皆様はいかが思いますか??