アンカー RL6

アンカーのNEWモデルが入荷しました。

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アルミフレームを使った、ロングライド用モデル”RL6EX”

上級機の”RL9”(カーボンバイク)の素晴らしい乗り味を、

アルミ素材を使い、低価格で実現させたマシンが、こ・れ・だ!

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斜めに付いているパイプを”シートステー”と言います。ここに注目!

細身で、弓状に曲がっている事が、振動吸収性能に優れている事を証明している。

溶接部も美しい仕上がりを見せている。さすがは、ブリヂストン”アンカー”だな。

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さらに大きく注目したいのは、ダウンチューブ部の絞り込みである!

角と丸を絶妙に採用し(デザインし)、推進力に大きく貢献している。

性能も高いが、このデザイン性が、ナイスですっ! !(^^)!

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DI2(電子ケーブル)を通す穴もある。実に親切な設計だな。

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アウター受けは、ネジ固定されている為、簡単に外す事が出来る。

そして、この裏には、電子ケーブルを通す穴があるのだ。

細かい所にも手を抜かないこの姿勢は、さすが日本のブリヂストンである…。

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チェーンステーは、グッと太い物を採用している。

ペダルを踏むパワーを、そのまま伝達させる事に、貢献しているかな。

タイヤは、太めの28mm幅まで対応する。 ※(純正は25mmのタイヤが付く)

この辺りも、サイクリング車として、実に親切なものですなあ~。

 

先にも、少し触れたが、

この”RL6”は、「カーボンの乗り味をアルミ素材で追及したマシン」である。

往来のような、「アルミ車は、アルミの特性で良いのだ!」ではなく、

高級素材の上級機種と、同等性能を目指した自転車を、開発したわけだ…。

この自転車を試乗したベテランライダーは、

「まるでカーボンバイクかと思った!?」

と、口にしたそうです・・・。

 

RL6の誕生は、それだけ、凄い事であるのだが、

言葉を変えれば「潔くない徹底的な矛盾」をやってしまったのである・・・。

 

同社には”RS6”(アールエスシックス)という、アルミバイクがある。

これは、キュンキュンのロードレーサーであり、勝つためのアルミ車なのだ。

それに比べて、紹介しているRL6(アールエルシックス)は、

カーボンのしなやかさ=「ロングライドで疲れない…」をテーマにした、

レーシングの”RS”とは真逆の自転車である。

そこには、レーシングブランド”アンカー”の提案する、癒楽(ゆらく)の世界があり、

「サイクリングの愉しみとは~」というメッセージが聞こえて来る。

”長い距離と時間を快適に走れる事。初心者にも買い易く、敷居が低い事。”

ここにこそ、このRL6の存在意味があります・・・。

 

RL6は、フレーム単品で、90.000円

・シマノ105仕様で、180.000円(RL6 EQUIPE)

・シマノTIAGRA仕様で、155.000円(RL6 SPORT)

・シマノSORA仕様で、125.000円(RL6 EX)

カタログのラインナップは、上記のとおりである。※(税抜き)

 

その中で、今日紹介しているものは、最もリーズナブルなSORA使用のEX。

快適なサイクリングを、買い易い(安い)金額で始められる事は嬉しい…

一部のマニアから見ると、SORAを使っている事を指摘されるかもしれないが、

サイクリングを楽しさは、部品がどーこーではない。

 

さあ~RL6を始動させよう~! 心を解放させよう~!

大好きな”のりたまふりかけ”のおむすび とコーヒーを持って、

サイクリングに出発だ~!

目的地は、あの山の上まで。

ハンドルも高目で姿勢が良いから、腰痛持ちの僕には、実にフレンドリーだね !(^^)!

「サイクリング、GO~GO~GO~!」

少し荒れた路面でも、突き上げは少ないので、乗り心地は抜群。さすがはRL6だな。

わずかな勾配なら、立ち上がって、思いっきりペダルを踏んで走っちゃうもんね。

でも、グニャリと曲がるような「腰が無いバイク」ではないから、良く走って凄い~。

ルンルンルン♪

・・・とは言うものの、やはり運動不足の体では、坂道は、キツイし、ツラい・・・

だから、降りて、自転車を押しちゃうのさ。(・・・べつに、いいじゃん!)

自転車と、上手に付き合いたいんだよね。だから、「無理はしないのだ… 」=^_^=

 

自分の成長と共に、部品のグレードアップなど楽しめるバイク。

長く付き合う事が出来る、本物のバイク。

競技ではない、自転車趣味人に、本気で贈る、アルミロードバイク。

それが、アンカー RL6

 いかがでしょうか?

 

アンカーRL6 EX

コンポ:シマノ SORA2×9段

カラー:2色 ブラック&スカイブルー  ブラック&レッド

重量:9.5kg

販売価格:125.000円

※女性用モデル”RL6W”もあります。

 

 

作るしかない。

・・・、「無い物は、作るしかない。」

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様々な相談を受ける・・・。

これは、特殊な自転車の、特殊な部品ですが、

諸事情により、メーカーからの取り寄せが出来ないのです。

それならば、何かを流用するか、作り上げるしかありません。

そう、「アイデアで勝負ですっ!」

・・・と大きく出たものの、実は、

「元々の部品が、どんな物でどんな形であったのか?」全く分からないのです。

その為、勘と経験を頼りに、試行錯誤を重ね、解決策を、捻り出す訳です・・・。

 

今回に限らず、このような着地点の見えない作業や事柄など、

途中で、投げ出したくなる時もあります・・・。

「受けなきゃ良かった~…断れば良かった~…」と、自分を責める時もあります。

「バカバカ、チクショ~、このアホ!~」と、ひとり言を口にしながらの”裏仕事”は、

実にカッコ悪く、情けない姿です。・・・人に見せられるモノではありません。

私は、神様ではありませんし、完璧な人でもありませんし、ただのブ男です。(-“-)

でも、受けた以上は、やりきる。それだけ・・・。

そう、ぐだぐだと、愚痴ってみても、やりきるしかないのです・・・。

解決策や、着地点は、必ず発見する。それがダメなら、自ら浮上させる。

 

トラブルを抱えた自転車が直り、ユーザー様が活き活きと走らせること。

修理の目的は、これだけである。

 

私は、街の自転車屋、タカヤマサイクルです。

 

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お知らせ

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2月に、”諏訪養護学校・高等部”主催の、校外バザーが行われるそうです。

お時間がある方は、ぜひお足を運んで下さいませ。

♥2月10日 茅野駅前 ベルビア

♠2月11日 茅野会場 メリーパーク

♠2月11日 岡谷会場 レイクウォ―クOKAYA

詳しくは、こちら http://www.nagano-c.ed.jp/suwayogo/baza-chi.pdf

 

おお~。おっ?

ガンガン乗れば、それなりに、何かと、あるものです。

 

「変速が上手く決まらない・・・」という事で、入庫。

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ワイヤーの”ほつれ”がありますね~。これでは動くはずがありません。

「交換して、終了~!」・・・と思いきや、これだけでは解決しないのが、

機械というものである。

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ギヤを良く見れば・・・

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チェーンが浮いているのが解ります。(噛み合わせが悪いのである)

これは、チェーンが伸びてしまった結果です。

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外して、新品と比べてみましょう~。 (左が新品。右が使ったもの。)

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どんどん変わっているのが解りますねえ~。

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先端では、ここまで違っています。(>_<)

これでは、パシパシ決まるギヤチェンジが、出来る訳がありません。

 

自転車の仕組みとして、ギヤの歯部(凸)とチェーンの凹みが合わなければ、いけません。

伝達効率もそうですが、変速効率も低下します。

「チェーンの消耗」は、なかなか気が付かない”問題”ですので、

時々はショップにて、点検してもらう事をお薦めします。

 

ショップやメカニックとしては、この不具合は、すぐに判る不具合の原因なのだが、

ユーザー様には、気が付かないのが、普通です。

決して、鈍感(どんかん)という訳ではありません。

自分だけが使っているので、比べるものがありませんし、

また、徐々に悪くなって行っていくため、気が付かないのです。

それだけ、乗る事に、走る事に、ペダルを踏む事に、集中しているという証です。

 

あなたは、ライダー。私は、メカニック。不具合箇所を直します。

タカヤマサイクルは、我武者羅なライダーを応援します!

 

情熱のオーバーホール。随時、受付中~!

汚れた自転車も、ピカピカに仕上げます。

完全分解、洗浄、グリースアップ、ケーブル交換

納期は約7日間。料金は25000円~

ご来店、お待ちしております。

これも芸術品!

これも絶品です!

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ヒラメ ポンプヘッド  

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定番ではありますが、あえて、紹介しなくてはならない”ひとしな”です。

職人が手作りで仕上げる芸術作品  A craftsman made this!

 

材料は、冷たい金属なのだが、

「温もりを感じるもの」として、人気があります。

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縦型と横型の2種類が存在します。 これは、横型

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さすが、メイド・イン・ジャパン! メイキング・バイ・ショクニン! !(^^)!

本当に良く出来ている。完成度がものすごく高いのだ。

実際に、このヘッドを手にして動かしてみると、

「♪カクン」とロックされる。その瞬間が気持ちイイ。

当たり前だが、空気が漏れる事は、絶対にない!

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作り込みの良さを、手に取り、味わって下さいませ。

「イイ物っていうヤツは、こーいう物を、言うんだなぁ~♪」と、

あなたの心に、温かいメッセージが届くかも!?

 

お使いのポンプヘッド部を、ヒラメに交換してみませんか?

”ぬくもり”のプレゼント。受け取って下さい。

 

ヒラメ:ポンプヘッド

縦型:3980円

横型:4980円

芸術作品発表!

ロードレーサー界の王者”ピナレロ”に、芸術作品?が発表されたんだって…。

F10

”DOGMA・F10” ※(現行F8の後継モデルです。)

 

「ピナレロのドグマ」と言えば、「世界の自転車競技」では、

”勝利を導くマシン”として有名であり、その実績や評価も高く、

「王者ピナレロ」の名にふさわしい機材である・・・。

また、性能面だけではなく、デザイン性の素晴らしさからも、

多くのファンが魅了され、

「いつかは、ピナレロ。いつかはドグマ。」を夢見ている事だろう。(と思われる。)

 

ドグマの名前を付けられたマシンは、

いつの時代でも、優等生であり、その時代の最高マシンなのである。

世の中の物、何にでも言える事なのだが、

”今の最高”を越えるには、「研ぎ澄まされた領域での闘い」がある。

エンジニア達の思いや魂を、機材にするのだから、その情熱は計り知れない。

そんな事で、新型のF10を設計する上で、

優等生の現行ドグマF8を超える為に、下記の4点を重視したそうだ。

 ① ハンドリング・フィールを維持する
 ② 剛性アップ
 ③ 空気抵抗の低減
 ④ 重量の軽減

素材やデザインは大きくは変更せず、F10は、これらを全てクリアし発表されたのだ。

※詳しくは、メーカーのHPをご覧ください。

http://www.riogrande.co.jp/news/node/46587

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DI2のジャンクションが、フレームに埋め込まれ、スッキリとしたデザインがいいですね。

さらに、ボトルの取り付け部にも注目!

ボトルに当る風=空気抵抗を軽減するため、周辺が凹んでいる。

これにより、10%以上の空気抵抗が無くなったらしい。(スゲーなっ!)

F10d

 

TOPチューブの滑らかさなデザインは、さすがイタリア。

息を飲む美しさがある・・・。憧れちゃいますね~(*^_^*)

dogma

 

ドグマF10は、レーシング機材ですから、

「勝てる選手が乗る」と、その性能も、レベルも、

異次元的な喜びを伝えてくれるのでしょうね。

けれど、

店長のライディングレベルでは、その性能や良さを、数字的に語る事は出来ません。

・・・出来ませんが、このドグマF10の良さは、

とてつもなく、理解出来る。

ドグマ史上、ここまで細かく注意を払い、デザインされたモノは、無かったはずだ。

とにかく、カッコいいし、いちいち、頷けられてしまう説得力もある。

くやしいが、憧れない理由が見つからないほど、スバラシイ・・・。

芸術作品と言ってもいいほどの、完成度をもつ、ドグマF10なのだ。

 

最高峰のレーシング機材ですから、金額も、とびきり高価です。

それでも、もしも購入できるならば、

このような「究極な絶品」を、所有したいものですなあ~。=^_^=

世界のレースシーンで活躍するマシンに、自分も乗れるという悦を楽しみたいものです。

 

・フレームセット 625000円(税抜)

・完成車・デュラエース (新型Di2):1180000円(税抜)