ステム(突出し)の長さ・・・???

店長は120mmを使用してます。

ハンドルステムというパーツを、変えて走ってみましょう~という、「ステム無料お試し」を実施中です。
先日このページにてご提案申し上げたところ、多くの皆さんが興味を持たれた(感じられた)ようです。
とりあえず交換してみたいという方がご来店いただいております。
また、メールや電話で問い合わせも多く、「皆様の悩み所がここだったのか・・・」と改めて感じております。
そこで、ポイントを押さえておきましょう~!

① 立ち漕ぎで、窮屈感!? ~~~~~~~~~~~~~
10%以上の勾配では、積極的に立ち漕ぎをしてみましょう!立ち漕ぎで、「窮屈感」を感じている人居ませんか???
この時、ペダルを後から踏みつけているように感じるならば、ステム(ハンドルまでの距離)が短すぎます。
ペダルに体重が載せられないので、大きく損をしています。

② イスに座ると、腕が伸びきる気が・・・~~~~~~~~~~
窮屈感があったので、ステムを長くした・・・しかし、サドルに座るとハンドルが遠い気がする・・・
そういう場合もありますね。イスを前方へ出しましょう!ペダルに体重を載せる事が大切です。←※(大きなポイント!)
それでも違和感がある時は、乗り方(フォーム)の問題か、それ以外の何かかもしれません。
ステム長を戻して、ハンドルの交換をお薦めします・・・。

③ 下ハンドルが握れない・・・。
ドロップハンドルで、下ハンドル部が握り難い場合、ステム短すぎます。「えっ!?逆じゃないの?」と思うかもしれませんが、
窮屈だから、握り難い・・・場合が多いようです。

私(店長)は、初心者には短いステムをお薦めしています・・・腹筋や背筋が出来ていないビギナーには、絶対にこれが良いのです
しかし、乗り慣れて来ると、「なんか力が入らないな・・・」となります。♪ラッキーです!そうなると、ビギナーからの卒業です。
体が、自転車に乗るように変身してきた証拠ですよ。

皆様もぜひ、行きつけのショップにて、いろいろ相談してみて下さい。スバラシイ回答が得られるでしょう!

 

最適なサイズを見つけましょう! シマノPRO・ステム&ハンドル サイズフィッティング

ロードレーサーに乗っていると、「このサイズって、自分に合っているのか??」と疑問を感じる事があるよね。
イスの高さとか、ハンドルの高さとか、イスとハンドルの距離とか・・・なんとなく調整はしてみたものの、
良く解らないのが本音だ。
メーカーの完成車(純正品)を使っているから・・・とか、購入時にショップにてチェックしてもらったし、
これはこれで良いはずだ・・・と思い込んでいる人もいる。・・・雑誌などの影響で、そのまんまポジションで
セッティングしている人もいるね・・・だが、
ここで、大きな問題がある・・・。ポジションは綺麗だけど、これじゃ体を痛めるだろうな・・・という人が多いのだ。
特に、初心者は体が出来上がっていないので、いきなり「レーシングフォーム」ではダメだ!
ハンドル(ステム)短め、高めが良い。絶対にそうしていただきたい!(反論はあると思うが、まずはここからだ!)
それでもやはり乗り慣れてくると、「なんだかポジションがしっくりこないな~」と感じ始める・・・。うん。良い事だ。
良く気が付きましたね!スバラシイ ♪パチパチ~~(拍手) 気が付く事・・・とても大切なステップなのだ!
「ようこそ!リアルスポーツバイクの世界へ!」

過去に、私自身が専門家(レーシングスクール)にて、ベストポジションと乗り方を教えていただいた事がある・・・。
あ~だこ~だと指摘され、まあ、それらしいポジションになったが、それ以来自転車が楽しくなくなった・・・。
何がベストだ!?楽しくない事は、ベストじゃない!! フレームにより乗り方も違うし、人によって、みんな違うんだ!
疑う訳じゃないけど、楽しくないっていうのがプレゼントされちまったら、絶対に嫌だなあ~!と感じた事がある。
ということで、(ようやく本題に入るのだ・・・)
ハンドルのステムを交換してみましょう!1センチの差を自分自身で感じてみましょう!
ただいま無料貸し出ししております。 普段の、自分の走るコースを実際に走ってみて下さい。
ステムが長い(短い)と、「○○じゃん!うおおお~~~!」とか、「○○じゃん・・・うええ~~~」とか、
自分で感じてください。
(理論はあるが、理論は理論だけであり、体感する感動は無いね・・・。)
インドアでセッティングしたって、ダメダメ! マイコースで走ってみてこそ解るのだ!

私自身、選手でもないし、早く走る為の手段や、トレーニング方法は知らない・・・。けれど、
お客様の悩みや、問題を解決できるお手伝いは出来ます!
ぜひ、体感してみて下さいませ。

フルクラムやカンパニョーロに採用されているCULTについて

フルクラムやカンパニョーロに採用されているCULTについて、問い合せをいただきますので、お答えします。
CULTはセラミックボールベアリングで
USBもセラミックボールベアリングです。  
???えっ同じじゃんっ!?
そう!同じなのです。正しくは、「ベアリングだけ同じ」なのです。
ベアリング(球)は全く同じでも、それを受ける(支える)部分が異なるのです。
CULTは耐腐食性能の特殊スチールを採用し、グリスを不要にしたもの。
USBは普通のスチールの為、グリスが必要。
だから、CULT化にする為には、
この特殊スチールの球受けと球押しを交換するだけでOKだと言う事だ。


旧フルクラムレーシングゼロ(スチールボールベアリング・タイプ)の場合 ベアリングと球受け&球押しの交換が必要
新フルクラムレーシングゼロ(USBベアリングタイプ)の場合、球受け&球押しのみ交換。

これが、カルトベアリングだっ!

CULTベアリングです。
CULTベアリングです。
ノーマルベアリング(白いグリスが見えます)
ノーマルベアリング(白いグリスが見えます)
うひょ~~回る回る、すげーぜ!
うひょ~~回る回る、すげーぜ!
CULTを入れた状態です。(見た目は大きく違わないね)
CULTを入れた状態です。(見た目は大きく違わないね)

カンパニョーロの最上級ホイールに使われている「セラミックボールベアリング」=CULT(カルト)です。(左上)
↑CULT(カルト)ベアリングというのは、「セラミック・アルティメイト・レベル・テクノロジー」の略、
最高レベルの耐腐食性能をもつ材料で出来ているので、回転部分にグリースが必要無いのだね。
ペースト状のグリスの中では、どんな等級の高いボールベアリングでも、動きが重くなるのは必然で、
その為、グリースを使用しない回転部分は、動きが軽いと言う訳だ。
今回これを、フルクラムホイールラインナップ上、一番かっこいい”レーシングゼロ”にインスト~ル!
回る回る回る回る・・・・すげーぜ、これは!  これでついに「赤い彗星・シャア専用」になったぞっ!(・・・またかよ)
完璧な当たりが出るまで50~100kmほどの走行をしなければならないが、既にもう完璧ではないか!?と思うほど、
良く回るのだ。 あっははははは・・・と笑っちゃうくらい、止まらないホイールになりました。はい。

以前、このカルトベアリングのホイール付き自転車に乗った事がある・・・下りが怖いくらいスピードに乗るのだ・・・。
平地でも、一漕ぎで、「すううううう~~~~~~~」と走り、普段自分の使っていた105とは全く違ったのを覚えている。
このホイールも、お客様に同じ感動を与えるのかな・・・?う~ゾクゾクしちゃうねえ~~~。

気になる金額ですが、ホイール前後(1台分) 37000円です・・・・
高価と言えば、高価だが、気に入ったホイールを、自分のアイデアで最高の性能を持つホイールに変身させる事は
楽しいし、夢がある。ワクワクするし、ドキドキする・・・。これは正しい買い物の仕方だと私は思う。

うしろギヤの話

スポーツタイプ自転車の”後ギヤ”の話です。
どれも同じように見えますが、わずかに違うのです。これは、自転車を走行させる上で、性能上大きく左右する、
スーパーな部品なのです。 ギヤの段数が10速とか9速とか8・7・6・・といろいろありますけど、
この段数が大きければ速く走れる・・・っていう訳ではない。10速ギヤと8速ギヤを比べた場合、
一番小さいギヤと、一番大きなギヤの大きさ(歯の枚数)が同じならば、スピードは全く変わらないのである。
ではなぜ11速とか10速という多段が必要なのかと言えば、ギヤの歯数を限りなく近くする事で、勾配や加速時などに
自分の脚力に合った歯数でペダルを漕げるからなのだ。そのため効率良く、結果速く走れるという訳だ。(基本的にはね)
そして「速く走る=正義」 ならば、小さいギヤ(重いギヤ)でガンガンペダルを漕げば(踏めば)、結果は出る。
でも踏めないから、上記のように効率良くペダルを漕ぐ(踏む)為に、その道の勾配、風など考えて、適切なギヤを選び、走る。
・・・って、ここまでは良く聞く話で、何をいまさら・・・って思う方も多いだろう~。
なぜこんな話をするかというと、
速い事が全てではない自転車乗りにとっては無駄に重いギヤは必要ないし、
乗り方(ライディングスタイル)によっても、違うのだ。
と改めて言いたかったからだ。
オイラ(店長)の場合、最高速なんて、全く興味ないし、ラクに楽しく自転車に乗れる事が出来ればそれで良いと思っている。
強いて言うならば、「体の前に在る空気の壁を切り裂くのが好きだ!」と言いたい。 ←(言ってみたかっただけだが・・・)
だから、どこからでも加速できるクロスレシオのギヤを使っている。
10速:「16・17・18・19・20・21・22・23・25・27」というジュニア用を使用しているため、
中低速走行には抜群の威力を発揮するのだ。(この考え方は10年以上変えてないな)
また、フレームの素材(特性)によっても違う。 ちなみに(・・ちなまなくても良いのだが)
店長の好むフレームは、とにかく”良くしなる”フレームだ。
その為、立ち漕ぎでは車体が左右に「ぎゅいん・ぎゅいん」となる物を好むので、その結果、
リズミカルにペダルの上でダンスが出来るような(ペダリング出来るための)ギヤを選択する・・・それだけだ。
ペダルの回転数(ケイデンス)なんて、60rpm以下だし、それ以上は疲れるから回さない。(なにか?)

・坂道をラクに登れるようにと、ロードレーサーにMTBのギヤを搭載したモデルもある。(11~32T)
・ダッシュ&ダッシュを繰り返し、機敏に加速を楽しむ為のギヤ(14~25T)
・平地だけを気持ち良く走る固定ギヤの魅力。
・高速ギヤを排除し、上りと向かい風に挑戦するギヤ。(16~27T)←店長仕様

好みのギヤを知る事や選ぶ事は、なかなか難しいことなのだが、そういう事も覚えておくと良いね。

結論:自身のライディングスタイルに合わせて、ラクに走る為のギヤを選ぼうぜ!

アムロ:「なぜ、シャアは、僕のカーボンバイクに着いて来れるんだ!?ちくしょ~ぶっちぎってやるう~!」
シャア:「甘いな・・・この直線は・・・・ こう走るのだよ!」 
(そう言ってアムロを抜き去るシャアであった)
アムロ:「ま、負けたあ~!? なぜだ?足が、ペダリングのリズムが、シャアと違う・・・僕のほうがケイデンスが高いのに・・」
セイラ:「アムロ聞こえて? あなたのバイクは最高速を重視したマシンなのよ!シャアのそれとは違うのよ。」
シャア:「この緩やかな勾配と突然の向かい風には、瞬時に対応できるクロスミッションが良いのだよ、アムロ君。」
ラル:「小僧!ギヤだけで判断しているな!ライディングスタイルが違う事に気が付きたまえ!」
セイラ:「シャアは体を前後左右に振ったダイナミックな走り方よ。アムロの高回転型ペダリングと違うのよ。」
ラル:「坊やのバイクは高回転に耐えられる超高剛性フレームだ。シャアのバイクは、大きくしなるクロモリなんだぞ。」
アムロ:「そんなのただの理屈だ!こうなったら、150rpmいや、200rpmで回してやる・・・」
ブライト:「無茶はやめるんだ、自爆するぞ!今は勝負する時じゃない。この先の市内地を周回する所がポイントだ。カイ!出撃だ。」
シャア:「私はここで勝負を決めるつもりだ!ゴールラインを越える事より、アムロ君を今潰すことが、私の仕事だ・・・。」
アムロ:「今はシャアに譲ろう・・でも、この先が僕の得意なコースなんだ・・・やってやる・・待ってろ、シャア~~!」
カイ:「適当にやっててよ・・・よろしくもよろしくもないんだろ・・・でも、今のシャアは俺が叩く…徹底的にな。」

ライディングスタイルとギヤの選択、そして少年達の戦う心に、競争世界の悲しみを覚えるのであった・・・