こんな事も、やります。

体に障害をお持ちの方でも、自転車に乗りたい気持ちは大きいわけです。
特に最近のカッコイイ、ロードレーサーのような自転車に憧れるのは当然です。
しかし、安全を考えた場合、お勧めするべきかどうか、悩むところではありますが、ご本人の気持ちがある以上、
それに応えるのが、私達プロショップだと思っております・・。
全部がカーボン素材で出来ているフレームを選べば、軽いし、コントロールもし易いはず・・・。
そうなのだ、高性能な物とは、こういう時の為にあるわけだな。うんうん。
それに、片手で操作出来る自転車を作ればいい。・・・それだけだっ!
という事で、写真のように、一本のレバーで、ワイヤーを2本引く事が出来るシステムを使用すれば、
片方の手だけでも自転車に乗れるようになります。また、スポーツ用自転車(変速機付き)に乗りたいので、
グリップシフトを付けました。
しかし、市販されているブレーキレバーでは短すぎてブレーキがかけられない・・・。困ったぞ。そこで、

一品もの、アルミで削りだしたブレーキレバー

ブレーキレバーを作り直しました。(上 ノーマル   下 今回作ったもの) 協力:佐藤製作所 様
金額的には割高になるが、これは仕方がない事かな・・・。これでシフトとブレーキの問題は解決です。

選んだフレームは、BOMA:CT-21R 直進安定性能がピカイチのモデルだ。
シフター&Rディレーラーはスラム:X9。クランクはシマノ:カプレオ MTBコンポを採用し、登り坂も楽々対応。
タイヤはパナレーサーのツアラー700×26C。パンクがの心配が少ないのが良いですね!

完成車の写真はユーザー様のお気持ちを考え、ここでの掲載は出来ませんが、
完成度はかなり高いです!カッコイイです。はい。
もし、フラットバー仕様のBOMAに乗って、諏訪湖を走っている紳士がいましたら、
気持ち良く、お声をかけてあげて下さい。

「・・・こんにちは!自転車最高っすね! 」

皆様も何かお困りの事がありましたら、ご相談下さいませ。
タカヤマは、全力で対応させていただきます!

そうだよ、夢は、叶えるためにある・・・。

 

ボトムブラケット部の処理・・・やってますっ!

削り始めた直後・・・。
90%完成~!(まだ塗装が残ってる・・・。)

これは、ボトムブラケットの面出し加工です。製造メーカーではなく、お店が行う仕事です。
この作業をしても、自転車が完成した状態時には、見た目にはお客様には全く分からないのです・・・。つまり、
やってもやらなくても、「ふーん・・・」程度でしか無いのですっ!!
しかし、近年のボトムブラケットは、このサイド面の精度によって、回転性能が大きく異なる事をご存じだろうか?
また、不快なキリキリ音や、嫌なキシミ音が出るのも、この処理が出来ているかどうかが大きい・・・。
つまり「販売店やメカニックが、ここにどれだけ注目しているのか!?」という事がポイントなのだ・・・。
だからと言って、「何でもかんでも削れば良い」という訳でもない。メーカーが意図的に塗装を厚くしている場合も
あるし、商品によっては削れる量がギリギリの場合もある。この判断がメカニックの経験と知恵になるのだろう。
今まで当店では、高額商品やフレームから組み上げる場合のみ、この作業を行っておりましたが、
今後はほとんどの機種も加工したいと考えてます。   全てはお客様の満足の為に・・・。

お客様満足度 向上宣言!  byタカヤマ店長

 

どんな修理でも、ドンと来い!

お客様のご依頼で、完全レストア中(作り直し中)のブリヂストンロードマンです。
フレームは当時と同じ色で塗り直し、デカールも製作中。
かなりの時間がかかり、ここまで出来上がりました。完成まであと一歩です。
レストアと言っても、今時のパーツを使いつつ、当時の味を復元するという賢いモディファイなのだ!!
お金じゃ買えない価値がある…ここでは数字で語る性能なんて、どうでも良い…。
こういう事に夢中になるのが(なる事が?)カッコイイじゃないかっ!

↑ミヤタ・ルマンツーリスムのオーバーホール途中の写真です(左)
年式的のはかなり古いのだが、オーナー様の保管(手入れ)が行き届いていたため、
これはかなりの良品でした。
全パーツを外し、洗浄。サビを取り除き、各部のグリースアップ・・・消耗品を新品パーツに交換を行い、
完全リフレッシュ!(右写真) まだまだ現役でバリバリ走れるね!

※ 皆様も、もし修理をしたい自転車をお持ちでしたら、ぜひご相談下さい。
誠意をもって、対応させていただきます。
店長:高山真

車いす、修理します!

大急ぎで仕上げるのだ!

これは、使用する方にとって、生活に絶対必要なものですよね。
1分たりとも手放せないのです・・・。ならば、
他の仕事を後回しにしても、大至急修理しなくてはいけないのだ!

この時、ロードレーサーのギヤ交換に来店されていたお客様が先に居りましたが、
事情を説明し、車いすの修理を優先させていただきました。(Sさん、ありがとうね!)
これからも、もしこのような状況がありましたら、皆様のご協力とご理解をお願い致します。

お子様用の三輪車に手押し棒(補助器具)を取り付けたいと、相談を受けました。
「乗用車に積み込み易いように、手押し棒を簡単に着脱できるように」という希望です。
この三輪車は医療器具に近いですから、簡単にはいきません・・・。しかし、
頼られたら、それに応えるのがタカヤマサイクルです。(というか、高山真の意地です!)
鉄板を折り曲げ、ドリルで♪ブ~~ン! 鉄のこで♪ギコギコギ~~。
クイックリリースレバーを・・・・・ああ~失敗~。あ~また失敗~~。またまた失敗~。
数回繰り返し、この形になりました。

皆様も、なにかございましたら、ご相談くださいませ。
頼られたら、それに応える努力はします

 

見てますか?「リムテープ」

超高圧の空気を入れるロードレーサー・・・。
チューブにかかる負担は想像以上のものです。
特に、このリムテープ(フラップ)はスポーク穴に、チューブが入り込まないようにと頑張る
もっとも大切な部品なのだ!
見えない所でけなげに働くリムテープ君に大きな拍手を送ろう!

左の写真は一年間使ったものです。チューブの高圧に耐えて頑張ってきましたが
陥没してしまいました・・・。リムテープは消耗品です。
1年くらい使ったら、新品に取り替えましょう(右)

また、パンク修理や、タイヤ・チューブ交換の時には、リムテープが陥没していないか?
ずれて、スポーク穴が見えていないか?など必ずチェックすることが大切だ!