おお~!

素直に、カッコイイね~!

完全受注生産の、ピナレロ社のフルカーボン・ピストフレーム ”MATT・SPRINT”

価格は、なんと! 643000円・・・・。(フレーム&フォームのみ)

このカッコいいハンドルは 184000円・・・(うわっ!高価!!)

無理やりブレーキ付けて(付くのか?) 街乗りとして公道を、の~んびりと走らせたら

ちょっとクールじゃん!?(本来の使い方と大きく違うが・・・)

実際に購入する人は、少ないだろうが、もしも、余裕があるのなら、欲しい一台だ。 よね?

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夏季休暇のお知らせ

8月15日(水)16日(木) お休みいたします。

※14日(火)は通常営業 致します。ご利用下さいませ。

 

 

楽しい、レース。

楽しい~と思えるレースとは・・・。

もう、10年以上前の事だが、

ある時、有名な雑誌の、これまた、あるページに

「最近MTBレースが楽しくないんだな・・・」という無責任な一言が載っていた・・・。

この瞬間から、日本各地で行われていたMTBレースに”陰り”を感じたのは本音だ。

楽しいか楽しくないか、そんな事、記事にすることじゃないし、雑誌で発表する事は

ただの「バカ」だと思った。いや、今でも真剣に思っている・・・。

当時、全国的にMTBレースイベントが全盛の中で、

いかにも、「変化球」を放った文章のつもりだったかもしれないが、残念な一言だった。

この記者(ライター)だけではなく、MTBのレースが楽しくなくなったと思った人も、

少なからず居たことも事実。(実は・・・私もその一人だったからね・・・)

だから、MTBブームが自然消滅のように過ぎ去ってしまったと思われる・・・。

 

つまらない → 楽しくない → 達成感が無い → 笑えない → 意味がない

せっかくの休日に、ネガティブな要素が詰まったイベントに誰が、参加するんだ!?

その事に、大会運営者が気が付かなかったのだろうか???

※(けっして、運営者の責任にしている訳ではない・・・)

 

楽しいレースって、コースにあると、私は思う。

1周、約20分~30分なんていう長時間コースは、

応援する家族や、ライダーも寂しくなります。

「これを2周して、誰が早いのか?」なんてのが、当時のスタイルでした。

20~40分にドラマを持たせようと、何処までも登らせ、乗れない山道を走らせ、

苦しいだけで、ただ疲れた・・・っていう事も、多々ありました。

一緒に行っていた、応援してくれる友人や家族は、

「行っても見れないから」という理由で

同行を拒み、結局、「走りに行く」だけを目的にした参加者達しかいなくなり、

選手(ライダー)は孤独感を感じながら黙々と走るだけという、

なんとも味気ないものになってしまった・・・。

結果、「レースが楽しくない・・・」と声に出してしまった人も、多かったのだと推測します。

 

MTBブームが過ぎたとか、今はロードレーサーだとか、いろいろな事が言われているが

今のMTB事情は変わってきています。もちろんレースもそうです。

先日行われた、シマノ・バイカーズフェスティバルIN富士見パノラマ。

さすが20年以上の歴史を持つレースだ。ずばり、楽しいのだ。

いや、時代に合わせた、楽しいイベントに変化して来たのだ!

クロスカントリーコースは、一周7~8分で走りきれ、勾配も少ないコースでした。

ベテランライダーならば、5分台で走っていたし、

初心者や体力の無いライダーならば10分台で走っても良いのです。

追い抜く楽しみと、抜かれる時の尊敬感。(決して屈辱では無く、尊敬なのだ)

一定の時間で、何周もするから、見ている人も楽しいし、

応援する家族の前を「お父さんがんばって~!」と言われ走る事も出来る。

(彼女の可愛い声援も、バッチリ聞こえて、嬉しいしねえ~♡)

途中で休んだって構わない。自分のペースで走ればいい。

だから、みんなが笑顔でいる。

他人の笑顔を見て、自分も笑顔になれるし、誰かの「楽しい~♪」の声を聞けば、

なぜか自分も、もっと楽しくなる”魔法”にかかってしまうのだ。

ダウンヒルも、「ヒヤッ」とするような、危険な箇所は無いし、

ツーリングも、その他すべてのイベントも、華やかさが違う。

 

先月行われた”諏訪湖はらっぱMTBレース”も短いコースで周回数を重ねるもので、

小学生でもベテランでも充分楽しめた内容だった。みんな笑っていたし、

また走りたい・・・というか、挑戦したいと思うコースでもありました。

今度は自分に課題を与えて、走りたいし、皆さんを誘ってチームプレーを楽しみたい。

簡単過ぎるコースはプロライダーからすれば、テクニックを発揮できす、

ある意味、面白くないかもしれないが、

私達のMTBレースとは、これで良いのだと思います。

激坂、ロングライド、テクニカルなレースは、プロに任せておきましょう。

「それでは選手が育たない」と言うかもしれませんが、それはそれ。

多くのライダーは「自らの楽しみ」を求めているんだと思います。

 

楽しいレースとは、コースにあり、そこに笑顔と歓喜が溢れている事。

もちろん、個人個人の思いも重要だが、

走り易くて、周回が出来て、ライダーと応援者も一体感があるレース。

 

本来、レース(大会)は、楽しいものなのだ・・・。

ゴールラインを踏んだ達成感は、何とも言えない幸福なのだ。

私達ショップも、MTBの楽しさを伝える事や、レースへの誘いをサボっていて

大きく反省する事も多いのだが、今、改めて、あの頃を思い出したいと思う・・・。

”必ず、自分に勝つ事!” これだけで、十分な目標だ!

一緒に、走って行きましょう~!

 

コースの話

自分の好きなサイクリングコースは、”自分のメジャー”で探すのが良いね。

店長が楽しいと思うコースは、適度なアップダウンと、美しい景観。

そして、様々なドラマが在る・・・のが良いです。風景や温度が変わるのが好き。

けれど

もっとも、重要なポイントは、「時間」である!と大声で言いたい。

時間・・・??? 

そう、実際に走る時間です。朝とか、夕方とか、そういう時間帯の話。

それと、もうひとつ、家を出てから帰って来るまでの実走行の時間。

自転車は”孤高”な遊びだと思う。

走っている時は、良い意味で孤独だし、体力も考え方も自身で対話しながら、

コースを選ぶのだ。

嫌になったら、帰えれば良いし、まだ行けるぞ!と思えば、走ればいい。

 

一つのバロメーターとして、時間で走る事を、覚えておきたい・・・。

 

 

 

 

新入荷 KOGA

うふふふ。ついに、仕入れてしまいました。

店長、憧れの”KOGA”。

コガと言えば、当時「コガ・ミヤタ」というロードレーサーが在り、

すごく欲しかったものです。(もう20年以上も前の話だが・・・)

今は、ミヤタの文字は消え、”KOGA”という名前で歩いている。

 

写真のモデルは、KIMERA(キメラ)3K DI2専用。(269000円) 

作り込みの良さは、格別だ!

ぜひ現物を、ジロジロみて欲しいし、触ってみて下さい。

TOP長は566mm 。完成させたら、かなりカッコイイと思いますよ!

ブレーキケーブルも、内蔵式だ!  ぜひ、現物をご覧下さい。ご来店お待ちしております。

 

汗から出るものって、な~んだ!?

暑い季節ですね。汗が凄く出ます。「Q:その汗には何が入っているでしょうか?」

答えは”塩”。・・・汗からは水以外に、塩が出ます。

ハンドル部分。特にヘッド周辺は 額から大量の汗が落ち、塩が付着します。

乗車中は、「たかが水分が付いただけ」と思うんですが、乾くと、そりゃあもう凄いです。

ヘッドキャップを開けてみると、砂状になり、パイプ内に付着した大量の塩がどっさり。

そしてハンドルステムを抜くと・・・(写真のように、白いものがハッキリ見えます。)

塩って、ざらざらしてますよね。つまり、滑り止め効果も発揮してしまうので、

整備の時など、部品の取り外しが、難しくなります・・・・。ステムすら抜けません。

ヘッドのベアリングも塩分で侵され、サビサビになります。

(写真のPINARELLOの部品を外すには、切り取るしか方法はありません)

ボトルゲージのネジ山も塩が付着しています・・・。

アゴから滴り落ちる汗は、フレームのあちらこちらに何かしら跡を残します。

スチールフレームは、サビに直接つながりますし、汗に含まれる”酸”により、

塗装を痛める原因にもなります・・・。(つやが無くなっている時はこれだ!)

汗をかく事は、仕方がありませんが、

走り終わった後は、自転車を軽く水洗いをしておきましょう~!