ボトムブラケット部の処理・・・やってますっ!

削り始めた直後・・・。
90%完成~!(まだ塗装が残ってる・・・。)

これは、ボトムブラケットの面出し加工です。製造メーカーではなく、お店が行う仕事です。
この作業をしても、自転車が完成した状態時には、見た目にはお客様には全く分からないのです・・・。つまり、
やってもやらなくても、「ふーん・・・」程度でしか無いのですっ!!
しかし、近年のボトムブラケットは、このサイド面の精度によって、回転性能が大きく異なる事をご存じだろうか?
また、不快なキリキリ音や、嫌なキシミ音が出るのも、この処理が出来ているかどうかが大きい・・・。
つまり「販売店やメカニックが、ここにどれだけ注目しているのか!?」という事がポイントなのだ・・・。
だからと言って、「何でもかんでも削れば良い」という訳でもない。メーカーが意図的に塗装を厚くしている場合も
あるし、商品によっては削れる量がギリギリの場合もある。この判断がメカニックの経験と知恵になるのだろう。
今まで当店では、高額商品やフレームから組み上げる場合のみ、この作業を行っておりましたが、
今後はほとんどの機種も加工したいと考えてます。   全てはお客様の満足の為に・・・。

お客様満足度 向上宣言!  byタカヤマ店長